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6/30/1999(Windowsに一歩?) そんな私もWorkPadを使うようになってからSoftWindowsを使う機会が増えた。住所録の書き込みはMacよりWindowsのPalm Desktopの方が具合良いからだ。これを使っていると、コピー〜ペーストなどMacのように出来ないでイライラする事が多いのだが、Windowsでしか出来ない便利な機能に感心している。 それは、読めない漢字を、マウスを使って手書きすると、漢字と読みを表示する機能だ。人名とか地名で難解な文字を入力する時は助かる。ワープロ出現以来、難しい漢字の使用も苦にならないが、それは読みが分かる場合の事、読めない文字は入力出来ない。かなり下手字でも認識率が高いから、十分使える機能だ。 標準の日本語入力システムも結構良く出来ているし、こんな付加機能まで有るのは日本市場への入れ込みがMacとは違うのか、それとも単に開発人員の差なのだろうか。ワールドワイド戦略下での日本の位置付けからは、Macでここまでの対応はむりなのかも知れないが、もうちょっと何とかならないかなと思う一件である。 Mac初心者だから知らないだけで、Macにもこんな事の出来るソフトがあるのだろうか。人名、地名に弱い初心者の繰り言かも知れない。 6/27/1999(WorkPadは、やはり凄い) このメモリー増設作業ではこれまでのデータは消滅するそうだし、住所録や予定表など個人のデータが詰まっているので、全てを消去(ハードリッセット)してから、増設依頼するようにの指示だった。だから8M化して戻ってきたWorkPadは真っさらの状態。Macの新規インストールみたいな面倒な作業が必要かなと思いつつHotSync。オッ・・だ、全て元の状態に戻っている、面倒な作業は一切無く、データは勿論、インストールしてあったサードパーティーのソフトまで元の通りなのだ。これは凄い、HotSyncの度に自動的にバックアップされたデータで、あっと言う間に元の状態に戻る。持ち運ぶPDAだから、不慮の事故(落として壊す、紛失する・・)もあるだろう、その場合も問題無い対策が、何気なく出来ている、この使いやすさはさすがなものだ。 せっかく8Mなのだから、辞書(英和、和英)を入れてみた。これはWindowsでないとインストール出来ない。そこでSoftWindowsの出番、インストールCDには英和、和英辞書と有るが、Windowsの画面からそれが見えない。SoftWindowsだから?そんな事は無いだろう!と悩むことしばし。結局Palm Desktopからインストールをクリックし、EiwaとかWaeiなんてのを探して追加をクリックして成功。Macなら見えているものをドラッグすれば良いのに、なんとも分かりにくい。 この辞書、両方で3423K。これでは4MのWorkPadでは使えない。Macもそうだが、デフォルトではメモリーは不十分。使いこなすのに不十分な初期状態の製品なんて、パソコン関係の特徴なのだろうか。少しでも安くからきているのだろうが、ブースターを追加しないと高速道路を走れない車が有ったら、誰も買わないだろう、パソコン界の常識は少し変なようだ。 なんだか支離滅裂な日記になってしまった。 6/25/1999(不況の風はまだ続く?) これは、いわゆるセミナー屋さんの講習だから、結構高価で参加費も5万円前後。会社が出してくれるから参加する気にもなるのだろうが、この不況で参加費は個人負担と言い出している大手企業もあるそうだ。私の話は資格取得の為では無くて、個人のレベルアップの為の講義、個人負担を言い出されたら参加者もいなくなるだろう。 この講習、仕事のPRにもなるし、Mac購入資金も得られて一挙両得と引き受けているのだが、今しばらく厳しい状況が続くようだ。大学生の息子二人を抱える親にしては、Macにかなりのお金を掛けているが、それもこのアルバイトのお陰。Macの為にも(勿論仕事の為にも)、早く景気が回復して欲しいものだ。 5時間の講義も終わり、不況風に煽られながらも、帰りに寄り道をした新宿高島屋、結構な人出だ。