夢荘日記　　　　2000年5月

これまでの日記　　　　　 1998年 6月　 7月　 8月　 9月　 10月　 11月　 12月
1999年 1月　 2月　 3月　 4月　 5月　 6月　 7月　 8月　 9月　 10月　 11月　 12月
2000年 1月　 2月　 3月　 4月　 5月　 6月　 7月　 8月　 9月　 10月　 11月　 12月
2001年 1月　 2月　 3月　 4月　 5月　 6月　 7月　 8月　 9月　10月　11月　12月
2002年 1月　2月　3月　4月　5月　6月　7月　8月　9月　10月　11月　12月

5/31/2000（グルメだったのか、先生は）
先日の休日、大学時代の恩師の叙勲祝賀パーティーに参加。遠路はるばるの訪問であったが、懐かしい研究室の仲間、先輩、後輩と再会した。15年程前に研究室創立20周年でお会いして以来の先生は、随分年をとられ、杖をついての登場になったが、頭の方はしっかりしているようだった。

その席上で配布された、先生がイギリス留学中の思い出を書いた文章にこんなのが有る。

「イギリスでうまいものが食べたかったら選択のめやすは加工度の少ないこと。それは材料のもち味が残されている可能性につながるから。果物が最上、それに次いでローストビーフ、鮭の薫製等、たまたまこれらは材料が良質であり、ほんのわずかの加工で難をまぬがれているから。・・・」

3年間の研究室生活で、食べ物について話したことが無かったが、味にはうるさい方だったのかと、改めて思った。私も味にはかなりうるさいのだが、素材の味を壊した料理に会うと、感じる思いが上の先生の文章そのものだ。イギリスの味がどうかは知らないが、日本でもそんな感じのする地方もあるし、量産品の食料には、わざわざ素材の味を壊すような香料や味付けが加えられているものが有る。

お奨めスポットで紹介している味噌もハムも酒も、素材の味を生かした一品だ。但し、加工度が少ないから救われているのでは無くて、味を理解して、余計なものを加えずに、丁寧に作っているから生まれた味。イギリスでは無くて、日本の田舎に住んだ幸せを感じる味だ。

この日記にsomethin' good...さんが早速反応されています。
「イギリスでうまいもの？
そりゃ、グルメっていうより、イギリスにうまいものがないって思いっきり言いたかったのでは｡｡｡」
そうです、ハッキリと言われています。上の引用文の前段は次のようになっています。

「一週間以上イギリスに滞在した日本人が異口同音に言うことの一つは「食物がまずい」と言うこと。この点については私がいかに「アバタもエクボ」的論法をひねっても弁解出来ないし、またするつもりもない。強いてこじつければ「イギリス人は国をあげて粗食に耐える訓練にいそしんでいるらしい」とごまかすのがせいぜいだが、どうもこれは性来料理の天分に恵まれていないらしい。」

で、イギリスでうまいものが食べたかったら・・・の文章に繋がっています。
その後もあるのですが、省略して、食べ物のところからは「いずれにしても味覚というものは極めて主観的なもの、味覚が相違するからと言う事実があるだけで、その国なり国民の客観的な価値とはもちろん全く無縁のこと。」と次の話題に移っています。

今から36年前のイギリスでの印象記事です。

5/29/2000（アクセス解析に登録）
自分のページに、どんなプロバイダーからどんなマシンで何時頃アクセスしているかを知る方法は、アクセス解析サービスを利用するのが良い。これまでGigaHitを利用していたのだが、昨年ダウンして以来回復の様子が無い。似た名前の日本ボランティア版のGagHit Japanは満杯で受け付け終了になっている。何処か無いかなと考えていたのだが、Sherlock2を利用して検索すると、簡単に見つかった。

無料サイトがこことかこことかにある。どちらが良いか迷ったが、ここに決めて登録。直ぐにページに張り付けるタグがメールで送られてくる。普段PageMillで作成していると、タグを意識していないので戸惑うのだが、何も怖じ気づく事は無い。送られたタグをコピーしPageMillの新しいページを開き、ソースモードにしてからペーストすれば良い。そのままプレビューモードにすればアイコンが見えるから、それを登録したページの好きな所に張り付ければOK。タグを意識しないで、アイコンのコピー～ペーストだけでアクセス解析の準備完了。

