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5/31/1999(簡単で凄い、CD-R) Adaptec ToastがMacっぽいせいか、全く複雑な事は無い。オーディオCDを開きトラックアイコンをToastにドラッグするだけ。オーディオCDを変えてまたドラッグ。それを繰り返せば好きなプログラムが出来る。CD書き込みをクリックしてToastの指示に従いオーディオCDを換えていけば、オリジナルCDの完成。購入時のビラには「G3シリーズではCD-ROMドライブにIDEインターフェースを使用している為、Disc To Discのバックアップ等の機能は制限があります」の注意があったが、この範囲では全く問題は無かった。 最初の作品はお好み演芸会、春風亭柳枝の「子ほめ」、先代三遊亭金馬の「孝行糖」、そしてトリは古今亭志ん生の「火事息子」と言う豪華演目。落語のCDは大抵演者別だから、こんな寄席みたいな組み合わせは無い。そんなオリジナルCDが、いとも容易く出来てしまうCD-Rとは優れ者だ。 こんなに簡単にCDのコピーが出来るのでは、悪用する気になれば、いくらでも違法コピーが生まれてしまう訳だ。CD-Rのハードやソフトメーカーはそこまでは関知出来ないので、あとは購入者の良識に任されているのだろうが、本当に簡単過ぎる。簡単なのは良い事なのだが、簡単なのにこんな複雑な気持ちになる、変な機器ではある。 コンポのカセットデッキやレコードプレーヤも揃ったので、今度は古いレコードををCDにしてみたい。マニュアルにも無いので、今度は簡単にはいかないのだろう。tktrさんのトビトビ日記1/30の日記からSndSamplerが必要なのは分かったが、どう使うのだろうか思案中。レコードの音をMacから出すことはすんなりといったのだが、この先は長そうだ。 5/29/1999 出張の車中用にMac Fan Beginners 7月号を買った。そこにはこう書かれている「クリックは欧米人にとってはカチッ!」欧米人にとってはクリックと聞こえるの記事。そうだったのか、これ擬音語だったのだ。 今、外でコジュケイの声が聞こえる、「ケッケッケッ、ケッケッケッ・・・」と聞こえるのだが、これを野鳥愛好家は「チョイトコイ、チョイトコイ」と聞くそうだ。音をどう聞いて、どう表現するかは、民族差だけで無く、個人差や趣味の世界の差で違うようだ。 このMac Fan Beginners 7月号「周辺機器の今を知る」の特集で、CD-Rのところは先日購入したものと同じ機種の写真がある。自分の買ったものが出ているのは何となく気持ちが良いものだ。でも、そのCD-Rまだ箱に入ったまま。取り付ける時間が無い、今日も無さそうだが、明日にはチャレンジしてみよう。 ホームページを開設して、もうすぐ1年。限られた時間ではWeb巡回しようと思えば更新の時間が無く、更新しようとすると他のページを見る時間が無いのジレンマ。でも、おかげさまで10,000ヒットまでもう少し。どうか訪問された貴方、もう一度「再読み込み」「更新」をカチッして、アクセス倍増セールにご協力下さい(^o^)(冗談40%、本気60%) 5/29早朝 5/27/1999(買ってしまった) 今日の話はこれでは無い、コンポを買い換えたのだからとCD-R/RWを買ってしまったのだ。どうも、こんな買い物の癖があるようだ。ずいぶん前、車の無かった頃、交通の不便なここでは、せめて自転車は必要だろうと自転車屋に出向いた。自転車を物色していると、ここは坂が多いからバイクの方が良いだろうと考え出した、バイクを物色すると、雨の日には屋根が必要だなと考え初め、では、と自動車を買ってしまった。こんな滅茶苦茶な買い物行動だから、何を買っても可笑しくは無い訳だが、またやってしまった。 このCD-R/RW、ここ、ある町ではWindows用しか置いて無い、Mac用は?と聞くと「最近はMac用は置きません」の答え。そこで出張の帰りに秋葉原のMac専門店に寄る。そこは別世界、大勢のお客がMacを眺め、CD-R/RWもMac用かMac&Windows用が置いてある。Windows&Mac用では無くてMac&Windows用の表示。tktrさんもこの機種を言われていたなと頭をよぎり、Mac用(&Windowsでは無い、専用)の機種に即決。 はて、さて、これからどう使いこなしていくのだろうか。ともかく使い方を覚え、自分だけの「お好み落語会」でもつくろうか。そう、音楽よりも落語が好きなのだ。 5/23/1999(8.6が来た!) 既に8.6にアップデートしていたが、せっかくCDがとどいたので、Mac OS 8.6 インストーラで上書きインストール。再起動してから元の機能拡張にセットして再起動・・・爆弾。少し悩み機能拡張をいじる、InputSprocket・・なんて不要そうだからはずす、外したはずのデスクトッププリンター機能拡張がONになっていたのでそれも外す、これで無事起動。素直にアップデートをかけるか、基本通り新規インストールするか、やはりいい加減はいけないようだ。 