フィレンツェ自由散策
アルノ川沿いにあるフィレンツェ

朝食も早々に、フィレンツェ見物に出発。

フィレンツェはアルノ川からということで、アルノ川のほとりを少し歩き、1500年ころからあるという国立図書館の脇からサンタ・クローチェ教会へ。9時過ぎだったが、入ろうとするとガードマンが入れないという。ローマ法王死去のミサをしているらしい。そういえばローマでは今日、葬儀をしているはずだ。
ヴェッキオ宮殿とウッフィツィ美術館

トイレにも行きたくなったので、ヴェッキオ宮殿に入った。入口の門の外にはミケランジェロのダビテ像のコピーとかネプチューンの泉とかいろんものがあったので、そちらに入ってしまったのだがこれでまちがった。

本当は、この時間であればその脇のウッフィツィ美術館に入るべきだったのだ。昼食後、たぶん2時半ころにそのウッフィツィ美術館に入ろうと行くと、長蛇の列。20分くらい並んだが全然進まないので、あきらめた。というわけで、ボッティチェリのヴィーナスの誕生は見られなかった。残念!!

その列のすぐ近くに日本人かと思ういでたちの若い女性がいた。聞けば、韓国人で、大学を卒業し、銀行に就職が決まっているのだがその前に1ヶ月かけてヨーロッパを回っているとのこと。イタリアだけで10日間の予定とか。彼女は並んで待つそうだ。
ドゥオーモ/大聖堂(カテドラル)の正面

3時半ころから、昨日来た大聖堂にきた。手前がDUOMO(ドゥオーモ)、奥が茶色の丸屋根がドーム。「ドゥオーモ」とはイタリア語で「大聖堂(カテドラル)」の意味だそうだ。最初はドームのことをイタリア語ではドゥオーモと言うのかと思っていたが違っていた。

写真の左側がドゥオーモ/大聖堂(カテドラル)の正面になるのですが、ま〜感心するくらいに凸凹の飾りが刻み込まれている。土ぼこりでも溜まったら汚くなるのじゃないかと思うが、適当に雨で流れるんでしょうねぇ。

写真を写している側には「ジョットの鐘楼」と呼ばれる高い塔があり、それを歩いて頂上まで上った。
ジョットの鐘楼からの眺望

狭い階段をぐるぐる回って上っていきます。頂上からはそれほど広くもないフィレンツェの町全体と近郊の緑まで見渡せた。感激!!

高さはドゥオーモの茶色のドームとほぼ同じくらい。あちらの頂上にも人が上っていて小さく見えた。

エレベータでスイッと登れないので人もそれほど多くなく、ゆっくりできた。
少々、太ももが痛い。

最近だぶついてきた身体も、イタリア旅行で少しは引き締まってくれたかもしれない。
写真はサン・ジョバンニ洗礼堂にある天国の門と名付けられている扉。

この扉は、ミケランジェロが美しさのあまり“天国の門”と名づけたということだが、環境汚染によりこの精巧なレリーフが痛んでしまったので、本物は現在修復中で、これはレプリカとのことである。

ガイドブックではこの扉は黄金に輝いているが、実際に見ると鉛色に見えた。

鹿皮のジャケット

イタリアといえば、革製品。夫は、以前から欲しかった軽くて手触りの良い、鹿のなめし皮のジャケットを買った。
ポケットが内側に片方しかなかったので、もう一方にチャックつきのポケットをつけてもらった。

代金を払って、品物は6時にホテルに届けてもらうことにした。

代金を先に払って、ちゃんと届けてもらえるか不安だったので「不安だ」といったら、でっぷりとした体つきのご主人が「オー・マンマミーア!」といって嘆いて見せた。

※マンマミーア
は、直訳すると「おれのかあちゃん」、意訳すると「なんてこった」という感じ。英語でいう「Oh My God」です。母親中心社会のイタリアならではの言葉だそうです。


ジャケットには立派にポケットがついて、約束の時間に届けられた。
4/5
ローマへ
4/6
自由行動
  午前


午後
4/7
JALバスでアッシジへ
その後フィレンツェ
4/8
自由行動
4/9
JALバスでラヴェンナへ
 その後、ベニス
4/10
自由行動