いざ解析してみると、いぬみかんから来られた方が大部分。最近アクセス数が増加しているが、新しい訪問者はそこから来ていたようだ。これまでのリピーター同様ぜひ毎日お出で下さい。いぬの管理者と新しいお客さんに感謝、感激。これからも宜しくお願い致します。

5/26/2000（Internet Explorerを早くする方法？）
失念したが、どこかのページに書いてあつた方法。なんと割り当てメモリーの増加等の手段では無くて、Internet Explorerを早くする方法が有ると言う。それもそのツールがInternet Explorerフォルダーの中に有るらしい。それはMicrosoft Internet Self-Repairフォルダーの中にあるMicrosoft Internet First Runだ。

で、試してみた。何やらインストールして終了、それで早くなったのか？ソフトの早さを定量的に測定する方法を知らないので、官能評価だが、早くなった気はする。ページによっても違うのだが、早くなったページも確かに有りそうだ。でも、何故こんな手段があるのだろう。早くて困る人はいないのだから、初めから組み込んでおけば良い。ならば、なにやら危ないものなのだろうか。

ブラウザーは以前はNetscapeを使用していたのだが、最近はInternet Explorerを使う事が多い。最初は使い物にならないようなものだったのが、徹底的に真似をして、より使いやすいものに変身してきた。最近では、履歴が残るとかダウンロードマネージャーとか、Netscapeより使いやすいと感じる。慣れなのか、マイクロソフトの術中に陥ったのか、ともかく今では主ブラウザーが変わってきた。

マイクロソフトのやり方は、汚いなと思うのだが、真似もまた技術なのだろう。Netscapeにはこの上を行くブラウザーを期待するし、Appleのが有ったら良いなと思う。MaxOSXにはそんな機能が組み込まれないのだろうか。ま、あまり期待しないで待つことにしよう。

5/24/2000（キーワードを忍ばせ、ページを紹介する）
先週出たMacPepple No.11の特集「マックのリフォーム大作戦」ベスト55。iMac&iBookをもっと便利にが主題のようだが、ほとんどはMacユーザー全てに当てはまる内容。その中のプラン28に「ページに説明文を入れる」が有る。検索サイトの自動ロボットが情報を利用しやすくする方法のようだ。

検索サイトの情報収集の仕組みを良く知らないが、自分のページに通常は見えない方法で、説明文やキーワードを記述しておくと、自動ロボットがこの情報を元にジャンル分けしてくれるらしい。相手任せではなくて、積極的に情報を発信する手段と言える。

方法はMETAタグの記述。PageMillを使っていると、タグを意識することなくワープロ感覚でページを作成している。でも、PageMill側ではタグに変換している訳だし、ソースモードで見れば、そのタグも見える。知らないうちにこんなタグも記述されている。
<META NAME="GENERATOR" CONTENT="Adobe PageMill 3.0J Mac">
これはブラウザーの通常の画面では見えないが、検索サイトのロボットは、これらのタグから情報を収集しているのだろう。と、初心者の私は想像する。

だから、これと同じようなタグを追加すれば良い。そう思って先輩達のページのソースを見ると、UselessMacさんやsomethin' good...さんはきちんと記述されている。それを真似して<HEAD>～<HEAD>タグの間に、こんなタグを書き入れてみた。

<META NAME="description" CONTENT="このページはMacを使っていて、はまったトラブルやその時の解決法、自然や日々の思いを綴った日記です。">
<META NAME="keywords" CONTENT="Apple,アップル,Mac,Macintosh,マッキントッシュ,マック,Mac初心者,初心者,Biginner,日記,diary,リンゴ,仲間,夢,夢荘,夢荘にて,改造,G3,トラブル,自然,グルメ,美味しい,食べ物">

これで検索サイトの自動ロボットがジャンル分けしてくれるのだろうか。ともかくモノは試し、あまり意識したことの無いタグに挑戦してみた。

5/22/2000（STF66のファームウエアをアップデート）
加賀電子のSTF66カードに取り付けたハードディスクは順調に動作している。この取り付け前にPower Force G3466を取り付け500MHzのG3マシンになっているので、この小気味よさのどの位が高速HDのおかげなのかは分からないが、ともかく快適だ。

