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10/30 全て純正に戻せば問題は無いはずだが、少し面倒。そこでビデオカードだけは外すことにした。日経Macの11月号を参考に、今はほとんど使用していない純正のHDを二つのパーテションに切って、両方にMac OS9を入れる、更に9.0.4アップデータを掛け、ネットワークの設定等もして準備完了。 OS XのCDを入れて再起動、Cキーを押していても、CDから立ち上がらないで再起動してしまう。やっぱり駄目かと半ば諦めて画面を見守る。と、突然Mac OS Xのインストールが始まる。進行を示すバーとクルクル回る色の付いたCDの表示。再起動して、質問に答えて、どうやらインストールに成功したようだ。 その後、Pro Formance 3+を取り付け、起動。オッ・・大丈夫。きちんと認識をしているのかどうか分からないが、ともかく表示できる。これなら、これまでの環境に戻ってもそのまま使えそうだ。勿論ATA66に繋いだハードディスクはOS Xからは認識出来ない。出来ないから、OS Xに書き換えられる心配も無いだろう。対応していない事が、心配事の無いメリットとも考えられる。 通常使うOS9からOS Xに切り替えるには、日経Macの受け売りだが上手い方法がある。OS XをインストールしたハードディスクのOS9フォルダーにSystem Diskが有るので、このエイリアスを常用OS 9のコントロールパネルに入れておけば良い。 そうすれば まだOS Xの印象を述べるとこまでは行って無いが、ともかくG3 カードやビデオカードが刺さっていてもOS Xが使えそうだ。 但し(1)インストールは普段使わないハードディスクに。(2)OS Xから見えるハードディスクにOS9を入れておく。を守ってください。そうしないと、恐らくOS Xからしか起動出来なくなります。特にATA66カードを使用している人は、気を付けてください。 10/24(新Macの呪いか?朝、目が覚めたらMacが立ち上がらない) ところが、これでも駄目、色々いじっても立ち上がらない。別のハードディスクからなら立ち上がるので、Mac本体が壊れている訳では無さそう。Disk First Aidで診断してもハードディスクには異常は無い。ソフト的な問題なのだろうが、どうしても駄目。iMacと接続したクロスケーブルを外しても、駄目だ。 ファイル共有、初めてチャレンジしたのだが、こんなに簡単とは思わなかった。ここにはハブが無いので、Mac同士をクロスケーブルで接続、取り敢えず簡単なゲストでiMacからこれまでのMacのハードディスクをマウント。まるで、iMacにこれまでのMacが入り込んだ感じ。予め作成して於いた住所録やアップデータ等をコピー。環境も似たように設定出来てきた。 このiMacは義兄が、ここから遠い所で使うもの。決して今のMacが嫉妬するものでは無い。それでも中身が似てくると、ひょっとして自分は不用になるのだろうと考えたのだろうか?そうとしか思えない今朝の挙動。もう時間が無いからと、どちらのMacの電源も落とした。しばらくして、まてよ、ひょっとしてと思い、これまでのMacだけパワーキーを押してみる。すると、何事も無かったように立ち上がるではないか。 新しいMacを買うと、古いMacが嫉妬をして爆弾を連発する話は聞いていた。まさか、そんな事が有るなんて、話としては面白いが、誇張かなと思っていた。ところが、今朝の挙動はそれとしか思えない。人に優しいmacだから、こんな事があるのだろうか。果たしてMac OS Xになったら、どうなるのだろう。爆弾はいやだけれど、何かが有っても人間らしくて良いかな、と思った事件だった。 10/20(ここでは血が騒ぐから、オンラインショッピングで注文) 勿論、店に在庫が有れば、すぐに持ち帰ることが出来るので、これが一番良い。ところがこの辺では在庫が無い事が多い。内容を説明して注文、何とか受け入れて貰えても、入手までには2週間以上は掛かる。これがオンラインショッピングなら、早ければ翌日、遅くても3日以内に届く。だから、血が騒ぐからオンラインショッピングで注文になる。 地方の特徴なのか、ここだけの特殊事情なのか、客よりも店が上位にある。もともとここの店の発祥は「売る」では無くて「供給する」。だから客は「ありがたく分けて戴く」の感覚。