8.6になって何が変わったのだろうか、まだいくらも使っていないので良く分からない。ひいきめで言えば違和感無く性能アップしたのだろうか。早くなったかなと思えば、思えなくも無い。せっかくのフルインストールCD、時間のある時にHDの初期化から綺麗にインストールしてみようかと、今は考えている。 ちなみにフルインストールCDの中身はこんなもの。インストーラとアップデータの二つがあるし、システムフォルダーが有るので、このCDから起動出来る。 5/21/1999(G3の後は婆さん?) 妻はG3(爺さん)の後はB3(婆さん)では無いのと言う、その後にはT3(父さん)とかK3(母さん)が控えているらしい。なるほどG4よりも人間的で面白い名前だ。 もちろん、本当にこんな名前が付く訳は無いのだが、実際に付いてしまったのが有る。Gコードがそれ、だってバーコードの後に出てきた名前。ジーコードのジーにはきちんとした意味が有るのかも知れないが、何となくバーの後にジーが出てきた感じがする。もし、そんな洒落から付けた名前なら、命名者にエールを送りたい。 ともかく 5/16/1999(モバイルについて考える) 仕事でも私用でも車中では本を読む事が多い。今回はMac系の雑誌とWorkPadを持参した。日帰りでふらりと出掛けるには、荷物は小さくて少ないほうが良い。そのためのバッグは最近、A4版を少し小さくしたサイズのものを購入した。女性のハンドバッグの男性版と考えても良い。 このサイズでは、Mac系の雑誌は入らないので別に持つことになる。一方のWorkPadはバッグの内ポケットにすっぽりと入る。どちらがじゃまにならないかは歴然としている。それにWorkPadには出掛ける前にMacintosh WIREのニュースをHotSyncで取り込んであるし、青空文庫から漱石の小説も入れてある。最新のニュースや版権の切れた名作が車中で読めて、じゃまにならない、ちいさなボディのWorkPadはなかなかかの優れものである。 これがモバイルかなと思ったら、広辞苑によるとモバイルとは「携帯用小型コンピューターと通信回線を利用し、外出先で情報の処理と送受信を行うこと。」だそうだ。このWorkPadでは送受信をしていないのでモバイルとは言えないようだが、日帰りでふらりと出掛ける旅にはこれ以上の大きさはじゃまだろう。そんなWorkPadをPHSに直接接続する仕組みが計画されている。何時の日か本当のモバイルに変身出来そうだ。 塩釜の寿司が美味しかったのは言うまでも無い。 5/14/1999(敢えて8.6の配布方法に賛成) もちろん、全て賛成と言う訳では無い。日本では、90M以上も有るものをネット上からダウンロード出来る環境に無い。それに雑誌でも配布されないらしい。でも、これを駄目と言うのでは無く、もう少し暖かい目でみたらどうだろうか。 アップルによると実費2500円で3っの配布方法がある。8.5の正規ユーザーなら起動可能なCDが入手出来る。単なるアップデータのCDも有るが、これは何なのだろう、8.5付属のクーポンを無くしてしまった人用なのだろうか。(まさか違法コピーの人へのサービス?)ともかく2500円で真新しいOSが入手出来る。 賛成の理由はこれでは無い。これまでアップルはユーザー情報をどれほど掴んでいたのか疑問に感じている。この機会に、ぜひユーザーの真の姿を把握して欲しい、そんな希望を込めた賛成なのだ。 Web上には新しもの好きが多く、8.6も1ヶ月も前から待ち望まれていた。でも、Macユーザーの中でどれくらいの人が、8.6を知りバージョンアップしようとしているのだろうか。周りを見ても、かなり少ないのではと思う。ネットの世界では自ら情報を得るのが原則、でも一般の世界ではまだまだ情報は与えられるものになっている。Windowsなどはマスコミが大騒ぎするので、そんな人達も何となく知るようになるのだが、Macの世界は別だ。 今回の配布方法なら、どれくらいの人がOSのバージョンアップに興味を示したかが、明白になる。なにしろ雑誌で配布されないのだから、求めた人数、応答なしの人数は明白だ。ユーザーの大部分が求めた人数にカウントされたなら、今のアップルのユーザー対応は正しいのだろう。でも、ごく一部としたら、ユーザーに知らせる方法に問題がある訳だ。 おそらくユーザー対応を考え直す必要があるのではなかろうか。今回の対応がそれに気付く好機になって欲しい。アップルさん、今からでもけっして遅くないですよ。 5/10/1999(些細な違いに、取られた時間) ところがユーザー名に問題が有るらしいことが分かった。Palm Desktopのユーザー名を漢字で入力してしまっていたのだ。これでは英語版のシェアウエアの登録が出来ないようだ。と気づき始めたらタイミング良くここパムポケPalm/WPJユーザーの為の ワン×2クリニックBBSにユーザー名変更方法の質問と回答が載った。 Mac用に書き換えて説明すると、HotSync Managerを開き、Usersからユーザー名を選択しEditでローマ字に変更。