夢荘日記    2001年5月


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5/17(チタンを買った者が悔しがるiBook、とんでもない)
いつも使っている出張用の鞄にチタンを入れてみた。もともとパソコン用の鞄なのだが、その場所では無くて後ろの書類入れにピタリと収まる。縦横は余裕が有るし、少し厚い書類程度だから収まりも良い。

さて、これを取り出す場面を想像してみよう。
相手「おっ、これが噂のiBookですか?」
私「いや、これはPawaBook G4 500、iBookの兄貴分ですよ!大きな画面でしょう、iBookの倍の値段ですよ。」
相手「そう言えば大きいですね。」
私「薄いから鞄にピタリと収まります。」
相手「どれどれ見せて下さい。」
慎重に渡す私
相手「おっ!左右に余裕が有りますね。」
キーボードをいじったり、蓋を閉めたり、持ち上げたりする相手
私「おっ、おっ、おっ、もう少し丁寧に扱って下さい。」
相手「ん!?普通にしてますよ。」
私「この子は繊細なのです。押されたり捻られたりするのが嫌いなのです。」
相手「持ち運びは大丈夫?」
私「丁寧に持ち運ぶ価値の有るのがこれ。純チタンで身を包んだG4マシン、PCカードスロットも有るんですよ・・・」 

やっぱり、チタン購入者は悔しがらないですよ、違うジャンルのものだから。でも、早く本物を見てみたいものですね、iBook。

5/10(Mac OS Xを使い始めて1ヶ月、これからの進歩に期待)
Max OS Xの発売日、チタンとXが同時に届いた。Xは1週間後に使い出したので、これもほぼ1ヶ月が過ぎた。Public Beta版をDT233(500改)で試用していたので、正規版とチタンの組み合わせは、試用ではなくて使用に踏み切らせるに十分であった。モタモタ遅いとは言え、それはOS 9との比較、Public Beta版と比べたら、ビュンビュンと動く。(少し言い過ぎではあるが)

そして1ヶ月、バージョンも10.0.2になる、Jedit4もATOK14も出てきた。無いものねだりをすればキリがないが、全く新しいOSとしては順調な門出ではなかろうか。Xの何が良いのかと聞かれると、一度経験すると元には戻れない新鮮さだろうか。ともかく表示が綺麗、チタンはXを前提に作られているのではと思いたくなる。OS 9に戻ると、カビが生えたようなと言うと少し言い過ぎかも知れないが、そんな感じがする。

使い続けるうちに、OS9の操作性を無理に踏襲することは無いのではの思いが強くなる。アップルメニューの復活をフィードバックしたが、本当に良かったのかなの思いが出てきた。Dockも慣れればなかなか良いもの、不要の時は隠しておけば良いし、下ではなくて右でも左にでも置ける。人に優しいMacの基本さえ忘れなければ、従来の操作にあまり拘らずに、思い切り斬新で、将来を見据えてユーザーを導く、そんなOSに育って行くのが良いのかなと思う。

なにしろ未だ歩き始めた新しいOS、その誕生に巡り会えた幸せを、多くの人が感じて欲しいなと思う。ともかく10.0.2になって安定性は増したし、使っていて楽しいOSになっている。大いに楽しんで、文句も言って、新しいMac OSを育てていったら良いと思う。いかがでしょうか。

5/02(チタンを使い始めてほぼ一ヶ月、細かいことは気にしないで快適、快適)
我が家にチタンが来たのはMac OS Xの発売日、だから一ヶ月が経過した。初期ロットに限りなく近いもののようなので心配したが、何のトラブルも無く安定して動作している。バッテリーも不具合を生じているロットなのだが、電源が落ちることもない。そもそも落ちるような使い方をしていないのかも知れないのだが、あまり細かい事を気にしない私としては、すこぶる快適である。

チタンにしろOS Xにしろ、世の中は細かいことを気にしすぎるのでは無かろうかが私の思い。そんな事を感じたのが、MAC POWER 5月号の224ページ「PowerBook G4 400MHz」の記事。確かに「歪みやすい極薄チタニウム」ではある。私のチタン500も液晶パネルを閉じたときに、左右の隙間が違っている。勿論こんなことを生じないで、いつでもきっちりが良いには決まっている。でも、これくらいは気にならないのが私の実感。

なるほど、気にする人だとそうなるかもと思われることが書かれている。「気を使いながら液晶パネルを静かに閉じると、ロック用のラッチがマグネットに吸引されて飛び出すタイミングが合わず、なんと液晶パネルが閉じられなくなってしまう」の記述。これも経験しました。でもパッと閉じてしまえば問題なし。人によっては気にしだしたら、どんどん気になるのかも知れません。

多少傷ついても、歪んでも、そんなものと思って使い倒すのが良いと私は思っている。ハードもソフトも「細かいことは気にしない」のがコツが私の信条。こんな身体に高性能を詰め込んだチタンに会ってからはデスクトップ機をほとんどいじっていない。欲を言えば液晶がもう少しメリハリが有ればと思う。それも何時の日か改良されてくるのだろう。それまで待つか、細かいことは気にしないで、良い面だけを楽しむかは人それぞれ。私は「チタンを使い始めてほぼ一ヶ月、細かいことは気にしないで快適、快適」生活を楽しんでいる。

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