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12/31(今年もMacにお金を注ぎ込み、楽しませて貰いました。) 今年は新機種購入はしなかったものの、改造に凝ったり、大きなバージョンアップが有ったりで、かなりのお金を注ぎ込んだ。Macを買うと貧乏になるの常識を覆さない生活だった。思い出してみると、G3カード、ビデオカード2種(気に入らないので直ぐに買い換えたため)、ATI66カード、大容量HD、メモリ、USBカード、カードリーダー、Apple ProMouse、デジカメ、プリンタ等々。そしてアップグレードもPhotoshop 6.0, GoLive 5.0, デジカメde同時プリント 4.0, Office 2001, Map Fan VI, SystemWorks, B'sCrew4.0, AfterDark, 宛名職人8.0, FileMaker Pro5,Mac OS X Public Beta等々。果たして幾ら浪費したのだろうか。 こう書き連ねてみてもAppleに支払われたのはApple ProMouseとMac OS X Public Beta程度、業績にはほとんど貢献していない。こうなるとAppleが改造や増設を出来ないようにして、新機種への買い換えを狙っているのも分からないでは無い。でも、簡単にPCIポートへの増設や周辺機器の接続が出来るのがMacの良さ。この良さは無くさないで欲しいものだ。 さて来年は新機種購入となるのだろうか。Mac OS Xがマイナーバージョンアップしてバンドルされる1GHzの新型Macとなると、来年中には無理のような気がする。しばらくはこのG3DT233改(G3,500MHz,ProFormance3+,ATA66,384MB)を使い続けるようだ。 ともかく今年もMacにお金を注ぎ込み楽しませて貰いました、来年もMacを買うと貧乏になる状態を続けるだろう。21世紀もそんな気を起こさせるMacでいて欲しい。それならお金を注ぎ込んでも悔いはない。 12/28(日本語は愉快だ、Macも愉快だ) 良く言われる日本語の曖昧さを、肯定的に書かれている。その一節に なるほど塩田氏もこれまで考えたこともなかったといわれているが、入れると出すが同じ意味になっている。だから日本語が変なのではなくて「いれるも出すも同じだなんて、日本語は愉快な言葉だね」と結んでいる。拍手喝采だ、曖昧さ、非論理性が日本語の微妙さ、面白さだと思う。 今、Windows機を購入された初心者にInternetの設定や使い方等を教えている。Macからみると、Windowsは面倒くさいし、変に生真面目すぎる。論理的に出来ているのだろうが、いれるも出すも同じだなんてでたらめな使い方は許さない、の感じがする。Macだったらもっと直感的に、愉快に操作できる。まるで「いれるも出すも同じだなんて、愉快だね」といっているようだ。だからMacも愉快なのだ。 Mac OS Xもこの曖昧さ、愉快さを受け継いで欲しいなと改めて思う。いくらOSだって論理的に出来ていれば良いというものでもない、論理は見えなくして愉快が見えれば良い。なにしろ日本語の愉快さがそれを証明しているのだから。 12/20(流れを作るが波に乗れないAppleはJobsの力量だろうか) もっとも最初に出会ったOSがWindows3.1その後がMac OS7.1だから、圧倒的な差があった。Windows95以降しか知らない人は、ナンダMac OSもWindowsに似ていると言うとか。お手本が有ったにしても、パーソナルコンピューターの流れを作ったのはAppleには間違いが無いだろう。でもその流れはいつの間にかWindowsのものになり、Macは支流に押し流されてしまった。 Jobs復帰後のiMacも、味気ないパソコンにデザインの楽しみ、USBやファイヤーワイヤーのような新しいインターフェイスの流れを作った。これも最近のWindows搭載機では液晶タイプのデスクトップパソコンが競い合い、流れはこちらが本流のようだ。