通常使うソフトは問題なく動いているのだが、Adobe Photoshop 5.5におまけのように付いてきたAdobe ImageReady 2.0が動かない。「見つからないので開くことが出来ません」とアラートがでてしまう。再インストールしても駄目だ。

そんな時Midgeの部屋さんのページでAEC6260M用のFirmware3.01が出ているのを知る。加賀電子のSTF66はAppleシステム・プロフィールで見る限りACARDの6260。さっそくここからUpdate6260MVer3.01をダウンロード。Firmwareの書き換えは心配だが、恐れを知らない新しもの好きの初心者、直ぐに決行。それでも注意点は守り、DT233を開けてSTF66のスロットに付いたケーブルを外しHDを遮断、別のディスクからMacOS基本で起動してアップデーターを掛ける。待つこと1分弱で完了。ケーブルを取り付けてSTF66側のHDから起動、何事もなく立ち上がる。

で、Adobe ImageReady 2.0は・・・。やはり起動しない。別のディスクに置いたものからは起動するのだから問題ないと言えば問題無いのだが、相性と言う言葉で片づけられる事なのだろうか。Appleしか作っていないハードにサードパーティーのものを取り付けたくらいでこれだから、DOS/V機での相性問題は相当複雑なのか、互換機路線を取らないAppleは正解なのか、逃げているのか等々、考えてしまった。

ところでFirmwareを書き換えて、どうなったか。System Infoで見ると、ディスク性能は若干落ちている。何故かシステム評価やCPUは10％弱向上。体感上はキビキビさが増したかなとも感じる。測定値がばらつきの範囲なのか、フィーリングの問題なのか分からないが、Macはフィーリングが大切。ともかくやって良かったのだろうと、自己納得のアップデートだった。

iMpressions2000+さんにリンクしました。車とMacをいじり回したい方はどうぞ。

5/20/2000（一生懸命やっているのだろうが、何処かがずれている）
仕事で東京へ向かう。１時間余裕を見た特急、出来れば秋葉原に少し寄りたいとも考えての設定。天気も良く順調に走っていたのだが、途中で人身事故発生の知らせ。ここのところ出かける度に、人身事故に遭遇する。景気の影響なのだろうか、なんとも痛ましい事が続く。

１時間ほど止まっていたろうか、今度は人身事故は片づいたが、別の場所でポイント故障の連絡。結局２時間遅れで上野に着く。出口の長い行列にいらいらしながらも、特急券に払い戻しの印を押して貰い、目的地へ急ぐ。昼食も取りながらの打ち合わせ予定の部屋では、既に会議も終盤。そのまま食事抜きで6時までの仕事。予約していた帰りの特急に滑り込む。

地元の駅に降り立ち、特急券の払い戻しを申し出る。押印された特急券を提示、すんなりと手続きされると思っていたが、とんでもない対応。乗車券が無いから払い戻し出来ないの一点張り。乗車券は目的地の駅に渡したから、手元に有るはずが無い。その無いものが無いと返金出来ないと言う。

しばらく応答が続き、渋々返金となった。普通の企業なら、遅れたお詫びをして、丁重に返金するのではなかろうか。JRも事故復旧に頑張っていたのだろうし、ここ地元の駅も、それなりに頑張っているのだろうが、何処かがずれているなと思う。視点が顧客の立場では無くて、自分の立場なのだろう。民営化されても、人の気持ちまではなかなか変わらないから、こんな事になる。

アップルは良い方向に変わってくれるのだろうか。「Tell Us からのお願い」に期待して良いのだろうか、そんな複雑な気持ちになった一件だった。

5/18/2000（久しぶりの徒歩通勤で初夏を満喫）
5月の連休とその後の1週間は車通勤だったので、久しぶりの徒歩通勤。ずいぶんと景色が変わっている。

田圃は連休中の農作業だったのだろうか、小さな苗が水面から顔をのぞかせている。改めて感心するのだが、全ての田に、まんべんなく水が通るようになっている。当たり前なのだろうが、精密な測定器の無い時代から、経験で行われている水の制御に驚く。小川もこの季節は水量が多く、水も綺麗だ。