先日も新聞の投書に、お店に苦情を言ったら、母親から事を荒立ててとんでもない事をした、と怒られたとあった。 だから店に注文をすると「とれます」と言うのは良い店員で、ヒドイのは「とってあげます」と言う。それでも注文をする事が有るのは、ここにもMacが芽吹いて欲しいとの気持ちから。ところが、今のところオンラインショッピングでいやな思いをした事は無い。そんな土地にも、横浜付近で活躍するパソコン店が進出するとの発表があった。郷にいれば郷に従えで「供給する」になってしまうのか、新風を与えるのか分からないが、恐らくこの町に新しい風を吹き込んでくれると期待している。なにしろ、その店でのオンラインショッピングでは、見事に気持ちよいい対応だったのだから。 そうなれば、晴れてtktrさんのように「血が騒ぐのは直接販売だからで、オンラインショッピングはいまのところする気がない。なぜなら私はせっかちだから、欲しいとなったらスグ商品が欲しい。」と言えそうだ。その日は約1ヶ月後に迫った。 10/17(誰に何を訴えようとしているのだろうか、Apleの広告は) 超高速G3プロセッサー、スロットローディングDVD、ハーマンカードンスピーカー、 Pro Keygboard、オプティカルマウス。心と決めかせるハーブ効果。 林檎マーク Think different. だけ。 写真からして分かりにくいので、パソコンの宣伝と気付く人も少ないだろう。キーボードもマウスの文字もあるから、パソコンに決まっていると言うのは、擁護し過ぎ。ともかく分かりにくい。誰に訴えかけているのだろうか、デザイナー? 一方別のページにはPalmの宣伝。これも裸の女性がPalmを持ち、Simply Palmを大きく表現したイメージ広告。でもそこに書かれた文字が違う、曰く。 アドレス帳:友達のアドレスが、たった一文字で見つかる。このシンプルさが気持ちよい。 予定表:コンパクトを開くような感覚で、一日のスケジュールをサッと確認出来る。と続く5行の文章。 何が出来て、どう嬉しいかが単純明快に表現されている。どちらが良いかは明白だろう。それでもAppleはこんな宣伝を続けるのだろうか。誰に何を訴えようとしているのか分からない宣伝なら、やらない方が良い。 AppleとPalmの業績の差がここに現れているのでは無かろうか。我々ユーザーのお金の一部が使われているのだから、もっと有効な使い方をして貰いたいものだ。ともかく日本では、こんな広告は何の役にも立たない。アップルは本当に良いと思って宣伝しているのだろうか、それともこれが世界戦略? 10/12(マックのマの字から、70歳でMacに初挑戦) 最初はWindowsかMacかの悩み。サポートするのは我が家族なのだが、私と妻と長男はMac派、次男がWindows派。当然Mac派はMacを奨める。Windows派の次男は義兄の名前の一部を貰い、親子同様の付き合いをしている。その次男は、Macは少数派、ソフトも周辺機器も高い、周りに知っている人も少ない、何故そんなMacを選ぶのかと言っていると、さんざん迷ったようだ。 最後の決め手は、次男は来春就職。そうなったら忙しくて、教えて貰う時間も少なくなるだろう、それに対して、こちらには実妹もいるし、その連れ合いもあと何年かで定年、時間の余裕も出てくるだろう、この差でMacに決定。 それから機種選定に悩んだのだが、コストパフォーマンスからiMac DVに決定。全くの初心者には十分過ぎる性能、メモリー増設し、最近値下がりした高性能なインクジェットプリンターを付けても20万円以下で収まった。Windows機のコンパクトな液晶デスクトップを横目に見ると、あんなのが良いなと思わせるが、ともかく一件落着。 メモリ、ソフト、プリンターの出力とMac内でのファイルの保存等々、頭の中は全くの混乱状態のようだ。無理もない、記録されるのがメモリだったり、ソフトだったり紙だったり、何がどうなっていか判らないし、なおさら言葉が意味不明。キーボードだって始めて触れる。これでは全くの異次元の世界。 さて、どう教えたら、この義兄夫婦がMacを使えるようになるのか。Mac初心者からMac初心者へよりも、もっと簡単な入門編が必要になりそうだ。これからトンチンカンな質問に、いかに分かり易く答えるか、夢荘日記のネタが増えそうだ。 10/10(顧客満足度が大切か、作り手の効率が大切か?