夢荘日記    2001年3月


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3/31(初心者が触ったMac OS X(その1))
ベテランが試しているMac OS Xを初心者も試そうとすなり。

(1)PowerBook G4 500にインストール(パーテションは切っていない)
(2)インストールそのものは簡単、OS9.1以前のインストール経験が有れば戸惑うことは無いと思う。(最初の言語を選ぶ所を間違えないように)
(3)メールの設定を勝手にmac.comにしてしまうようだが、後から変更出来る。
(4)起動ディスクの切り替えはOS9.1からもXからも可能。でも、パーティションを切って入れた方が、後々のメンテを考えると良さそう。(同じ所ではノートンとか掛けられないと思う)
(5)classicも結構快適に動く。(むしろclassicの方が早い?)
(6)classicのソフトが動いている(表に有る)ときは、メニューバーもOS9.1のもの、だからこれまでのアップルメニューが使える。
(7)何故かclassicのソフトが起動のさせ方で動いたり動かなかったり。ハードディスクを開いてソフトのアイコンをクリックしても動かなかったのが、アップルメニューから起動すると動くものがある。だからclassicの軽いソフト(エディター等)をドックに格納しておき、それをクリックして、OS9.1の環境になるのが良さそう。
(8)私の環境で動いたもの
 Internet Explorer EudoraPro Microsoft Entourage Microsoft Excel ファイルメーカー Microsoft PowerPoint クラリスドロー Adobe PageMill 3.0  Fetch3.0.3J2 AppleWorks 6(OS Xで) Jedit2 Jedit4 Microsoft Word Adobe Photoshop6(但し十分に操作確認をしていない) GraphicConverter  システムソフト電子辞典等々
(9)動かなかったもの
ShrinkWrap StuffIt Deluxe 直子の代筆 
(10)起動するが動かないか挙動不審
マックドロー マックライトII  ゴーストライター  

感想など次に続く

3/30(本当は良く分からないのだが、大衆の感覚とはずれているのだろう。)
以前の日記に書いているが、近くの川の工事で県の土木事務所からの説明を聞いた。説明は丁寧だし、治水の目的内で環境や景観への配慮も約束された。これは昨年よりかなりの進歩で、評価したい結果ではあった。それはそれで良いのだが、実際の工事を見てみると、心痛むところはある。

この間まで鴨が潜んでいた葦も、カワセミが留まっていた川辺の木々も取り払われている。積み上げられた土砂を見ると、何だか大事なものを失ってしまった思いがする。治水上必用であると言われれば、素人の私には何も反論できない。ただここに住んで約20年経つが、工事が始まったのは昨年からのように思う。それまでは被害が出ていたのか、危険を感じた人達がいたのか、川の遙か上に住む私には分からない。でも、大衆の感覚とは少しずれているような気がしている。

同じようなずれの感覚はアップルの販売戦略。サミいさんがここのところ精力的に書かれている「アップルと販売店の間に信頼関係を」は私も常日頃感じていたこと。上の治水と同様に流通販売の素人だから、それが利益を確保して生き残る唯一の方法だと言われると、理論的に返す言葉は無い。でも、初めてパソコンを買う人がアップルストアーで注文したり、遙か離れた町までMacを買いに出向くだろうか。

私とMacの最初の出会いはPerforma5210、近くの大型家電量販店で購入した。Macを買いたいと思っていたが、どこで買えるのか分からない。Macのベテランからは普通のPowerMacを奨められたが、この辺では何処にも売っていない、出会えたのはPerforma5210だけ、だからそれになった。初心者の気持ちは今でも変わらないと思う。いくらiMacが良くても、PowerBook G4が魅力的でも、近くに無いものは買えないのだ。

サミいさんが書いている「アップルが売りたい、消費者が買いたい、それでも販売店は売ることを許されていないか積極的に売りたいと思っていない」もアップルが大衆の感覚からずれているからなのだろう。流通販売の専門を自負しても、販売店も顧客も支持しなければ、ものは売れない。

治水と違うのは、それでも実行可能なお役所と一般企業との違いだろう。いくらアップルが役所のようだと言っても、パソコンの販売は長い物にはには巻かれろの世界とは別物、早く自覚して欲しいものだ。