庭の木に白いものが一杯見えた。近づくと、どうやらビワの実を鳥から守る袋のようだ。初夏の味ももうすぐらしい。家庭菜園にはサヤエンドウだろうか、小さな房が膨らみ初めている。花はツツジも終わりに近づき、バラが咲き始めている。びっくりするような大輪のボタンも見える。ガーデニングブームだから、昔からの家も、新しい家にも、花を楽しむ様子が感じられる

丘の斜面には、雑草に混じってヤマユリが、すいっと背を伸ばし始めた。梅雨明けくらいだろうか、凛とした白い大きな花を見られるのは。とても自然のものとは思われない立派な花。これも採りやすい所は姿を消しているから、崖のようなところに多い。きっと透かし百合も姿を現しているのだろう。こちらは栽培品種にもなっていて、橙色の切り花にもなる綺麗な花。これも海辺の崖にしか残っていない。

海には、朝早いと言うのにサーファーの姿。10台ほど駐車しているのが、彼らの車なのだろう、県外の車もある。外海で波もあり、高速道も空いているから、サーファーの隠れた名所なのだろうか。

などと、景色を楽しみながら歩いていると、会社が近づいてきた。少し汗ばんだが気持ちよい通勤路。これで運動も兼ねているのだから、都会では味わえない贅沢な通勤。なるべく歩く時間を持ちたいものだ。

5/17/2000（EPSON ドライバアップデータでフリーズ）
ダウンロードドライバ一覧にEPSON ドライバアップデータが出ていたので早速ダウンロード。なんだか今度は○○用が無くて、いきなり「EPSON ドライバアップデータ」として出てくる。ん！大丈夫かなと思いながらも、新しもの好きはインストール。そして再起動。

起動始めたが、途中でストップ。青白G3ではキーボードからの再起動が利かないので、前面のリセットボタンで再起動。でも、同じところでストップ。Disk First Aidで診断、修復した後、機能拡張を読み込まないようにシフトキーを押しながら再起動。機能拡張マネージャーからエプソンのドライバー関係を外して再起動。今度は問題なく立ち上がる。やはりドライバー関連のコンフリクトのようだ。

解決した方法は機能拡張マネージャーでエプソンのUSB関連（EPSON USBPrintClass）を外すだった。きちんとラベルで色分けをしていれば、これが何時インストールされたか分かるのだが、無精で怠っている。修正日が1999/3/4になっているから、今回インストールされたのでは無いと思うのだが、これを外せば問題なく立ち上がり、プリンターも問題なく動作する。

同じ過ちをしている人はいないとは思うが、もしいたら、参考になるかも知れない。
（青白G3,350MHz、MacOS9.0.4、プリンターはPM770C）

5/16/2000（うまくいかないのも有ったが、改造は密の味）
ATA66対応ハードディスク増設の続きの話。ネット上で対応ハードディスク情報を仕入れていたので、IBMのものはすんなりと動き出した。ならばと欲を出してこれまで使用していたWestern DigitalのWD102AA(ATA66,5400rpm,10G)をSTFのもう一つのスロットに接続を試みた。

下のベイは増設したIBMのものに占有されているので、上のベイとする。ところが通常のルートでケーブルを這わせると長さ不足。どうもATA66用のケーブルには長い物が無さそうなので、上蓋にぶつかりそうだが最短距離で繋ぐ。以前のデータは全てIBMのものに移行しているが、そのまま接続して起動。認識しないのでB'sCrew で認識させて中を覗く。見えたが遅い、どうしてこんなに遅いのだと思いながらいじっているとフリーズ。再起動後はトラブル続出、ドライバーの更新でまたフリーズ。もはやここまでと諦めて、もとのスロットに戻す。

対応しているとの情報は無いので、駄目なのかも知れないし、最初に初期化しないと駄目なのかも知れない。そこまで試みる時間も気力も無かったので、元に戻して使うことにした。IBMが20Gも有るので、当面全てはここで間に合うだろう、お試しソフトや実験用に使うなら、取り敢えず我慢だろう。