勿論・・・・・) 途中、連休中の混雑と道路工事が重なり、予約に10分遅れて到着。名前と予約の旨を言うと、席に通された。席を見てびっくり、既に食事が並んでいる、出来たての豆腐、天ぷら、お目当ての湯葉等々。予約に少し遅れたのが悪いのかも知れないが、出来たてのはづは、温かさが僅かに残り、天ぷらは冷えている。席についてから、次々に食事が運ばれるのを期待していたのだが、そうでは無い。 ここも開店当初は違っていた。慣れないせいも有ったのだろうが、席に座ると出来たての豆腐が運ばれ、それを食べながら料理の出来るのを待った。料理と料理の間が長すぎて、途中で満腹になってしまうほどだった。 しばらくすると、お店の評判が出るし、手順も良くなって、満席の中で手際よく料理が運ばれ、そのうち纏めて料理を出すようになってきた。それでも席に着くのを確認してからだった。 ところが、今回は違う。料理の方が先に出ている、それも全ての料理が。これなら効率は良いだろう、回転も速く多くの客をさばける。でも、そこにはお客さんの立場に立った考えは微塵も無い、ただ有るのは作り手の効率だけ。予約が取れたのも、効率化で多くの客をさばけるようになっただけでは無さそうだ、周りを見ると空席も目立つ。予約が取れなくて客が離れたのでは無くて、何時の間にか変わってしまった顧客対応に、これまでの客が離れてしまったのでは無かろうか。 Appleの株価急落も、Appleの思い上がりから来ていないだろうか。顧客の感性は敏感だ、作り手側からだけの効率、都合を考えていれば、何時の日か客は離れる。湯葉店とAppleとどちらが先に、その異変に気付くのであろうか。Appleには早く気付いて欲しいものだ、顧客満足こそが第一だと言う事を。 10/5(知らしむべからず、寄らしむべし) ところが、周りのWindowsユーザーを見ると、かなり混乱している。もともとネットワーク上の自動設定に慣れているから、自分のパソコンのネット関係がどうなっているのかの認識が薄いようだ。一人で設定出来る人は、ほとんどいないのが実状。 ネットワークを安定して維持するためには、各ユーザーが勝手にいじれない方が良いのだろう。江戸時代では無いが「知らしむべからず、寄らしむべし」がネット管理の鉄則なのかも知れない。一方パソコンやInternetの世界は自己責任の世界でもある。個人の世界とネットワーク管理の世界は別物なのだろうが、180度違うのが、少し気になる。 パソコンは易しくなったとはいえ難しい。これからOSが進化して、高機能に向かうのか、易しさに向かうのか、興味のあるところだ。使い倒したい人には、安定性と機能が欲しいし、「知らしむべからず、寄らしむべし」に慣れたひとは易しさを求めるだろう。全ての情報はネット上に有り、ソフトのインストール、設定等もネット上で管理出来るシステムと、安定性、早さ、機能を狙うOSと両立できるのだろうか、それとも別のシステムとして進化するのだろうか。 Mac OSの向かう道は、そしてその未来は、楽しみでもあり、道を外して欲しく無いとの願いも有り、複雑な気持ちがする。これからも、Macを使い続けて行きたい、そんなMacユーザーがここにいる。 10/2(これは良いなと思う、一組2万円の食器で給食) もう大夫前になるが、子供達の給食の話を聞くと、食事と言うより餌のような気がした。プラスチックの一つの皿に盛られ、先割りスプーンで食べる。食事の内容も、ただカロリーと栄養のバランスを計算したもの。だから、凄く変な組み合わせも有る。そんな食事は普通はしないと言いたくなるものが多い。これでは食べる楽しみは無い。 食事は五感を満足させるもの。目で見て、匂いや噛み心地、音も楽しむもの。そこには器や盛りつけも、重要な位置を占める。本当に美味しいなと思うもの、身体が要求するものを食べていれば、一日の栄養バランスは少し狂っても、一週間程度の時間で見れば、バランスの取れた食事になっているはず。栄養学だけの食事には大反対だ。 楢川小学校の食器は「子供たちだからこの程度」と考えずに、どんな形と大きさなら子供の手にしっくりと馴染むか、専門のデザイナーに依頼し、地元の職人が丹精こめて作ったもので、グッドデザイン賞を得たものとのこと。そんな器に盛るのだから、きっと五感を大事にする食事なのだろう。 フランスでは「若者の食事を見ればその国の未来がわかる」と言うそうだ。こんな小学校が多くなれば、日本の未来は明るい。 |