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1/25(週の半ばの午後、夢荘にて) 雪になるのを見越してなのだろうか、それとも今まで気が付かなかったのだろうか、直ぐ近くまでジョウビタキが来ている。広辞苑にはこう書かれている「スズメ目ヒタキ科の鳥。小形で、スズメぐらい。冬、野原・田・畑などに多く、美しい。黒い翼に大きな白斑があるので俗にモンツキドリともいい、また、人を恐れないのでバカビタキなどと呼ぶ。馬鹿鳥。[広辞苑第五版]」この全般は正しいのだが、後半はいささか怪しい、著者は本当にジョウビタキを観察して書いているのか疑問がある。部屋の中から写真を撮ろうと身体を動かすと、たちどころに逃げてしまう、人を恐れないどころでは無い。 ひょっとして著者が間違えたのかなと思う鳥も庭に現れた。背黒セキレイ、同じ辞書ではこう書かれている「セキレイの一種。大きさはスズメぐらい。おおむね体の上面は黒、下面は白。通年、河原に生息、日本特産。[広辞苑第五版]」これは人をあまり恐れない。動作はどちらもしっぽを上下に振るところが似ている。こんな鳥たちである。 とても間違えるような姿形では無いのだが、実物を自分の目で見ないと間違いを犯すのかも知れない。これは鳥に限った事では無くて、何事も自分の目で見て触れて経験をしてみないと、とんだ間違いを犯しかねない。はてさて今度の新PowerBook G4はどんな出来具合なのだろうか。何やらまたまた遅れそうな話が聞こえてくるが。 1/24(MACWORLD Expo SF2001基調講演の全文掲載を見て思うこと) 一つはMac OS Xの改良点に関して。全文掲載の文中には無いのだが、写真にはApple Menu,Clock in Menu Barに続いてDisks,Trash on Desktopが有る。デスクトップにハードディスクとゴミ箱が有るのがMacの直感的な使いやすさ。机には引き出しが見える必要が有るのに、Mac OS X Public Betaでは消えていた。ゴミ箱もドックとやらに収納され、なにやら不自由なものになっていた。それが今のMac OSのように戻ってきたようだ。例え仮想的な対応でも、目に見える事、同じような使い回しが出来るなら歓迎だ。 二つ目は新Power Mac G4シリーズ。Webでの印象ではDual ProcessorからSingleに方向転換されたような印象だったが、どうやらそうでは無いらしい。新しいCPUの供給が間に合わないから、やむを得ずSingle Processorにしたのが本音のようだ。本文を引用させて戴くと、すべてSingle Processorと言った後に「なぜか?その理由は、生産数がまだ少ない733MHz型Power PC G4プロセッサーでDual Processorタイプのモデルを作ろうとすると、発売が4月まで延びる可能性があったからだ。だから、とりあえず早くみなさんに使ってもらいたいという判断から、今日はSingle Processor版のみの発表になった」とある。 なんだ、取り敢えずの間に合わせの新製品だったのだ。Jobs氏がはっきりと、こう言っているのに、日本のニュースでは聞こえて来なかったような気がする。勿論私が全ての情報を見聞きしているわけでは無いので、独断かも知れないが、Appleかアップルに気を遣って、今度の新製品は凄いよとしか言って無いようだ。Jobs発言から考えれば、今値下がりしている旧G4 Dual Processorか今後(夏以降?)出てくる新G4 Dual Processorまで待つのが、正しいMacの買い換えみたいだ。私はもう少し待ってみようと考えている。Appleの業績改善には役に立たないのだが。 1/21(細かいことは気にしないのが田舎暮らしの極意なのだろうか) ここの宅配便は大抵samさんが書かれたN運送に似ている。時間指定をしても、そんな事はほとんど無視、運転手の都合の良い時間にやってくる。その時に居れば受け取れるのだが、あいにく不在で夕方の6時頃に気が付いて電話をすると、再配達してくれる場合もあるし、配達区域の運転手が帰ってしまったので明日となることも有る。ビックリするのは、夜の8時過ぎに個人の車で私服になってやってくる事。自宅に帰る途中の配達のようだが、宅配便を装った犯罪もある昨今、暗がりで荷物らしき物を持つ不審人物には田舎でもビックリする。 ある時、翌日も昼間は不在なので夜の配達を頼んだ。すると電話の主は、昼間玄関の所に置いたままにして良いでしょうか?ときた。「良いですよ、無くなったときに保証してくれれば」と答えたら、二度とそんな事は言わなくなった宅配業者もいる。 