今回初めてCPUのアップグレードとATA66カードの取り付け、ハードディスク増設にチャレンジしたが、思いの外簡単。メモリー増設の経験さえ有れば、難しいものでは無い。改造と言える程のものでは無いが、なかなか面白い。新しいソフトを試すような感覚と費用。はんだごてや測定器が必要な、本格的な改造は敷居が高すぎるが、このくらいなら初心者でも楽しめる範囲。何よりも周辺機器はそのままで、CPUやハードディスクの倍速は気持ちが良い。

今では古い部類のG3DT,MTをアップグレードして愛用している人達の紹介ページ、Macintosh Toy Box : GossamerCityをU-sukeさんが開始した。古い機種が速い機種に生まれ変わっている、そんな世界を覗いてみるのもどうだろう。

5/13/2000（速さに満足！ATA66ハードディスクに変更）
取り付けましたATA66カード。加賀電子のSTF66 Interface Card Kit、カードとマウンターとケーブルのセットで19,800円。これにIBMのハードディスク　DPTA-372050(72,00rpm,20G）を別途購入。取り付けは分かり易いマニュアルで問題なく完了。MacOS付属のドライブ設定で認識され初期化、OS9をインストール。これまでのハードディスクからコピーしたり、ソフトの新規インストールしたりして、ほぼこれまでの設定に戻る。

さっそくSystemInfoで測定。これです。

やはり速い！DT266の４倍、DT233にそのままATA66のハードディスクを取り付けたものの倍の速度。

古いMacがここまでチューンアップ出来ると、気持ち良いものだ。しばらくは、このままつかえるだろう。こうなると、新たに購入する時のMacはCPUが1GHz超、ハードディスクはATA66の倍にならないと早さを実感出来ないだろう。見掛けは何も変わらないが、中身は大きな変化。有意義な投資と満足。疲れたけれど、楽しい改造になった。

5/11/2000（思い色々）
ATA66カードをやっと入手出来た。値段は定価のまま19,800円+消費税。連休中に入手出来ていれば取り付け、設定が出来たのだろうが、今やその時間は無い。日曜日には何らかの感想が書けるだろう。予約した店には何度も督促していたが、火曜日に未だ来ていないのですかと電話した結果、調べてみますの応答。しばらくして来ていましたの電話。これを怒ってはいけないのが、ここの常識だろうか。

アップルのAppleWorks6に対する対応の件、これも呆れたもの。32kを超える日本語の編集が出来ないソフトを売りながら、それが仕様とは詐欺紛い。もし、これが車で、高速道路に乗ろうとしたら、時速60Kmしか出ないため事故になりかけたらどうだろう。それを仕様ですと答えたら、そのメーカの車を買う人はいないだろう。

やっとアップルもその愚かさに気づいて、修正を考えているようだ。でも、何時までにアップデータを出すかは不明、次期バージョンなんていったら、何時になるか分からない。ATOK13のバグが速やかにアップされ、修正後のCDが無料で配布されたのも見習って欲しいものだ。

一方Speed DoublerのMacOS9対応が出るとか。開発を止める決定をしたものの、あまり多くの要望で復活するかも知れない。差分コピーとゴミ箱を空にする前に中身の見える機能は是非欲しいものだった。バックアップ用の良いソフトは探したものの、やはり欲しいコピー機能。この復活は是非実現して欲しいものだ。

それぞれ対応が違うが、大切なのは顧客と考えたら、こんな違いは出ないはず。「お客さんは神様です」なんて絵空事なのだろうか。でも、最終的な決定を下すのはユーザー、企業の命運も全て我々が握っていると、気づいているのだろうか。

5/7/2000（あっと言う間に過ぎた、でも楽しい連休）
楽しいものは速く過ぎ去るのか、9連休の最後の日になった。Macに触れる時間がたっぷり取れるはずであったが、やりたい事が色々で、ホームページの充実には手を付けられなかった。

連休は部屋に籠もるより、外に出るのが気持ち良い。山は新緑とツツジ、そして遅い山桜と、色の変化が素晴らしい。緑にも一杯色が有り、一面に同じ緑も良いが、多彩な緑が複合した山肌はそれ以上に感動する。その緑の中に橙色の山ツツジ、少し赤紫のミツバツツジ、淡いピンクの山桜と、絵心が有ったら周りじゅう絵にしてしまいたい景色が広がる。

