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3/30/1999(敗軍の将、兵を語る) エレン・ハンコック氏と次世代の低価格商品として考えたのがiMacで、筐体のデザインは今と似た形 、カラフルな色を想定していたそうだ。今のiMacがどこまでアメリオ氏の構想で、どこからがジョブス氏のものなのか釈然としないが、種を蒔いたのはアメリオ氏らしい。 成功すると「それは私が・・・」と出てくるのは世の常だから、どこまで寄与しているか分からないが、瀕死のAppleに大なたを振るい、再生の土台を作ったのはアメリオ氏なのだろう。 この記事を見て「おやっ」と思ったところが2点ある。 もう一つは「直感を信じないで失敗、長年の経験を生かせなかった」の発言。経営判断を迫れれた時、考えた末の直感を信じて成功してきたが、Appleの時はそれをしなかった、それが失敗だったと述懐されている。直感という言葉を忘れるほどのAppleの状況だったそうだ。 「敗軍の将、兵を語る」と見出しに出る役回りだったのは現時点での事実なのだろうが、Appleの名前が生き延びたのはアメリオ氏の力によるところも大きいのだろう。 最後の文章をそのまま引用すると ですから日本のアップルファンの皆さんにも「アップルを信じてください」とお願いしたいのです。インターネットはアップルの製品に新しい魅力を加えてくれるはずです。それを楽しんでいこうではありませんか。 そうAppleが益々元気になる事を願い、これからも楽しんでいきたいものだ。 (引用資料:日経ビジネス3月23日号,P135〜138(1999) 3/28/1999(Cleans Up System Memory) 今は160M積んだG3DT233だからそんな事はないのだが、時々Mac OS Purgeを起動すると「このコンピューターについて」のMacOS棒グラフの白い部分が、すっと増えてメモリー領域を解放してくれるのが分かる。 1995年のソフト(作者:E.Kenji Takeuchiさん)なのでMacOS8.5.1に対応しているのかどうか分からないが、私のところでは特に問題は無い。エイリアスをアップルメニューに入れて置けば、チョット一休みの前に起動してやると、Macもホットするようだ。 あまり話題にならないようだが、お奨めのソフトだ。それとも皆さん当然ご存じのソフトなのだろうか。作者のページが分からなくなってしまったが、ここからダウンロードできる。 3/26/1999(やっぱりMacは無さそうだ) このモールにはパソコンを取り扱う店もあるようなのだが、新聞の折り込み広告で見る限り、Macは無さそうだ。iMacは有りませんでは無くて、Macは有りませんの店のようで、やはり寂しい。もっともMacを細々と扱っているパソコン店では、お客さんに「当店ではMacに詳しい店員はいませんので、お買い上げ戴いてもアフターサービスは出来ません」と堂々と説明する所もあるようだから、むしろ無い方がすっきりしているかも知れない。 とは言うものの、Macを探し求めて何処にでも出かけるMacユーザーは、このモールに期待しないにしても、モールに集まる大勢の人の目に触れるパソコンはWindowsだけとは、もったいない話しである。 鶏は生まれたときに最初に見た動くものを親と認識するそうだ、人間は最初に見たパソコンをパソコンと認識するのだろうか。どうも地方ではMacが入り込む隙間は無さそうだ。 昨日は「猫は生まれたときに・・・」と書きましたが、鶏の間違いかも知れません。だって猫は生まれてしばらくは目が見えないですよね、多分。この一節あまり自信がありません。 eddieさんからメールを戴きました、そう、それでも地方で生きていかなくちゃなりません、ね。 3/23/1999(冬鳥の帰還) 以前野鳥に詳しい人に聞いたのだが、このジョウビタキは弱い鳥なので、猛禽類に襲われないよう明け方に飛来するそうだ。あの小さな躰で遠くまでたどり着くには、体力ばかりでなく注意深さも必要なのだろう。生物の本能として当たり前なのだろうが、自然に身に付いた力の凄さを感じる。 