時間指定とか宅配便の制服、身分証明でとかは何処か遠いところの話、ここに住んだら、細かいことは気にしない、いつかは届くと考えた方が良さそうだ。ところで、数日中に届くであろうApple Pro KeyboardとMac OS 9.1フルインストール CDは大丈夫だろうか。「細かいことは気にしないのが田舎暮らしの極意」と思いながら、やはり心配ではある。 1/18(Msc OS Xを見据えたMac OS 9.1、でも挨拶はきちんとしようよ!) そんな感じがするのがコントロールパネルの起動ディスク。これまではハードディスク全体(正しくはボリュームでしょうか、パーティションを切った個々)で指定していたが、9.1ではその中にシステムが2個あってもそれぞれを指定出来る。だから同じボリュームにインストールしたOS
9.0.4とOS Xのどちらでも起動ディスクに指定出来る。こんな感じ これまではOS Xが指定したクラシック環境の9.0.4にインストールされるSystem Diskから起動ディスクを指定する必要があった。今度はここから指定出来る・・・と思ったのだが、何だか出来ない、OS 9.1から立ち上がってしまう。OS 9.1がPublic Betaに対応していないからなのだろうか?Public Beta側からはOS 9.1のディスクを指定出来るのだが。 webでは出来たと言われている人もいるので、環境なのかアップデータとフルインストール版の違いなのかだろうか。ともかく出来るような方向にはあるのだろう。ColorSyncのバージョンなどもアップデータとは違いがありそうなので、挨拶をしないフルインストール版を購入しようかなの気持ちになってきた。なにしろここには無理矢理挨拶をさせてしまう方法まで見つけた人がいるのだから。 結果的にはこれで出来るのだから、アップルが頑張れば(Jobsの認可?)Mac OS 9.1Jを挨拶バージョンにするのは簡単そうだ。ついでにMac OS Xも日本語版は挨拶させて欲しいものだ。頑張ってくれるかな、日本語チーム。 1/16(温かいビールが最高?) 自宅でも飲食店でもビールは冷蔵庫で冷やされ、いつでも冷たいビールが飲める。ところが、これが冷えすぎていることが多い。この冷え過ぎたビールがくせ者で、冷たく少し苦い炭酸水になっていて、香りが失せている。特に大型の飲食店ではこの傾向が強い。夏は飲むまでの時間で温度が適当に上がるので未だ良いが冬は冷え冷え。こんなビールを茂出木心護さんは、側にストーブでもあって暖まったビールが良いと言ったようだ。 我が家では冬は玄関改段下の物置に入れておく。これが適度の冷えで、薫り高いビールが飲める。一度適温のビールを味わうと、その泡のきめ細かさ、香りの高さ、のどごしの柔らかさに感動するはずだ。 蛇足だが、冬季、外に保管したビールは低温障害を起こす。これに会うと味も香りも極端に落ちてしまう。こうなったら、暖めても味は戻らない。ビールはそれほど微妙な飲み物なのである。 かく言う私の酒量はビール大瓶一本が限界、普段は半分なのだが。 1/12(出た出た目玉か!でも目立たないMac OS9.1も有りますよ) 私自身サブノートを望んでいたが、最近ではその気持ちも薄らいできている。持ち運ぶならPalm(WorkPad)でかなりの事がこなせる。立ち上がるのは早いし、長文のテキスト入力でも、軽いキーボードを付ければストレスも無い。持参したパソコンでプレゼンテーションでもやらない限りは、これで間に合ってしまうのだ。 自宅のメインマシンを考えたら、拡張性の有るデスクトップ機に大きめのディスプレーを付けたのが使い心地が良い。予算に十分余裕があればノートタイプを部屋毎に移動しながら使いたい気持ちは有る。それなら今度のPowerBook G4は良い選択。となると、サブノートの出番が無いかなと思っている。もっともサミいさんが言われる学生用となると、サブノートの需要が有り、それがほとんどPC/ATノートを選択してしまうかも知れない。でも、周りをみるとサブノートは思いの外少ない。今回の製品は優先順位からは当然なのかなと思い始めている。(サブノートが出たら意見が変わってしまうかも知れませんが) クロックアップ機やMac OS Xに紛れて目立たないのがMac OS9.1。何とかダウンロードして使ってみると、結構早い。プラシーボ効果なのかも知れないが、きびきびと動く。Photoshopの動作等で定量的な話をすれば良いのかも知れないが、体感も大切。それにマウスがApple Pro Mouseの絵になっているのも良い。大きなものをネットから持ってくるのは大変だが、Apple Pro Keyboardを購入するとアップデータも付いてくるらしい。それも9.1を買うよりも安い。