その後WorkPad側のユーザー名を消してHotSyncすればOKらしい。ユーザー名を消すのはショートカット(WorkPadユーザーズ・ガイド25ページ参照)+「.」+「5」をGraffityエリアに入力するだけ。 これでMac側とはHotSync成功。Windows側はPalm Desktopを立ち上げツール〜ユーザー〜名前の変更でOK。同じようにローマ字名に変更してHotSync。と、どうしたことか、そのユーザー名は駄目だと言われる。そこで、またWorkPad側のユーザー名を消してHotSync。再度Mac側でHotSync、ここでもそのユーザー名は駄目だと言われるので、WorkPad側のユーザー名を消してHotSync。これでは永遠にこの繰り返しになってしまう。 しばらく悩んだが、MacとWindowsのユーザー名を良く見ると、同じ綴りだが、何となく違う。仮にWork PadさんとするとMac側で入力したのは「Work Pad」、Windows側で入力したのは「Work Pad」、同じ半角英文でもスペースがMacは半角、Windowsは全角なのだ。これではパソコンは別人と認識してしまう。 これはSoftWindowsだからなのか、Windowsの仕様なのか分からない。Windowsの仕様だとしたら、あまり戴けない、何となく間抜けな感じになってしまう。こんな事を言うと、だからMacユーザーは嫌いだと言われそうだが、やっぱりMacで良かった。 5/8/1999(面白いページ) そんな休日のWeb探訪で面白いページちょっとマックしない!?を見つけた。WorkPad初心者が購入以前から同時進行的にその魅力を語っている。私もほぼ同時期に購入した者なので「そうそう」とか「そうだった?」なんて思いながら、読み進んだ。 Palm/WorkPadJの世界には素晴らしいページが一杯ある。でも、それはベテランがベテランに向けたり、初心の頃を思い出して書いたページ。こんな同時進行的なページは珍しい。WorkPadに少しでも興味を持ちだした方は、是非みて欲しいページだ。 それに文章が良い。これが日本語練習帳に合うか合わないかは別にして、読みやすく、どんどん引き込まれる文章になっている。強調したいところを、大きな文字にしているのも、良さなのだろう。これまで本や手紙を念頭に於いた文章が、文章の書き方の基本であったと思う。Webやメールではまた違ったスタイルが生まれてきそうだ。 良い文章は何処に出しても良い文章に違いない。でも、新しい文化には新しい文章の書き方、見せ方が出てきても良いだろう。そんな書き手がどこかで生まれているのだろうか。 5/4/1999(プリント出来ない!) 連休初日Macに向かった。プリンター本体は異常無さそうなので、最近入れたソフトを疑うのが常道だろう。ColorSyncj-2.5.1か?どうもそうでは無さそうだ。やはり何かハード的な問題なのだろうか? G3DT233のシリアルポートはモデムポートにTAを、プリンターポートにはシリアル変換器を介してプリンター、モデム、Work
Padのクレードル、デジカメを接続している。この接続を確認してもやはりプリンターはウンともスーとも言わない。 原因はWork PadのHotSync Managerがプリンターポートを使用しているからだった。やはりソフト的な問題、これまではApple TalkをONにしてもリモートのみを選択していたので問題は無かったのだが、どうも今回は駄目らしい。でもApple Talk Offでも駄目、結局HotSync Managerを一時的にモデムポートにすることで問題解決。もう少しスマートな解決法があるのかも知れない、ここに質問してみるので、回答があったらまた後日紹介したい。 解決してしまえばどうと言うことはないのだが、やはりパソコンは簡単では無い。Macを使うからには、この位は分からなくてはいけないのか、まだまだパソコンは難しいのか、考えさせられた一件であった。 直ぐに解決法が分かる、Internetの凄さ、それを支えるWeb管理者の熱意に改めて感謝。 5/2/1999(ついにユーザーの意見を受け容れる窓口を開設) ともかく、これでアップルが良い意味でのフツーの会社になった証だろう。変な表現だが、このフツーの会社になると言う事が大変で、多くの企業はフツーの会社にはなっていない。それはユーザーが考えるフツーと企業自信が考えるフツーが大きくずれているからなのだろう。アップルの素早い対応には、本当にありがとうと言いたい。 今日配信されたMacintosh Wireによると Mac系のページを見て感じる「Macintoshのユーザーは無給の社員じゃないかと思う」この感覚を原田社長自身も感じていた事は、アップルにもMacユーザーにとっても明るい未来を感じさせる。 Appleの戦略、日本市場の特殊性に挟まれて、アップルの舵取りは大変だと思う。でも原田社長には経営者としても、日本のMacユーザーの代表としても、Macを暖かく育てて戴きたい。きっとWorld Wide戦略との接点があるはずです。 |