夢荘日記    99年9月


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9/30/1999(ありがとうございます)
交換依頼したメモリーがアドテックから届き、G3DT233は元の状態に戻った。やはり標準の32Mに仮想メモリでは使い心地が良くない、とくにWeb巡回ではハードディスクが常にカリカリと動き、とても遅かった。アドテックはメモリーの永久保証だけでは無くて、25日に代品要求で29日には到着と素早い対応、気持ちよいものだ。こんな時には「ありがとうございます」と言いたい事が重ねて起こるものらしい。27日の日記にもありがたい反響があった。

へんてこ日記の石田さんが遭遇したのは、ねこすずさんのMac不調の原因がメモリ、t-kさんは同じDT233でやはりフリーズ〜再起動〜モニター真っ白を経験されている。t-kさんのはPRAMのクリアを繰り返し続けたら回復したそうだ、同じ時期の同じ機種なので、あるいは私のDT233もそんな現象だったのだろうか。

AYNi Mac!のnakamuxuさんが早速27日の日記を27日に紹介していました。そうですね、普通に稼働していたマシンのメモリーが突然おかしくなるなんて考えないものです。ドライブのように機械的な回転部分のあるものなら、突然死もあり得るだろうが、メモリのような電子部品が1年以上経って突然死とは。それも、普段は人のいない離れの建物、中二階もあり煙草も吸わないのだから、温度も埃も問題ないレベル、そんな環境でもメモリーの破損はあるようだ。

Macなおやじの借金トッシュ9号さんはメモリトラブル中の25日に夢荘の15000アクセスをゲットし記念スクリーンショットをアップしていました。またA-Kさんからは、「夢荘日記」(344KBytes)は、全て読ませていただきました、のメールを戴きました。

嬉しいときには、嬉しいことが続くもの、皆さんありがとうございました。

ところで石田さん、明日はあれをやるのですね。1日の朝にはアップ予定。

9/27/1999(死の淵からの復活)
大変大げさな題名で申し訳ない。でも、そんな気もした事件であった。Mac(G3DT233)が死の淵から復活したのだ。

Macの電源を入れたまま食事のため別の部屋に行った。食後に戻りMacを見るとAfter Darkの絵が止まっている、おやっと思い再起動、そこから今度の事件が始まった。起動音は鳴るがその後のモニターは真っ白、再起動を何回か試みても駄目。さらにCDからの起動(電源ON後Cキー)も外付けからの起動(同Option+Command+Shift+delete)も駄目。どうも内蔵HDも外付けHDも動いている気配が無い。SadMacも悪魔の響きも無い、只の真っ白。リッセットスイッチを何度押したことか。

落ち着け、落ち着けと気を取り戻しSCSI機器を外す。起動音はなるが、やはり真っ白・・・・・。この付近には持ち込み修理のクイックガレージは無い、でもMacが無い生活は耐えられない。高速を飛ばして約2時間、大宮に向かう。運の悪いときは、こんなものか無いのだ、去年何回か通った日本NCRが。道を間違えたかと付近を迂回すること30分あまり、それでも無い。持参したパンフレットを見て電話、「移転しました、前の場所の斜め向かいです」だったのだ。

そして、診断は。「CPUかロジックボードが壊れています。」部品を調べてきますと奥に消える、そこの壁には「現在アップルからの部品供給が大幅に遅れています、修理には時間の掛かる場合があります」だ。しばらくして現れた担当者曰く「部品の在庫が有りません、アップルに有れば数日できますが・・・」仕方が無い、全てお任せして帰路につく。

翌日、その方から電話、増設メモリーを外したら立ち上がったのでメモリの不良、Macは宅急便で送ります。ともかく我が家に戻ってきたG3DT233、標準の32Mに仮想メモリーで動き出した。メモリーは永久保証だそうで、外したものをメーカーに送付した。しばらくは仮想メモリーのお世話になりそうだ。

この事件の教訓「ともかくアップルから出荷した初期状態に戻して、動作確認をすること。」
データや環境は失われなかったので、この事件、結果は良かったと言うべきだろうか。

9/22/1999(iBookの販売に物申す)
へんてこ日記の石田さんが始められた拝啓アップル殿に協賛しています。iBookの販売店が発表された時に「またか」の気持ちをもった方は多いと思う。ともかく私のいる付近には無い。このiBookで初めてMacに触れる人が出て、Macの裾野が少しでも広がるのを期待していたのだが、その期待は裏切られた。