アップルも目立た無いサービスをしているようだ。 ダウンロードの秘密:早出して会社でダウンロード。朝の7時頃ならスイスイでした。 1/9(久々に見た「救出された項目」に初心を思い、すっきり削除) 今になってはお笑い種なのだが、このオドロオドロした名前では初心者はビックリする。最近はこの「救出された項目」に出会っていないなと思っていたら、Mac OS9のバグで、ゴミ箱に移動しないままハードディスクに残っているらしい。もちろん普通にさがしても見えないものだが、確実にハードディスクを占領している。嘗て大事にフロッピーの保存していた愚行を、今度は知らないまましていたことになる。フロッピーなら悪さをしないだろうが、本体の中に有るのでは、あまりよろしくない。 これは休日に読んだMac Fan Beginners 2月号の91ページで知った。まだまだ初心者、Mac FanよりもMac Fan Beginnersでの勉強が必要なようだ。そこにはMac OS 9.0.4でも「救出された項目」をきちんとゴミ箱に移動してくれるソフトの紹介があった。それはアップルルームさんのTemporary Items Cleaner。Temporary fileとはあの「救出された項目」のファイルの事らしいから、文字通りそれらを掃除してくれるアップルスクリプト。ダウンロードして起動項目にいれて再起動してみると、ありました懐かしの「救出された項目」、なんと4.7M。 ゴミ箱を空にすると、なんだか宿便がとれたようにすっきりした。ともかく笑える話が、笑えなくなっていた事に気付いた雪の日だった。 1/5(今年はMacにどれだけの時間とお金を掛けるのだろうか) 昨年、恩師の叙勲祝いで研究室の卒業生が集まった。そこで一年下の後輩とパソコンの話になり、ホームページを開いていると話すと、良くそんな時間が有りますね!と驚かれた。時間は有限、だから何に振り向けるかだけのこと。一日1時間程度を仕事のお付き合い、テレビ、読書、Mac等々どれかに余分に掛けるだけの気がする。だから時間が無いは言い訳で、優先順位の上か下かだけのように思う。私の場合はMacを知ってその割り当てに変化が出たに過ぎないのだ。 今年のMac界は大きな変化があるだろう。その元はMac OS X。全て真っ新なものが始まるのだから戸惑いや混乱は有る。インストールしたものの余りいじっていないPublicBetaでも言いたいことは山ほどあって、Mac OS X:フィードバックには思いついた10件ほどを投稿してみた。正式版がでたら、なんやかんや言いながらも購入して今のG3DT233改で試してみることになるだろう。この為に使う時間はかなり多くなりそうだ。 そして新機種購入は?恐らくMac OS Xが出て1年後にVer1か2が出て使いやすさの改良、アプリケーションソフトの対応が整うのかなと想像している。となると、今年はそれに備えて貯金だろうか。と言いながら、新機種が出ると飛びつくか。ともかく今年もMacに時間とお金が掛かりそうだ。それが楽しみでもあるのだが。 1/1(Macが正しく評価され、Appleも顧客の声を素直に聞く年になって欲しい。) 昨年ASAHIパソコン誌で「どちらが買いウインドウズVSマック十五番勝負」の特集が有った。それに異議を唱えたMac Fan誌の最近の特集も有る。Macユーザーから見るとMac Fan誌の方が正当に評価していると思うが、世間の評価はASAHIパソコン誌の通りなのだろう。 でもどちらが良いかは勝ち抜き戦でも無ければ、勝ち数の多い方でも無い。どの勝負を優先するかなのだ。多くの人が使っているからを優先する人ならMacの勝ち目は無いし、操作性を優先するならMacを選ぶ人も多いだろう。それぞれの勝負には重み付けが有って、その合計が勝負の判定になる。もちろん重み付けは人それぞれ、雑誌が断定するものでは無いだろう。 分かり易さ、一般受けを狙って白黒をハッキリさせるのだろうが、これがMacにとって正当な評価にならない事は確かだ。食事をするのに栄養学だけでメニューを選ぶだろうか。好み、味、見た目等々を合わせ食べたいものを選ぶ。食べるものも無い栄養失調が蔓延していた時代なら、栄養学優先で味や好みは無視されただろう。パソコン選びが未だこの栄養失調の時代と同じレベルなのが悲しい。 昔々、真吾十番勝負(かなりあやふやな記憶)とか言うラジオ物語が有った。確かその時代は栄養学優先で、食事では無くて餌のようなモノが闊歩していた。そんな時代に生きた人達がが責任者になってパソコンを評価しているのだろうか。21世紀には栄養学では無くて嗜好センスのある人に譲っても良いと思う。そうなればもう少しMacが正しく評価されるだろう。そんな時代が早く来て欲しいものだ。 |