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お湯95度前後 注ぎ蒸らす 飲み続けて体調維持 ブレンドして飲みやすく 出し殻 まだまだ使える |
![]() 温かい飲み物が恋しい季節。美しい色や独特の香りを楽しめるハーブティーは、種類によって様々な健康効果も期待できる。生葉の「フレッシュ」と、乾燥させた「ドライ」があるが、フレッシュがが少ない冬でもドライは入手できる。まずは、入れ方の基本から。 「味や香り、成分をうまく引き出すには、お湯の温度と蒸らす時間が大切です」。こんなアドバイスをするのは、ハーブ専門店「ボタニカルズ」を運営するコネクト(東京都千代田区)で、商品企画を担当する関谷朱桜実(すおみ)さんだ。 ティーポットとカップにはお湯を入れて温めておく。ポットは透明なガラス製が適している。ハーブティー特有の色を楽しんだり、濃さの程度を目で確かめたりできるからだ。ドライには微小な茶葉も含まれるので、できるだけ目が細かい茶こしを選びたい。 ポットには、カップ一杯(150〜180cc)当たり大さじ一杯程度のハーブを入れる。ポイントは沸騰させてから20秒〜30秒置いた湯を注ぐこと。「95度前後が香りや味を出すのに適してます。温度が低いと成分が十分に抽出できませんから」と関谷さん。 注ぎ終えたら、香りが逃げないように素早くフタをする。蒸らす時間は花や葉のハーブなら3分、実や種なら5分が目安。時間が来たら、すぐにハーブを取り出すか、カップに注ぐのが、もう一つのポイント。蒸らしすぎると苦味や渋みが出てしまう。 手軽なティバックも普及しているが、ドライは湯を注ぐと、ポットの中に花が咲くように茶葉がゆっくり開いていく。これを眺めていると癒されるという愛好者も多い。関谷さんは「忙しい日常の合間に、お茶を入れてくつろぐことで、心身のリラックス効果も得られます」と言う。 |
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