アップルにも言い分は有るだろう「説明する十分な力の有る店を選んだ」「流通コストを押さえたい」等々。でも、これはユーザーの事を考えての対応では無くて、アップルの都合だけではなかろうか。iBookの対象は誰でしょう、パソコンに初めて触れる人、iMacの噂を聞いていたがノートタイプを望んでいた人達ではないだろうか。

ここで「iMacの噂」と書いたのは、この付近では今でもiMacの実物は見られなない、噂のものなのです。スタジオディスプレーや、昨日販売が差し押さえられたe-Oneは置いてありました、それを見てiMacを想像している人がいます。これでiMacが売れるでしょうか。iBookはこの愚を繰り返しています。

初心者が詳しい性能の説明を求めるでしょうか、Apple storeで購入するでしょうか?否です。初心者はパソコンを何処で買うかも分からないものです。あのiBookの姿が、近くの家電兼パソコン店のチラシに出たら、そんな初心者も見に行くでしょう。そこで触れて、眺めて購入を決意する、それがiBookの購入パターンではないでしょうか。

そんな初心者の期待を、仲間の増える事を願うMacユーザーの期待を裏切らないでください。石田さんの叫び
      どうかお願いです。
      仲間を裏切らないで下さい。
      誰にでも、見て・触れて・購入でき、販売できる環境を作って下さい。
      僕は気持ちが痛いです。

に同感です。
                         (この日記はTell Usにも投稿しました)



ねこすずねこすずさんにリンクしました。999をゲットしたのは私でした。

9/19/1999(夏風邪でダウン)
ここ二週間ほど風邪気味であったが、良くなる気配はない。そこで土曜日は思いっきり寝ることにした。早起きをしてWebとメールをチェックした以外は、横になっていた。そんなに眠れる訳ではないので、到着したばかりの日経MACを読んではウトウトの一日になった。

これくらい時間があれば隅から隅まで目を通したが、オヤッと思ったのは「最強のリムーバルを選ぶ」だ。今後のリムーバルメディアはDVD-RAMになると思っていたのだが、もっと優れものがあるらしい。その名はORB。そう言われれば少し前に聞いたことがあるようだ。Jazに似たメディア、うろ覚えだがJazを開発した会社に居た技術者が開発した・・・の記事を見た気がする。

2.2GBの容量でハードディスク並の速度、メディアもドライブも安いらしい。記事によるとドライブが3万5000円、2.2GBメディアが5000円。速度指数(100MBのファイルの複製に要する時間を、内蔵HDを100とした指数、大きいほど早い)が87。ちなみに230MBのMOで18、DVD-RAMは15、USBのハードディスクで54とある。

ただし、未だ世の中には無くて10月に発売になるそうだ。いくら優れ者でも普及率がどうなるかが問題だ。日本のMO、米国のZipがこれに変わり得るのだろうか。データだけみれば、変わる力は持っている、次世代メディアはDVD-RAMと思っていたのは間違いだったのだろうか。

もしこのORBが普及すると、自分のシステムをそっくり入れたメディアを持ち歩けば、どこかで誰かのMacを借用しても、いつもの環境で使える。これはORBのCastlewood Systems社に頑張って欲しいものだ。

風邪の方は一日中横になっていたので、かなり回復したようだ。何だか身体のなかのデスクトップを再構築した気がしてきた。Macに限らず時々デスクトップの再構築は必要なようだ。

9/13(Macintoshが無くなる?)
Macintoshが無くなるらしい。そんな馬鹿な!正確にはMacintoshと言う名前ではなくなってきているのだ。[MacWIRE Express 1999.09.11]によると、G4はPower Macintosh G4では無くてPower Mac G4。

えっ、と思いApple eNews - Japan 9/3/1999を見直すと、確かにこう書いてある。
「8月31日米国サンフランシスコで開催されたシーボルトの基調講演で発表されました、アップルの最新機種「Power MAC G4」が「WORLD PC EXPO 99」にて日本初公開となります。
このプロフェッショナルパブリシング向け究極のシステム「Power MAC G4」そしてコンシューマ市場向けノートブック「iBook」と、ワイヤレスソリューション「AirPort」を是非ご覧ください。アップルブースでお待ちしております。」