別の渡り鳥の話だったかも知れないが、シベリアへの渡りには二つのルートが有り、一つは日本海を渡って大陸経由、もう一つは日本列島を縦断して北海道からシベリアに行くグループ。これも種族を守る知恵なのかも知れない。 庭の馬酔木に白い花が咲いてきた、この花と良く似た花に、ドウダンツツジ、ブルーベリーがある。不思議な事にヒヨドリはブルーベリーの花しか食べない、馬酔木には毒があるし、ドウダンツツジは美味しく無いのだろうか。馬酔木の花を食べて痺れているヒヨドリや、ドウダンツツジの花を吐き出しているヒヨドリも見たことは無い。 当たり前と言ってしまえば当たり前なのだろうが、小鳥たちには身を守る防衛本能だけでは無くて、美味しい物を見分ける味覚予知能力もあるのだろうか。間もなく美味しいブルーベリーの花が咲き出す、ヒヨドリとの戦いもこれからだ。 3/18/1999(もう一度、匿名について考える) 引用させて戴いた秋山先生からも長文のメールを戴いた。先生自身のページでは意見めいた事は控えたいのご主旨なので、ここでも引用は控えさせて戴きたいが、既に公表されている部分を引用し、もう一度「匿名」について考えてみたい。 99/1/10Macintosh トラブルニュース
から引用。 これは重要なご意見です。メールアドレスを公開しても、どんな考えをもった何者かも分からない状態で、初めての相手に質問、相談するのは、通常の常識を逸脱した事だろう。ハンドルが横行するパソコン通信の気軽なノリが、Internetのメールにまで飛び火するは決して良い事では無い。 匿名性についてもいくつかのケースが有りそうだ。 (1)ペンネーム的匿名 Internetと言ってもWebページだけでは無くてメール、ニュース等多くの形態があるので、一概に匿名の善悪を論じられないと思うが、どの場合でも発信した情報に責任を持っているかどうかが大切なのだろう。軽いノリでもしっかりとした考えも有れば、自分を偽って他人になりすましたような無責任なのも有る。 匿名性が問題なのでは無くて、どんな場合にでも、自分に恥じない、自分自身の言葉で話しをしていますか?と常に問う心が大切なのだろう。 こう書きながらも、秋山先生の言われる「私はインターネットでハンドルを使用すること自体に疑問を持っている.」は心にずしりと響いてくる。 3/15/1999(Internetの匿名について考える) 秋山先生のMacintosh トラブルニュース
3/13にこんな記述がある。 私はInternetの匿名はやむを得ないかなと考えていたのだが、匿名の定義について改めて考えないといけないと思った。私は夢荘と称しているが、商用パソコン通信などのハンドルに近いかも知れない。これを匿名と定義するか、ホームページではメールアドレスを公開しているのだから匿名では無いと定義するのか、私は後者の考えでいる。 公用で使用している名刺のようなものを公表しても、ホームページはその立場で発信しているのでは無いから、あまり意味は無さそうだ。また氏名を公表しても、それも一つのハンドルみたいなもので、同姓同名の多い氏名では、むしろ誤解を招く場合も有るだろう。 匿名とは発信した意見に応答しようとしても、宛先の分からないもの、例えば何の手掛かりも無い偽名の手紙や電話のようなものかなと考えている。新聞やラジオの匿名投書者の住所、氏名は投稿先では把握している、そこに意見を述べれば間接的には相手に届くはずで、偏執的な中傷から身を守る手段の一つと思う。Intrnetでメールアドレスを公表して発信する場合は実名でもハンドルでも、それは匿名では無いと思うがいかがなものだろうか。 以前「14歳のインターネット」が朝日新聞に連載され、当時女子中学生の木場絵里沙さんが有名になると、ある日突然Internetから姿を消した。その時、誰でもアクセス出来るInternetの悪い面が、彼女を傷つけたのではないかと、心を痛めたものだ。 返信アドレスも分からなくしたメールがあるのだろうか、もしそんな手段が有るとしたら、それこそ卑怯そのものである。 