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お湯95度前後 注ぎ蒸らす 飲み続けて体調維持 ブレンドして飲みやすく 出し殻 まだまだ使える |
日本では「おしゃれな飲み物」というイメージが強かったハーブティー。元々は古代ギリシャ時代にまでさかのぼる薬草茶で、最近は健康維持や体質改善のために飲む人が増えている。 ハーブの正しい知識の普及を進める日本メディカルハーブ協会(東京)理事で薬剤師の三浦利加子さんは「ハーブには医薬品のような即効性はありませんが、その人の体に合わせた穏やかな効果が期待できます」と言う。
生活習慣病の予防に有効とされるのはマルベリー。糖分の吸収を抑え、血糖値を下げる働きがある。このハーブティーは食前に飲むとよい。リンデンは血圧を下げると言われる。不眠にはバレリアンとジャーマンカモミール。鎮静作用と体を温める作用があり、深い眠りに誘う。 一方、医薬品との飲み合わせに注意が必要な種類も。うつ症状に効くとされるセントジョンズワートは、血液凝固防止薬と一緒飲むと、薬の働きを弱めてしまう。ブラックコホシュやセージは女性ホルモンに影響を与えるため、妊娠中は控える。 ハーブティーは一時に大量に飲むのではなく、日本茶を飲むのと同じように習慣にしていくことが大切。「今年は風邪をひかないけれど、ハーブティーのおかげかなというのが理想です」と三浦さんは話している。 |
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