用事が済んで、新宿南口に向かうと、アッ、iMacの大きな看板。全てのカラーのiMacが整列し「一列にお並びください」。なんだか新鮮味が薄れてきた感じもあるが、Macがこんな所にまで進出しているのは、ともかく、嬉しいものだ。きっと景気も上向いてくるのだろう。 6/22/1999(凄い話し2件、アップルから電話) 一つはMaster Corporationの対応。WorkPadJのメモリー増設サービスを申し込んだ。デフォルトで4M有るのだが、大きな辞書をいれようとすると不十分。それを8Mに出来ると聞き込んでWeb上から申し込んだ。直ぐに送付方法の説明メールが有り、早いなと驚いたのだが、その後の対応は目を見張るようだった。 20日に宅急便で増設希望のWorkPadを送付。21日11:09には「受領いたしました」メール、そして何と同日17:32には「本日送付いたします」のメール。日曜日の午後出して、火曜日には増設されたWorkPadが届いてしまう。これは凄いスピード!ほんの一寸、手元を離れただけだ。まさか水曜日の出張に持参出来るとは思ってもいなかったので、感激ひとしおだ。 ネット上での買い物はこれまでも何回か有り、どれも気持ちよいスピードを経験している。これでは普通のお店はよほど頑張らないと、負けますね。 二つ目は、号外ものです。なんと石田さんにアップルから電話が有ったそうです。「アップルのHPの「御意見・御要望に関して」に2度書き込んだ件での回答と問い合わせ」です。クラリスライト2000年問題、OS8.6の配布方法等について書き込んだそうですが、その件についての問い合わせで、石田さんのメールを引用させて戴くと いやービックリした!!(追・担当の「さえきさん」という女性はとても感じよかったです。)」 全文引用のお許しを得ていますが、長くなるので、一部引用させて戴きました。 6/21/1999(夜中に鳥の声) 弱い渡り鳥は、猛禽類に襲われないよう、夜中とか早朝に飛ぶと言う話を聞いた。夜中に鳴くホトトギスも何か理由があるのだろう。この時期、早朝には夢荘の近くまでコジュケイがやってくる。「チョイトコイ・チョイトコイ」と鳴く、地面を歩く鳥だ。これも振り絞った様な大きな声。キジも鳴かずば撃たれまいと言われるが、所在を明らかにする大きな声、何かを訴える声なのだろう。相手を呼んでいるのか、縄張りの誇示なのか、知る由も無いのだが、この小鳥たちも必死に生きているようだ。 万葉集にも「暁に名告り鳴くなるホトトギス」の歌が有るそうだから、夜中に聞こえる声は、間違いなくホトトギスなのだろう。夢荘はそんな環境にある。 一周年を記念して夢荘の外観を公開しました。ここをクリックすると見られます。全てはここから発信しています。 6/19/1999(一周年) これまでも正月に日記を書きはじめ、一ヶ月と続かなかったのを何度ともなく経験している。そんな私が、曲がりなりにも一年も続けられたのは何だろうか。毎日訪問してくださる、皆さんのお陰以外のなにものでも無いと思う。 普通の日記は、誰にも見られない事を前提に書いている。秘密だから、自分の記録としては貴重なのかも知れない。でも、何の反響も無い記録を書き続けるには、相当の意志が必要だろう。だから日記は三日坊主が当たり前だったのだろう。 Web上の日記は、日記と言ってもかなり違うもののようだ。自分の思いを書き連ねる事には違いはないのだが、見られる事を前提に書いている。そんな日記を毎日読みにきてくださる方がいて、時には反応がある。カウンターと反応が、支えになっている、それが一年間も続けられた原因と思う。 また、次の一年に向けて、新たな気持ちで取り組みたい。日記だけでは無くて、他のコーナーももう少し充実させたいのだが、焦らず、慌てず、着実に進みたい。これからもご支援宜しくお願い致します。 6/18/1999(予約!同じ様な話しが) これと似た話がもう一つ有る。最近発売された、発毛剤リアップ。これも薬局の在庫ゼロ、予約分も十分な供給は出来無い状況のようだ。 どちらも、発売が待たれた製品で、それなりの準備をして発売を開始した製品と思う。でも、でも、でも何故、こんな状況にあるのだろう。予想を大幅に超える売り上げ?