夢荘日記    2001年9月


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9/27/2001の夢荘日記(これからはスローフードの考えで生きよう)

ひょんな事から スローフード なる言葉を聞いた。ファーストフードに対する言葉のようだが、奥はもっともっと深そうだ。協会も有るようだが、その会員でも無いし、その狙いを良く理解しているわけでも無い。それでも

1. 消えてゆく恐れのある伝統的な食材や料理、質のよい食品、酒を守る。
2. 質のよい素材を提供する小生産者を守る。
3. 子供たちを含め、消費者に味の教育を進める。

の考えは共感出来る。

食に限らず、何事も効率優先の時代。全てにスピードが求められている。日本の少し前までの繁栄は、この成果といって良いだろう。米国を負かして日本が一番を謳歌しそうな雰囲気であった。ところが、最近の状況は逆。倒産した企業には米国資本が入り込んでくる。これは効率優先、スピードの考えのどこかが違っていたからではなかろうか。

米国は日本に負けていた時期に、大学の基礎研究に力を入れたそうだ。基礎研究だから直ぐには成果は出ない。その成果が今、花を開いているように思う。基礎がしっかりしての効率、スピードと根無し草のがむしゃらでは勝負は見えている。それが今の日本ではなかろうか。

スロー=いい加減では無くて、スローは真面目にきちんとやる事を意味していると思う。スローフードの考えを見れば、正にそれを言い当てている。スピード、効率で会社生活を過ごしてきてしまった身には、今こそスローが必要ではなかろうかと思い始めている。もともとファーストフードが嫌いなのだから、慌てず騒がず、基本をしっかり守り、土台作りをすることが、これからの生活のはずだ。

9/03/2001の夢荘日記(金持ち父さん、貧乏父さん)

ここのところ夢荘日記をほとんど書かなくなってしまった。思いつくことは今日の独り言にかいているのと、長い文章を書くのが億劫になってしまったのが原因。何故長い文章が億劫になったか?夏の暑さか、年のせいか、ともかく言い訳に過ぎないのは確か。

私は読んでいないのだが、奥さんが読んでいた本に、金持ち父さん、貧乏父さんってのが有る。どうやらお金のために働くのは駄目で、お金に働かせないといけないらしい。色々なものに投資して、お金がお金を稼ぐ、そのお金で有意義なものを買う、これが金持ち父さん。自分が働いたお金で、車など価値を生み出さないものに、余計なお金を掛けるのが貧乏父さんらしい。

となると、講師謝礼金等を机の片隅に貯め込み、Macやら周辺機器を買いあさっているのは、貧乏父さんの代表かも知れない。ある程度貯まったら、株にでも投資して、その利益でMacを買うなら良いのだろう。それでもお金を生み出さない、ただの趣味で使うMacに投資するのは、やはり貧乏父さんなのだろうか。

いぬリンクから辿るページの人々は、どうみても金持ち父さんに見えないのは、類は友を呼ぶなのか、勝手に私が思いこんでいるのかは知らないが、皆さんポチッっとされていますね。新しいMacを買う、対応ソフトをバージョンアップする、周辺機器を買う、改造をする、そうこうする内に又新しいMac・・・・とメ-ビウスの帯の上ををひたすら歩いているようなもの。

金持ち父さんになるか、貧乏父さんになるかは、生まれつきの資質かなとも思う。だから、これからも貧乏父さんの道をひたすら進む事になりそうだ。それで楽しければ良いではないか、ご同輩。

たまに長い(?)文章を書くと、いい気分転換になりました。