3/25(野球嫌いは余程の変わり者?)
Mac OS Xの記事は何処にでもあるので、同じ頃始まったらしい野球について書いてみたい。

野球嫌いである。何故か?落語が好きだから。この問答の分かる人はいるだろうか、恐らく皆さんは首を傾げるのではなかろうか。それには時代を遙か彼方に戻さなければならない。小学生の低学年の頃から落語好きだった。その当時は夜のラジオ番組には落語がかなりあった。先代の歌笑が健在だった時代である。ところがこのラジオ寄席も野球シーズンには無くなってしまう。野球の中継が始まるからだ。雨で中止になろうものなら大喜び、ここから野球嫌いが始まった。

小学生の低学年で、訳も分からないながら、花魁だの吉原だの落語での知識は相当なもの。高学年になった社会科の授業で吉原が製紙産業と学んでもぴんと来ない。なにしろテストで吉原の場所を聞かれると「浅草」と答えてしまう程の変な知識。その思いが落語番組と野球が関係なくなった今でも続いている。だから野球嫌いなのだ。

妻も野球嫌いの落語好き。となると家の中には野球の話題は皆無になる。そこに育つ子供もその影響を受けて、野球音痴だった。子供会の野球で初めてバットをにぎり、ボールを打っても、その場にポカンと立ちつくす。周りから走れ走れと言われたら3塁側に走り出したとのエピソードもあるくらいだ。

そんな子供達も家を出ているので、今は野球に少しは興味をもっているのだろうか。今朝の野球特集のような新聞をみて、こんな昔話を思い出した。

3/23(Macの行方はどこへ?ともかく付いて行くのだが。)
Mac OS Xの発売も、もはやカウントダウン。良かれ悪しかれMac OSの進む方向は決まっている。今回のはVer.1だから細かな方向修正をしながら、よりよい方向にむかうのだろうが、結果は数年先にならないと分からない。Mac好きだから、数年後にもMacが存在していて欲しいし、今より元気でいて欲しいと願ってはいる。

Jobsは現実歪曲型と言われているようだ。このくらいの人物になると、時代を数歩先に歩んでしまうために、現実歪曲と言われる場合もあるのだろう。iMacが発売されたとき、フロッピーが無くなった事に多くの非難があった。勿論私も懸念した一人ではある。ところが、現在フロッピーを使っている人がどれだけいるだろうか。USBで簡単に接続できる容量の大きなMOにお株を奪われているように思う。私もここ2年ほどはフロッピーを使用していない。

今回のPowerBook G4は斬新なようで、中身は従来のアーキテクチャーを流用している。ものを作るとき、いっぺんに変えてしまわないことは常道でもある。同時に変えてしまうと、問題を生じた場合に、何が要因なのかが分かりづらくなるからだ。確立されたアーキテクチャーを、あのサイズに詰め込む事に専念した結果がPowerBook G4。となるとJobsは現実歪曲型とは言えないように思える。

PowerBook G4の次期バージョンは色変わりとの情報もあるが、決してそれだけとは思わない。きっと今度はあのデザインの中で、新しいアーキテクチャーを生み出してくれると期待している。Mac OS Xもフロッピーのように(?)数歩先を進んでしまったものなのかも知れないが、何年か後にこれで良かったと思いたいものだ。

私のような初心者もMac OS Xフィードバックに投稿したが、そんな意見も考慮して欲しいと願う一方、信じる道を数歩先に行って、我々に夢を与えて欲しいとも願う。やっぱりMacが好きだから、ブツクサ言いながらも付いて行くだろう。そんなユーザーを長期的な目で裏切らないJobsのAppleであって欲しい。

3/16(Macの買い換え、買い増しのサイクルは3年間?)
車検の無いMacでも、新しいものに乗り換えるサイクルがあるようだ。最初に触れたMacはPerforma 5210。まさに世の中はWindows95の発売で湧いていた95年の12月に購入した。この当時は社内の大きな発表ではMacを使用していたので、必要性も有ったのだが、一度触れてみるとMacの虜になってしまった。今でも愛用しているソフト、マックドロー Pro 、クラリスドロー、マックライトIIでMacの操作を覚えた。