そんな事は無いだろう、予想した通りの売り上げでは無かろうか。製造能力が不足なら、少し発売をずらして、当初の要求に応える事も出来たはずである。 ならば、不足を煽っている?そう思いたくは無いのだが、勘ぐりたくなるような似た話。デパートの食品売場でも、人の並んだ所は美味しそうに思う。何しろ行列を見ると、訳もなく並ぶ人までいるそうだから。 アップルもT社も一流企業、まさかそんな姑息な手段は取らないと思うのだが・・・・・ 6/16/1999(花の色は) 花の色に、季節で偏りがあるような気がするのは、思い込みなのだろうか。冬の終わりには水仙、レンギョウそして山吹と続く黄色の花々、黄色が冬の終わりを告げる。そして春、桃、杏に始まり、桜、山ツツジと赤色系が山を覆う。今頃は白。そして秋、桔梗やリンドウの花、紫式部の実、紫が目立つ。 勿論、例外は一杯あるし、植物の専門家では無い私の感覚的なものなのだが、自然の摂理の中での色があるのかも知れない。春先は目の覚めるような黄色から暖かな赤系、そして暑い時期の爽やかな白、冬を迎える前の紫、その時々で心地よく受け入れられる色のような気がする。 リンドウを広辞苑で引くと、こんな記載があった。枕草子67「―は…異花どものみな霜枯れたるに、いとはなやかなる色あひにてさし出でたる、いとをかし」 そう、花の色は心ときめかすものなのだ。 6/12/1999(水の元は水分?) 水の恋しい季節だが、その水は何から出来ているだろうか。もちろん化学的に言えば、HとO。でも、水はHとOと水分から出来ると、この人は言う。乾いたガスから、こんな水が出来るのは理解出来ない、そこには水分が必要だと言う。 化学系の私は、化学式から考えれば、水はHとOに異論を挟む余地は無いのだが、自然界の水を見ると、妻の発想を尤もかなとも思う。喉を潤す水、滔々と流れる川、広がる海を見ていると、これがHとOから出来ているとは考えない。水分と発想するかは別にして、無機的な化学記号とは別の世界であることは確かだ。 全てを論理的に考えるか、感覚的に捕らえるか、時と場合で違うだろう。論理的に考えなくてはいけない仕事をしていても、結果として出てくるのは感覚の世界(製品開発は論理的に進めなければいけないが、商品として出ていくのは感覚の世界でもある)、水はHとOと水分から出来るも面白い発想かなと思う。 無機的なものから構成されたMacに、暖かみや親しさを感じるのは、水分みたいなものが加わっていると考えるからだろう。まだまだ進化するMacが、無機的な機能だけを誇示するのでは無くて、水分的な安らぎも加味して進歩して欲しいと思う、パソコンには感覚的発想の私である。 6/9/1999(いよいよP1か) やはりLEXAN(ポリカーボネートのG.E.商品名)の躯体か。VAIOほどは薄くない、カラフルなスケルトンボディーのようだ。ここはマグネシウム合金製で、黒か渋い色のボディーが欲しかったのだが、物真似で無い、今の路線からは当然のデザインなのだろう。コスト的にも11インチ液晶ディスプレイは落ち着くべきとこに落ち着いた感じだろうか。 10/100BASE-T、内蔵モデムも備えるらしいから、もうこの辺で完成して早く姿を現して欲しい。スリムを取るか頑丈を取るかの選択は、米国人に任された訳だから、当然頑丈なのだろう。机からの落下にも耐える耐久性を備え、スペースを取らない革命的なハンドルもスリムを諦めた今、なんだか新鮮な感じがしてきた。 ともかく、MacOSの動く、楽に持ち運べるモバイルを早く手にしたいものだ。そう言えばコンシュマーポータブルでコンシュマーモバイルでは無い。モバイルは和製英語みたいなものらしいから、ワールドワイド戦略のアップルとしては、やはりコンシュマーポータブルと名付けるのだろうか。 ともかく、リンゴマークの付いたノートを早く持ち運びたい、それだけ。 6/8/1999(虫の住む耳) いつ頃からだろう、周りに虫が鳴いている気がしていた。車に乗ると、一層気になる感じなので、カーラジオかエンジンの雑音かなとも思ったのだが、ラジオを切り、エンジンを切っても、その音はしている。どうやら自分の耳の中から聞こえるようだ。 耳鼻科の診断は、耳鳴り。