3/13/1999(導入決定WorkPad+α) PDAと言えるのか、これまで初期のザウルスを使っていた。Macと連動させていないので全て手入力、字の下手な私の手書き文字をなかなか認識してくれないので、だんだん使用頻度が低下している。これより小さくて軽く、Macとの連動もスムーズと聞けば欲しくなる。 初めて買うものは何かと勝手が分からない。モバイルな日々のポチさんの慶事版に質問したり、メールで教えて戴いたりして、なんとか分かってきた。分かってくると早く欲しくなるもので、Palm Vが待てなかった訳だ。 表題の+αは? 男にはハンドバックが無い、通勤や出張ならそれなりの入れ物が有るが、休日に出かけるとなるとポケットに収まりきれなかったり、ポケットの無い服装もある、「パームをポッケにつめこんで」といかないのだ。そこで、導入ついでに男のハンドバックらしきものも買うことにした。気に入ったのが高級品の通販をするS社のバッグでWorkPadと同じ値段。入れ物と中身が同じ値段になってしまった、これではPalm Vが出てもしばらく我慢かも知れない。 話はがらりと変わるが、ポチさんのページでしばしば話題になっている「だんご3兄弟」の話し。朝日新聞の地方版に老舗の団子屋さんが、通常4個付いた団子を3個にして、それぞれに焼き印で顔を書いた「だんご3兄弟団子」をCD発売と同時に売り出したら飛ぶように売れているとの記事があった。何処にも目聡い人がいるものだ。 3/11/1999(まさにその通り、だけど) 戴いたメールが、あまりにも私には「そうだ、そうだ」と思う内容ですし、転載おっけいと書かれていますので、ほぼ全文を無修正で転載させて戴きます。 ・・・・・・・・・・・・サミいさんのメール転載開始・・・・・・・・・・・・・・・・・ 景気の悪い今はどうかわかりませんが、以前から高倉健の宣伝しているパソコン 目的を持って買うのならそれもよし、。しかし、Macがそこに並んでいないのだ ではなぜそんなことになるのか、それはアップルの営業が悪いからというのが原 ターゲットを絞った訴えかける、買いたくなるような宣伝、具体的には日本人の しかし、実際にはそれも一つの原因でしかない。本当の理由はアップルの営業担 ま、いづれ大々的にやるつもりですのでそのときは援護射撃をよろしくお願いい と書いたら、早速行動に出ています。Click & Pressに行って賛成のメールを送って下さい。 3/10/1999(ワープロ専用機健在) その広告のおもて真ん中に、なんとワープロ専用機の宣伝があった、未だワープロ専用機なるものも存在していたのだ。今から14年前、東芝RupoJWR50FIIを購入し、パソコンに出会うまでは、字のへたな私には離せないものになったのだが、その子孫がまだ健在なのだ。これは家電コーナーの方にあるから、パソコンに比べより身近なものとして、電気屋さんの製品群にしっかりと根付いているのだろう。 ネット上でパソコンや周辺機器が購入できる世界と、ワープロ専用機がしっかりと根付いている地方、ずいぶんと違うものだ。そんな地方に居ると、Mac関連のものを購入するには色々不便を伴う。そんな店でもたった一台の新G3が異彩を放っていた、ともかく目立つ、地方では消え入りそうなMacを目立たせる良い方法を考えたものだ、iCEOはそこまで読んでいたのだろうか、ふとそう思った。 この店で先日Macのソフトを購入したら、「それはMac用ですが、いいのですか?」と聞かれてしまった。こんな質問が出ないように、Appleにはもっともっと元気をだして欲しいものだ。4/22?のP1発表で更に勢いを付け、地方でもMacが当たり前の世界が広がることを期待している。 3/7/1999(日本語変換システム) 「このように,変換効率については”一番大切”とまで,言われているようです。 私の言いたかったことは変換効率とは少しニュアンスが異なり、変換フィーリングみたいなものなので、このページの菅原さんにメールを差し上げた。 早速丁寧な返信を戴きました。 意図するところは似ていたようですが、菅原さんは変換効率の前にタッチタイピングをマスターすべきと主張されています。