山ツツジは比較的多くの場所で見られるのだが、ミツバツツジは限られた場所にしかない。とても人が近づけ無いような崖や川縁に、その目立つ色合いを見せている。そんな場所が好きなのか、人の入れるところは取り尽くされたのか、何となく幻の花を見る趣がする。

更に幻のツツジが五葉ツツジ。ゴヨウと読むのかイツバかイツツバと読むのかは知らないが、白いツツジで花の形も通常のツツジとは異なる。この付近の特定の山の中腹までいかないと見られない。そこは細い登山道しかないから、見るためには細い、急な山道を登り、一汗かいた頃にご対面となる。保護植物だから採取は禁止されているが、仮に持ち出しても、他の場所では根付かないらしい。ミツバツツジは公園でも見られるが、五葉ツツジはその場所にいくしかない。それも花期が短いので、毎年見られるものでも無い。

こんな場所が、何処へいってもそれ程の人出は無い。都心の近くなら人で埋め尽くされてしまいそうな景勝の地。ここの人の多くが、何も無いところと言って、あまり興味を持たない。だから何処に行っても、我が家の庭の感覚。そんな自然をたっぷりと、そしてMacをほんの少し、良い季節の、良い休みであった。

いぬ（さん不要との事で今後略）が更新時刻付きリンク集いぬミルトを立ち上げました。光栄にもこのページも紹介されています。

5/5/2000（歴史はやはり繰り返されるのだろうか）
夢荘から川に下る斜面の山桜が枯れた。春には白い花を一杯に付け、我が家のシンボルツリーのような存在だった。ここに住んだ当時からの木なので、根本は30Cm以上もある大きな木。枝が広がりすぎたので、一部の枝だ下ろしをしたのが良くなかったのだろう、そこから腐りかけ、アリの巣になり、幹をやられたようだ。素人が切り倒すには2日も掛かった。枯れたかなと気が付いた時には、一杯居たアリが一匹もいない、異変を感じて逃げ出したのだろう。切り倒してみると、これまで遠慮したような枝振りだった隣の山桜が、今度は俺の天下と言っているようだ。

この町に住み始めた頃、贈り物にするなら、この店で買うのが良いと言われたデパートが有った。その店も随分前に無くなり、替わりに台頭した店も今は元気が無い。少し趣は違うが、大きな駐車場の有る郊外型のスーパーが、顧客を奪ったからだろう。そのスーパーにも又競争の波が押し寄せ、県内の大手スーパーが最近元気が無い。この元気の無い系列が家電兼パソコン店だ。

その店に注文したATA66カードは未だ来ていない。ホームページで見たアドレスに対応の悪さ（納期なんか分からないと怒るような捨てぜりふの店員の態度）をメールした翌日、電話で納期回答が有った。今週の半ば。その半ば過ぎになると、どうもメーカーが発送を忘れたようだ、この時期だから連絡はつかないとの電話。本当にも取れるし、苦し紛れについた下手な嘘のようにも思える。

見て触って買える店になって欲しいから、通販で買えるものでもなるべくここで買うようにしていたのだが、やはり注文して買うものは無理なようだ。競争が無いのだから、店が変身する可能性は無い。ふらりと出かけて、有る物を買う、無い物は通販で選ぶのが、地方のMacユーザーの賢い買い物かも知れない。

それにしても、歴史はやはり繰り返されるのだろうから、この後には何かが出現するのだろう。アリが逃げ出したように、顧客も枯れそうな店から何処かに移っていくはずだ。枯れた山桜と、町の歴史と、パソコン店と、関係ないものが、頭の中で一緒になっている。そんな連休の一日だった。

らいおんさん、しばし休止して充電の由、数回り以上も大きくなって戻って来られるのも心待ちにしています。
私信：お互いおっちょこちょいです、修正ありがとうございます。（他の人に分かるかな）

直江さんのページ、このページのリンクではここになっていますが、そこからここに繋がりませんでした。今はここからもリンク切れは有りません。

5/3/2000（ベージュのG3が最速マシンに変身）
G3DT233にG3アップグレードカードを取り付けて1週間、MacOS9.0.4で安定して動作している。早さに慣れるのはアッと言う間で、これが普通の状態と感じているが、39,800円で得た快適性はコストパフォーマンスの良いアップグレードだった。