USBもMicrosoftが提案するものとは言え、普及の切っ掛けはiMacではなかろうか。 このように見ていくと、Appleは流れは作るが波には乗れない体質のようだ。逆にMicrosoftは流れは作らないが、見事に波に乗り、自らを本流にしてしまう気質に長けているように思われる。Appleには新しい流れを作り出すJobsと、波に乗る才に長けたもう一人の人物が必要ではなかろうか。その人物がいないのか、Jobsの前では思いを発揮できないのか、いずれにしてもこのままではAppleの混迷は続くだろう。 頑張れ!と言うよりも、しっかりしてよ!と言いたくなる。ともかく夢のある製品を提案し、しっかりと育てて欲しいと切に思う。今の状態では、Macが良いよと奨められないもどかしさがある。品質、顧客対応、夢、将来性いずれにも心配ばかりなのだから。 12/18(青胡桃もいつの間にか無くなっていた散歩道) 8月4日の夢荘日記に「青胡桃みちのくは樹でつながるよ 平畑 静塔」を紹介した。ここは陸奥では無いのだが、その入り口、川辺には胡桃の木も多い。大きな胡桃の木に、この句のような青い胡桃が実っている。この青胡桃と菓子材料のクルミとがどうも繋がらない。デコボコした木質のあの姿が思い浮かばない木の実なのだ。 何時の日かこの青胡桃が、あのクルミに変身するのか楽しみにしていたのだが、秋になっても変化は生じなかった。日没時間が早くなったり、忙しかったり、風邪を長引かせたり等々が重なって、しばらく川辺の散歩をしていなかった。そんな日々が過ぎて、今日久しぶりに川辺に向かう。木々の葉は全て落ちて、胡桃の木には何も残っていない。 近づくと胡桃の木の下には、実を落としたと思われる棒が落ちている。下の草は踏み歩いた跡が転々と残る。やはり知る人は知る、青胡桃があのクルミに変身する時期を見逃さず採りに来たのだろう。それでも残りが落ちていないか、目を皿のようにしてさがすと、黒っぽい空かすかしたようなものが落ちている。中をむくと、黒いがあのクルミの姿。栗のようにはじけるのか、銀杏のように多肉の実の中に種があるのかと思っていたら、枯れた皮にくるまれた実がクルミだった。 家に帰り、束子で擦ると、あの茶色の木質の実クルミが現れた。乾かして割れば菓子材料でみるクルミがでてくるのだろう。ここまでくれば、味見はもう少し後にしよう。 12/15(テトラポットで海が見えない海岸、これは無駄使い?) 海にはもう漁船の姿。さぞ眠くて寒いのだろうが、夜明けと共に出航したのだろうか。しばらく海辺を歩くと、朝のコーヒーの利尿作用か、何時もの立ちションの場所に来た。そこは道から海岸に降りる階段があり、太平洋を眺めながら気持ちよく放尿が出来る。(本当は、いけないのですが) 今日、階段を下りると、そこには海が無い、頭上に迫るテトラポット。これまでもテトラポットは有ったが、海は見えた。どうやらその上に何段にも積み上げたようだ。近くに民家が迫っているから、台風時の波を防ぐ必要はあるのだろう、でもこんなに高く積む必要があるのだろうか。 いつもの散歩道の途中に、テトラポットを作る場所がある。バブル期に造成した工業団地には空き地が多い。その広い空き地を利用してテトラポット工場?がある。鉄製の型が一杯有って、そこにコンクリートミキサー車から生コンを注ぎ込み放置する。その作業場は建設族の議員が経営する会社が借り受けているようだ。あれだけ一杯のテトラポットをどうするのだろうと思っていたら、今この海岸に在る。 このテトラポットで海岸近くに住む人達の心が安まるのか、そんな事には関係なく懐の暖まる人達がいるのかは計り知れない。でも、この費用は全て我々の税金なのだろう。有益に使われたのなら、海が見えなくなった立ちション場に文句を言えないのだが、何だかナと、おしっこをしながら思いを巡らした。 12/12(インターネット無料設定にiMacの優位性揺らぐ?) iMacは箱を開けたら簡単接続を売りにしている。義兄のiMacを設定する時に試したが、確かに簡単に繋がりInternetの設定が完了する。これは凄いのだが、初めて買った人が、本当に出来るのだろうか。私のように年期の入った?