Adobe Photoshopを使い出すとPerforma5210では余りにも遅くなった。Internetも28kモデムだったのでWebページを開こうとすると、途中で眠くなってしまうような遅さ。初代購入から3年後'98にISDNとG3への移行を考えた。出会ったのが初期のG3DT233。Rev1の初期不良でだいぶ悩まされたが、Rev2への取り替えで安定。昨年には500MHz、ATI66、ビデオカード、USBカードとアップグレードして現在に至っている。

次の動機はMac OS Xだろうか。OS Xがバンドルされたものでの買い換えを考えていたが、今、心が揺れている。それは、あのチタンの出現、何しろデザインが秀逸だ。更に、ノートでも今の17インチCRTより大きいようだし、OS Xでも快適に動きそうだ。G3DT233のRev1で悩まされた初期不良の懸念があるが、今なら近くのパソコン点で5%の割引がある。それと心を動かされたのが今朝読んだMacPeople誌4.1号P144の記事。PowerBookG4のイーサーネットポートは接続されているケーブルの種類を自動認識するので、ストレートケーブルが一本有ればハブでも直接でもMacとの接続が出来てしまうようだ。

常に使う機能では無いが、こんな心遣いが嬉しいものだ。まだまだ人に優しいMacの心は生きているようだ。G3DT233購入から3年が過ぎた、そろそろ買い換えの時期なのだろう。Macサイクルは3年間か?

3/11(最新のATOK14で古いマックライトIIをインライン変換する方法)
ATOK14が届いた。早速インストール、何が変わったか良く判らないが、13からの移行に違和感が無いのは良い。ともかく新しもの好きだから、と変換したら13では変換出来なかったのが一発で変換できる。これは結構良さそうだ。

新しもの好きも古いソフトも使う、それはマックライトII。最近はAppleWorks 6を使うことが多いが、時々はマックライトII。ところがこのソフトは、それ用のインラインフィルターが無いとインライン変換出来ない。そこで早速機能拡張からATOK14システムをコピーし、ResEditで開いてみる。

マックライトIIのインライン変換に書いた所が今度はこのようになっている。

容量を小さくするためにJPEGで貼り付けたので見難いが、2行目にA14Iと読める。
この文字をマックライトIIのインライン変換に書いたのと同じ所で書き換えれば、マックライトIIをATOK14でインライン変換出来るフィルターが作れる。(ATOK13用をコピーしてから書き換えると良い)Aの次は数字の1、4の次はアルファベットのI大文字。

これで古いソフトマックライトIIが最新のATOK14で気持ちよく使えるようになった。

もし自分で作るのが不安な方はメールを戴ければお送りします。

3/07(血液型とMacとの関係は?)
OutDoorMacさんで面白いアンケート結果を発表している。興味深いのは「日本人の平均と言われる血液型の割合と今回のアンケート結果との対比」日本人の40%を占めるA型のMacユーザーは28%で、10%しかいないAB型は21.3%ものMacユーザーがいる。B型とO型はほぼ血液型分布と同じだから、AB型Macユーザーの多さが目立つ。かく言う私もAB型、長男を加えると2票増加となる。同じAB型のぐれぞう@アイマックさん曰く「マックはAB型を引きつけるんですかね(^_^;)。」

勿論母数が小さいし、血液型と性格の科学的な根拠は無いのだろうから、このアンケートの正確さを議論しても仕方がない。それでも真実っぽい気が私にはする。私自身は血液型と性格とはかなり関係している気がしている。両親、兄弟と妻、その家族、子供達にはA型はいないし、職場にもA型は少ない特殊な環境にいる。だからA型への理解が少ないのかも知れないが、多くの人が使うWindowsの方がA型には合っている気がする。それに対し、周りのことは気にしないAB型では、多い少ないは関係ない、自分が使いたいものを使うだけ。そうなるとMacを使う人が多くなるのだろう。

えっ!どうしてMacを使っているの、少数派だよ!と言ったのはA型とO型、直感的なところが好きだと言ったのはB型、もちろんこちらの方も母数は少ないのだが。

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