元々身体の中には無数の騒音が有るのだが、それを聞こえなくするフィルターの役目をする神経が有って、不要な騒音が聞こえないようになっているらしい。その神経が衰えると、耳鳴りが始まるらしい。 何かが加わるのでは無くて、あるものが無くなるから起きる現象らしい。そう言われれば、身体の中には、呼吸の音、心臓の音、血管を流れる音等々凄い音が渦巻いているのだろう。その音が聞こえないのは不思議と言えば不思議だ。高性能なコンピュータでもその音を消して、必要な音を拾うのは大変な事だろう。それを瞬時にやる人間の身体は、やはり神秘的だ。 この耳鳴り、上手に付き合うしかないと言う。生涯にわたるので、あまり変な薬も使えないからだろう。と、納得していたのだが、試しに別の病院に行くと、別の診断、直せると言う。果たしてどちらが本当なのだろうか。神秘的な身体だから、診断もまた色々なのだろう。今、その結果待ちである。 Macなら初期設定を捨てて、再起動すれば快復するのかも知れない、でも人間の身体はどうなることやら。ともかく虫は早く逃げて欲しいものだ。 6/5/1999(天使の住む庭) NHKのBS放送でも紹介され、訪問した著名な園芸家が「天使の住む庭」と表現したそうだ。今はバラの季節で、庭にはピンクや白のバラが咲き乱れている。単身赴任のご主人が、休日を利用して手入れをしているそうだが、木々やトレリス等の飾りまで、片手間でやっているとは思えない、隅々まで心のこもった庭になっている。本当に天使がその辺に住んでいそうだ。 最近、園芸ブームだそうだ。ガーデニングと言う言葉があちこちで聞かれる。でもそのガーデニングは私のイメージとはかなりかけ離れている。なんかチマチマしたもので、小さなプランターに、ごちゃごちゃと寄せ植えしたものを、ガーデニングと称している気がしてならない。 日本の住宅事情では、それが精一杯なのかも知れない。だからそれを否定するつもりは無いが、やはりガーデニングと言ったら、もう少しおおらかなものを見たいものだ。小さな寄せ植え、更にはパソコン上で草花を育てる等々、自然からどんどん離れたものが、一人歩きしている。自然とはもっとおおらかで、自由で、心豊かなものだと思う。 何でもパソコン上で実現しようと思わないで、時には自然の中に溶け込んでみたらどうだろう。天使の住む庭に立って、ふとそんな思いがよぎった。 6/3/1999(10,000ヒット達成) ホームページ開設から約1年、10,000の数字は夢のようです。これまでの人生で(と言ってもおかしくない歳ですから)日記を1年間継続したのは初めてです。これも訪問して戴ける皆さま、ホームページ開設の動機になったtktrの高橋さん、そしてリンクして戴いているトビトビファミリーの方々のおかげです。本当にありがとうございました、これからもよろしくお願い致します。 ネットの世界には、距離も年齢も職業も越えた世界が広がっています。頭では分かっていたこの事を、実感できたのは、やはり自分のページを持ってからです。これからも、焦らず、急がず、末長く続けて行きたいと考えています。どうか、引き続きご支援よろしくお願い申し上げます。 6/2/1999(MacでLPレコード蘇る) 早速、これをダウンロードして音の取り込みにチャレンジ。画面にCDやカセットでおなじみの録音ボタンが現れ、それをクリックすれば録音開始。終了後、保存で適当な名前を付ければ、音を再生出来るAIFFファイルが出来る。これをWave Editor TWEの再生ボタンで再生出来るし、Toastに持っていけばCDの出来上がり。 このソフト、まだ使い始めたばかりだが、ゲインの調整は言うまでもなく、フェイドイン、フェイドアウトなんかも出来てしまうそうだ。こんな高性能なソフトがフリー、あのMIDPLUGも無料とは、ヤマハは音にこだわり、音の世界のデファクトスタンダードを狙っているのだろうか。 それにしても、購入したCD-R/WはヤマハのCRW4416SX、その説明書にもこのソフトの事は何も書かれていない。おまけCDに入れておくとかすれば、良い宣伝になるだろうに、それをしないのは何だろう。アップル同様、商売下手なのだろうか、ハードもソフトも気に入っているだけに、なんだか勿体ない感じがするのは、私だけだろうか。 |