購入したのはここのPower Force G3 ZIF 466/233/1MでG3DT,MTや青白G3用のカード。組み込みはいたって簡単で、ヒートシンクを外し、CPUを差し替えるだけ。仕様は466MHzだがロータリースイッチの設定で500MHzにも設定出来る。（保証外の使用法）

システム評価でこんな評価、総合評価でもかなりのもの。
（最上部のPower Force（500改）が取り付け後、中程のPower MacintoshG3DT233(266)が前）

CPU性能は文字通り倍近い。Performa5210からG3DT233に変えた時ほどの驚きは無いが、やはり早い。

ディスクでも、ほんの気持ち向上。（ATA66,5600rpmのディスクを今のシステムに取り付け）
これはATA66のカード待ち。

ビデオではこの程度。ゲームをやらないからこれで我慢か、そのうちビデオカード増設か。

いずれもNorton UtilitiesのSystem Infoで測定。
（測定条件：通常の256色、ディスクキャッシュ128k,Apple Talk Off)

で、こんな具合。502MHzの+2はおまけ？　CPUの温度は30℃前後で安定。
保証は466/233、MacOS8.4だが、500/250、MacOS9.0.4で安定して動作している。
Bus speed67MHzの足かせはあるが、古いG3DT233が最速のG3に変身。これが39,800円、ATA66カードと20Gのハードディスクを付けても約8万円（送料、消費税を加えると少しオーバー）の投資は、今の環境がそのまま使える事を考えると、決して高くは無い。しばらくはベージュの古いG3で快適に過ごせそうだ。多分、恐らく・・・・・・

余録
5/1の日記は東芝事件のような告発では有りません。3社とも正しく、健在であって欲しいとの願いから、敢えて苦言を呈したものです。分かっているはずの、顧客有っての企業を、再認識して欲しい。

5/1/2000（危ない会社は、どこだろう）
連休始めの日曜日、40Km程先の大型ホームセンターに行く。広い駐車場がほぼ満杯の盛況。近くに海浜公園が出来たり、少し先には県外からも客の集まる那珂湊漁港が有るとはいえ、それほど便利な場所では無い。店に魅力が有れば、何処にあっても人は集まるようだ。

この途中では潰れた店を何軒も見た。同じホームセンタでも土浦に本拠の有る店は売却されるらしい。ホームセンター部門から撤退し、書籍やパソコンの店を強化するようだ。そのパソコン店が近くの店。とても良い店とは言えないが、この店意外に周辺機器やソフトそれにMacを置いている店は無いから、仕方なく行く。Mac関係を何時までも置いて欲しいから、注文しても購入する。

この系列のホームセンターも、周りに競争が無かったから今までやって来られて、強い店が出たので撤退と私には感じる。パソコン店もしかり、他に選択肢が無いから行くだけ。どうやら、経営者はそこの所を理解していないのだろうか。時代の流れを上手く感じて、店舗構成を変化させていると誤解しているのだろうか。としたら、このパソコン店の未来も、大方想像出来る。

ここのプロバイダーはどうだろうか。回線増設、増速、入会金値下げ等頑張っていると思う。でも、29日の土曜日は日中繋がらなかった。午前8時から13時までの工事が遅れていたようだ。16時頃繋がりませんのFAXを送っても梨の礫。その後回復しても何のお知らせも無い。大きな会社の一部門の気持ちの有る会社だから5/7迄の9連休でサービス停止とか。頑張っているのだろうが、何かがずれてる感じがするのは私だけだろうか。

そしてアップル。OSもハードもアップルしか選択肢は無い。Mac好きはリンゴのマークの付いたのが好き。だから、何をやっても良いと言う訳では無い。きちんとユーザーの方を向いた会社になって欲しい、そんな願いをもって、アップルが元気でいて欲しいと応援している。

これら３つの会社の共通点は競争が無かったり、誤解していたりする点。これから3社とも全て安泰とはいかないだろう。どこかは、今日途中で見た潰れた店のようになるのだろう。さて、アップルは大丈夫だろうか。

夢荘ホームページに戻る

夢荘日記 2000年5月

夢荘日記　　　　2000年5月