確かに繰り返しPower MAC G4と書かれていて、Power Macintosh G4では無い。更にiBookに至ってはMacも無い。自宅で使用しているG3DT233をAppleシステム・プロフィールで見ると「Power Macintosh G3シリーズ」と書いてあるので、G4になってからの変身なのだろうか。

普段はMacと呼んでいるが、Macintoshの音の響きに心地よさを感じていた。それも消え去ろうとしているようだ。Appleが元気を取り戻し、Macintoshと言われたパーソナルコンピューターも売れ筋商品になってきたので、簡単な呼び名Power MAC G4でも良いのだが・・・。やはり愛称Macでも正式名Macintoshは残して欲しいと思うのは、ノスタルジーなのだろうか。

9/11/1999(へんてこな話)
Macの製品群は身体に喩えられる(と以前にも書いた)。iMacは顔、G3はその下の身体。iBookはなんだろう、手の感じがする。PowerBookは?肩だろうか。とすると足が無い。

足はPDAではなかろうか。MacOS に似たOSが動くPalmのようなPDA。そんなものは出てこないだろうか。頓挫したNewton Message Padが別の姿で復活しそうな気がする。Appleの戦略には4っつ有って、今度のiBookで完成したかのように見えるが、実は戦略は身体シリーズの完成で、未だ凄いのが残されている・・・かな。

とすると、肩と手、身体と足先をつなぐものも必要だ。丸くて長いデザインのもの、何だか想像も出来ないが、何か未知のものも有りそうだ。

昨日、埼玉県の熊谷まで出かけ、30℃を越す残暑にあった。そのためでも無かろうが、今日の日記は支離滅裂。残暑見舞いとは、言葉の最後にザンショと書くものと勘違いした人が、居たとか居ないとか。Mac身体シリーズ論は、いかがでザンショ。

9/8/1999(G4躯体へのバージョンアップ)
WORLD PC EXPO 99で実際にG4に触れられた方もいるようだ。残念ながら時間の余裕が無く、その場に行けないので、もっぱらWeb上の絵や文字でG4を感じている。そのためかG3の登場時とは違った感覚を持っている。

早さにびっくりしても、それはほんの少しの間。すぐに慣れてしまうのは、Macユーザーの多くが感じていること。今度のG4がどれほどの快感を与えてくれるのか分からないが、そこまでの機能を使いこなせるのかなと疑問に思う。Perfoma5210からG3DT233に変えた時は、早さに喜んだ反面、とまどったところもあった。ポストペットのペット達が目覚ましいスピードで訪れ、あっと言う間に姿を消す。こうなると早さはかえって不利になる。

これは極端な話、機能アップは嬉しいのだが、そこまではいらないから、あの青白G3の躯体をすっぽりG4にバージョンアップ出来たら、それでも良いなと思うのは失礼な話なのだろうか。それほどすばらしい、あの色合い。

G3登場時は従来の躯体に組み込まれ、しばらくすると鮮やかな色とデザインに変身したように、この素晴らしいG4も仮の姿なのだろうか。欲しいときが買い時と言っても、こう良いものが煩雑にでると、迷いはつのるばかり。

9/3/1999(入力モードが勝手に替わる)
出ましたB3(婆さん)では無くてG4。もっと先かと思ったら9月に登場、2ヶ月前、新しい職場に青白を導入したばかりが少し残念。

それにしても良い色だ「新G3はこの色の為にデザインされていたのでは」と表現された方も有るが、本当にそう思う。Appleが目指すの進歩では無くて革新だから、デザインと色で革新を起こし、いずれ色は落ち着いたものに戻ると以前書いたが、やはりそうなってくれた。期待の軽量ノートは無かったので、購入資金はG4に変更になりそうだ。

と、題目に無いことを書いてしまった。本日のお題は「入力モードが勝手に替わる」だ。

時々、思わぬタイミングで入力モードが切り替わり、イライラする事があった。日経MAC9月号の特集「MacOS快速テック技50」にこの対策が出ていた。コントロールパネルの「キーボード」のなかにある「オプション」設定で「フォントとキーボードを一致させる」のチェックを外せば良い。こんなところに、こんな設定があったのだ。デフォルトではオンだから、普通の人はそれが良いのだろうが、そうで無い人は、外してみたらどうだろう。

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