なるほど私は「思考のスピードと入力のスピードを考えると、思考のスピードの方が遅くなります。だからタイピングの稚拙はあまり問題では無くて、思いついた通りの変換がストレス無く出来るかどうかがポイントです。」に対して、菅原さんは「私が日本語を入力する場合どんなことを書きたいかという「イメージ」がまずあってそのイメージに沿った文字列が,頭に浮かびその文字列を,キーボードから入力している感じです。文字としては「思考スピード」は,「入力スピード」よりすこし速い感じです。」と逆になっています。なるほど、文章の組立方が違うため日本語変換結果への思いが少し違うのかも知れません。 MacPepple3.15号に「宿命の日本語入力プログラム対決」ATOK12 VS EGBRIDGE10の記事が出ていた、大切なのはどちらが自分の好みに合うかと、選んだものを如何に自分なりに鍛えていくかで、日本語変換の結果を日本語IMEに任せきってしまうのは、やはりいけないことなのだろう。そこにどれくらい自分の意志と思いが込められているかで、ストレスの無い入力が可能になってくるはずです。 菅原さんはWindowsユーザーだそうですが、「ことえりATOKパッチ」を作られるなど自ら工夫されているようですし、Mac系ページには見られないユニークな内容のページですので、一度訪問されることをお奨めします。 3/5/1999(ACアダプターからの出火) そんな話を聞いていたのだが、その対策商品まであるとは知らなかった。秋葉原のパソコンショップで見たのはオーディオテクニカの「ACアダプターアタッチメントコード」なる商品。ACアダプターとコンセントをつなぐコードなのだが、プラグにはコンセントに密着するプロテクター付きで埃の進入を防止、ACアダプター側の接続プラグにも柔らかいプロテクタが隙間を埋めるようになっている。 プリンター、外付けHD、MO、スキャナーにTAやモデムとパソコン机の下はケーブル類が絡み合っている。時々掃除機でゴミを取れば良いのだろうが、あまりの絡み具合で掃除も行き届いていない。こんなのが危ないのだろうと思い、早速購入して取り付けてみた。イチに清掃なのだろうが、転ばぬ先の杖、予防に越したことは無い。 「ようこそ夢荘に」の導入部を変えてみました。夢荘についてで表現した文章ですが、私の「夢」への思いをトップページで表現しました。 3/2/1999(正しい名前を用いる) これは気をつけないといけないと思っていたら、3/1のMacintosh WIREに川村渇真さんがウェブページ制作の心得として「正しい名前を用いる」ことの大変さと大切さを書かれている。会員制の記事なので、そのまま引用は出来ないが、言われていることの概要を紹介したい。 「キヤノン株式会社」は正式な企業名、読み方は「きゃのん」でも「キャノン」では無い、ヤが大きい字か小さい字かで正しくも間違いにもなる。株式会社はウェブページの記述の中では省略しても許される範囲なのだろう。 2/27にMACPOWERと大文字で書いたが、これは雑誌の表記をそのまま書いた、同じように日経MACは日経Macでは無い、大文字、小文字も厳密に区別が必要だ。 カタカナ、英文も注意が必要だ、「クラリスワークス」は日本版のソフト「ClarisWorks」では英語版のソフトになってしまう、「ファイルメーカーPro」なんてカタカナと英語の混合が正式名称。 私も自分のページでは区別をしていたのだが、Macintosh WIREでは,米国のAppleを「Apple」と,日本のアップルを「アップル」と表記して使い分けているそうだ。 個人のページでどこまで正確に表現出来るか心許ないが、やはり正確に書こうと思う心がけは必要だろう。最後に川村さんが言われている言葉を引用したい。 「Mac初心者からMac初心者へ」のコーナーにNo.13,14を投稿戴いたサミいさんがホームページClick & Pressを開かれました。すでに有名サイトで紹介されていますが、ウンチクの有る興味深いページです、リンクに追加しました。 同じコーナーへのNo.7投稿者、石田さんも準備中との事、ホームページの輪が広がります。 |