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出発までに1時間くらいあるので、ホテルの近くの サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂 まで、急いだ. 入口付近に、警官のような制服を着た男性4.5人がいたので、中に入ることができるかどうか、にっこり笑顔で聞いてみた。 早朝のせいか、教会内部はひんやりとして薄暗い。まだ、訪れる人も少なくマリア様がキリストを抱いたステンドグラスが朝の光を通して美しく輝いていた。 マリア様の緻密さに比べてキリストがロボットのようにみえたのは信心のなさの故か・・・(~_~;) |
今日の日程は、 JALユーロエクスプレス・バスにてローマからフィレンツェへ。途中で中世の町並みが残るアッシジに立ち寄る。 |
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![]() 不勉強のため、トイレ休憩くらいかと思っていたアッシジはキリスト教の世界では大変な場所らしい。小高い丘の上の教会を含む小さな町全体が世界遺産に登録されれているそうだ。 |
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![]() 2Fにはジョット作のフレスコ画が30枚近くあった。フレスコ画とは生乾きの漆喰に絵を描き、壁が乾燥すると絵と壁が一体となり、光に強く、色あせしないことが特徴らしい。ところどころ剥げ落ちた壁面もあったが、未だに色鮮やかにその姿をとどめている。 数年前、日本からの観光客の若い女性が急に「私も修行したい」と修道院に緊急入院(?)してしまったとの紹介もあった。今もここで修行の毎日らしい。 数人の食事予定コースの人と離れ、食事した。テラスにピザとワインを持ってきてもらって食べた。食べた後は、ちゃんと店の中に行って代金を支払った。食い逃げするような不届きな住人はもちろん、観光客もいないようだ。 メインストリートを離れてバス停に向かおうとしたら少々道に迷った。あわてたが何とか、30秒遅れくらいで帰り着いた。あ~、怖かった、ま、足の運動になったかも。 |
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![]() バスは、昔、中田英寿選手のいたペルージャの町を右に見て走った。ペルージャもそうだったが、小高い丘の上にいくつも町がある。うねうねと丘陵がつづく。 日本だったら川の側や海岸の近くに町を作るのではないだろうか。古代のローマ人はどうしてわざわざ交通や水の便が悪い丘陵地に町を作ったのだろう。敵からの防御のために丘の上に町を作ったのだろうか。 確かに、丘の間の低い所はいかにも、「低い所」という感じで、丘を見上げるようになる感じはあるのだが。 |
さてトレイ休憩。バスは、アウトレットの店に立ち寄った。道路沿いの畑の中にぽつんとできたような店だったが、中に入ると、グッチ、サンローラン、・・・などなど、みなほしいものばかり。 あまり多すぎて結局何も買わないで出てきてしまった。他の人もほとんど買っていなかったようだ。でも、他のバスや自家用車の外人さんたちは結構買っていたようだ。 ここで面白いことがあった。(バスで始めて一緒になった人だが)同乗の若い女性が、偶然、日本の同じ会社の知り合いの女性と出くわしたそうで、大きい声で騒いでいた。 |
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一段落してから夕方ではあったが早速散歩に出かけた。市の中心にある大聖堂(イタリア語ではドゥオーモ)まで歩いた。どうも発音しにくいが・・・。 この旅行が「スタンダード」の申し込みであったので、ホテルはやや中心部から離れていた。だいぶ歩くことになったが、その分、ダビンチも歩いた路地や、そこをくねくねと曲がりながら走る胴の短いバスなど珍しかった。 まったくそのバスは・・・、狭いから車は来ないと思っていると、すぐ脇の道からそのバスが出てくる、ナンとも奇妙な気分。 |
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4/5 ローマへ |
4/6 自由行動 午前 |
午後 |
4/7 JALバスでアッシジへ その後フィレンツェ |
4/8 自由行動 |
4/9 JALバスでラヴェンナへ その後、ベニス |
4/10 自由行動 |
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