初心者なら、それ程恐れることなく接続をクリックできる、でも初めて触れた人が、本当に出来るだろうか。 Internet無料設定なら自宅に持ち帰り、電話線に繋いだらInternetの世界。繋ぐ手間は全くいらないようだ。さらにプリンターのセット販売で割安感をだしながら、その設定には手数料をとる。初めて買った人にとってはプリンターの設定も一苦労、ドライバーのインストールとかインクの取り付けだってチンプンカンプンだろう。それをやって貰えるなら3000円程度の出費は惜しまない。店にも客にも嬉しいシステム。 サミいさんも12/10に さて、こうなるとiMacの優位性やMacの使いやすさとは何なのだろう。選びきれない程バラエティに富んだ品揃えと割安感を出したセット販売、そして簡単設定サービス付きのWindows機。設定してもらえばメールやWebだけならMacもWindowsも同じようなもの。触れて十分に使わない限りMacの良さは分からない。でもその手段が無い、特に地方では。 Appleも今度の業績悪化で、真剣に売れる手を打ってくれるものと期待している。今度こそ、生きるか死ぬかになって頑張って欲しいものだ。頑張れアップル! 12/07(噂通りの呆れたフレッツISDN、どうなっているのだろう大NTT様) ところが感心したのはここまで。今日は寝込んでいたので、先程メールチェックをして驚いた。「お客様のエリアにつきましては、まだサービス受付開始日程が決定しておりません。申し訳ございませんが一旦取り消しにさせていただきます。」のメール。ご親切にも対応地域はこのページフレッツISDN対応地域一覧を見てくださいと書いてある。勿論このページには対象地域になっている。このメールを出された方が出鱈目なのか、お知らせのページが出鱈目なのか、いずれにしてもNTTの何処かが出鱈目のようだ。 そう言えば、これと似たような話が有った。Mac Fan12.15号113ページの「マックな人」、第166話の「あんぐり&アングリー」藤原鉄頭氏も似たような経験をされている。下の文章を引用させて戴くと 早速正確な情報を収集しようとフレッツ・ISDNのホームページを訪れ、自宅の電話番号が対象局番であることを確認。オンラインで(仮?)申し込みを済ませてしまった。 K氏の場合はケーブルテレビの手段があったがここでは常時はフレッツ・ISDNだけ。K氏同様あんぐり&アングリーだが、冷めようが無い。最後の纏めの言葉も同じだ。 いったい大丈夫なのだろうか、NTT。余計なお世話だけどちょっと心配なんである。 12/03(After Dark NEXT GENERATIONをインストール) Mac Fan12.15の「20世紀Macintoshニュース100」にFlying ToasterをMac OSだと思っていた人もいたでしょう(笑)の記述もある。それくらいMacと言えばAfter Dark。元々はモニターの焼き付き防止のためのユーティリティなのだろうが、それとは関係なく、なんとなくMacっぽい遊び心に満ちている。 でも、After Darkを入れていると、Macのベテランからは、それが不安定の原因、自分で対処出来ない人はそんな物をいれてはいけないと言われたものだ。そんな事はあまり気にもせず、ずっと使い続けてきた。ところがMac OS9になってだろうか、開発元がもはや新OSには対応しないと発表。がっかりしていたところ、やってくれたのが日本語開発元のインフィニシス、取り敢えずMac OS9.0.4でも使えるようにしたうえで新バージョンの開発、更にはいずれOS X対応と発表。 その第一弾が今度のAfter Dark NEXT GENERATION。これまでのバージョンアップでゲームがついたり、やたらと複雑になっていたが、こんどはシンプルに余計なものは無くなった。安定性も向上と聞いているので更に安心。 ともかく絵が綺麗だし、遊び心は生きているし、買って良かったバージョンアップ。本当は早めにスリープにするのが安定性にも、省エネにも良いのだろうが、無駄そのもののようなAfter Dark、これこそがMacの心意気、と私は思っている。 |