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10/30/1999(更に頑張れ!Appleについて) これは「批判はおかしい」と言うつもりで書いたのでは有りません。Appleに全て満足の方もいるかも知れませんが、多くの方は不平、不満から批判や抗議の気持ちを持っているでしょう。この運動は後者の気持ちも捨てて頑張れ!と言わなければいけないと言う趣旨ではありません。 「Apple、アップルにユーザーを思う気持ちを大切にして、元気になって欲しい」そんな気持ちで頑張れ!とエールを送りませんかの趣旨なのです。だから無条件に頑張れ!と声を掛ける人もいれば、現状はおかしいのではないか、こうなって欲しい、そのための頑張れ!の人もいる、ともかく最後に頑張れ!と声を掛けようのつもりでした。それが最初の呼びかけにありますか?とつっこまれると、確かにそのままは有りませんのでご批判は甘んじて受けます。 この運動を始める心の動きを少し説明します。G4のクロックダウンのニュースを聞いて10/19の夢荘日記にこんな事を書きました。 スティーブ・ジョブズ発言の真偽、発言までの経緯、本当にユーザーの気持ちの分かるAppleに変身する気持ちが有るのか等々不明確なところは多々あります。そこを明確にしなければ頑張れ!の声は掛けられないと言われる人の気持ちも良く分かります。でも、そこを明確にしなければ運動が成立しないとは思いません。ともかく「Apple、アップルにユーザーを思う気持ちを大切にして、元気になって欲しい」そんな気持ちで頑張れ!とエールを送る運動が有っても良いのではと思っています。 曖昧と言えば確かに曖昧です。でも、運動は全て法律のように明確な論理を形成してから始まるものだけで無くても、良いのではと思っています。運動中に色んな意見が出て、それを受け入れる、場合によっては方向修正して行く、そんな運動が有っても良いのでないでしょうか。 例え話で表現したのはここ今までの経過の11/1。 10/28/1999(またまた頑張れ!Appleに思う) (1)誤解への弁明 (2)心にぐさり ごもっともです。一方、問題点提議も頑張れも、どちらもAppleが動き、ユーザーの為になる結果になるだろか?のむなしい気持ちも、ふっと浮かびます。 27日朝Appleからのメール 製品番号 製品名 数量 単価 ------------------------------------------------------------ 配送料:¥ 0 MacOS9の注文です、届くのは10月29なのか30日以降なのか分からないメール(30日以降のようだが)。確かに頑張れ!とは言えないかも知れません。 問題点提議も頑張れも、思う気持は同じ「Apple、アップルにユーザーを思う気持ちを大切にして、元気になって欲しい」ではないでしょうか。Appleが倒産しMacが無くなるのを願うなら、誰も余計なことは言わず黙っているでしょう。 と思っていたら、またメールを戴きました。 こんな事を書いて、少し寝たら石田さんからメールが有りました。 誤解を生むこのページを閉じようと思いました。そこに「林檎つまみぐい」さんからメールを戴きました。 10/24/1999(頑張れ!Appleに思う) あとの99.2%の方はどんな気持ちを抱かれたのだろうか。「何を馬鹿な、Appleに頑張れなんて言っていられるか。」なのだろうか?確かにAppleもアップルも、営業的には顧客満足度が相当低い対応をしている。購入したユーザーのMacOS満足度とAppleのやり方の満足度とには大きなギャップが有ると思う。「Macは好きだけど、Appleは気にくわない」の声も分からなくはない。 なのに何故「頑張れ!Apple」と言いたいか、それはMacOSをそしてMacというコンピューターを作るAppleに、元気になって欲しい、力を付けて欲しいからなのだ。偏見かも知れないが、パソコンユーザーの多くは、ワープロ専用機とたいして違わない使い方をしている。それならWindowsもMacも同じ事、どちらでも良いのだ。皆と同じ物が良いと考える初心者は、何の疑いもなくWindowsを購入する。 そこに一石を投じたのがiMacだったのではなかろうか。何の疑いも無くWindowsを購入しようとしていた人達に、おっ!こんなのも有ると思わせた。従来のMacユーザーからみたら、販売店が少ない、買いたくても物が無いの不満は大きい。でも、iMacが出てから地方でも、少しずつ変化が起きてきた。これまでMacのソフトを購入すると「これはMac用ですが、良いのですか?」と問いただされた、今ではiMacを置いていない、その店でも、こんな会話は無くなってきた。まだまだMac関係は店の極一部に過ぎないが、それでも少しずつ変化がおきている。 Macが何処ででも、何時でも買える環境が欲しいのに何ら異論は無い。でも、今のAppleには未だその力が十分に備わっていないと見る。慌てて行動し、とんでもない失敗をするよりも、着実に問題点を解決し、Macを育てて欲しい。そんなAppleになって欲しい。だから頑張れ!Apple。 10/20/1999(頑張れ!Apple) 「アップルは、お客さまに感動をもたらそうと努力していますが、もう少しで大切 なものを失うところでした。先週の発表により、お怒りや失望されているお客さま には本当に申し訳ないと思います」と、アップルコンピュータ社の暫定CEO(最高 経営責任者)スティーブ・ジョブズは語っています。「本日の発表によって、お客 さまとの関係があるべき姿に戻ることを期待します。古くからある格言では、『良 い会社でも失敗はあるが、優れた企業は失敗を改める』と言われています」 と言われています。 そう『良い会社でも失敗はあるが、優れた企業は失敗を改める』です。これまでのAppleはこの「失敗を改める」が不足していたようです。でも、今は違います、スティーブ・ジョブズ氏が改めると宣言しています。失敗を改め、混乱を解決し、これからも素晴らしいMacと夢を与え続けてください。 頑張れApple、頑張れアップル。 10/19/1999(頑張れ、Apple) 早すぎた?G4の発表とチップの遅れ、iBookを製造する台湾の地震、PowerBookの供給不足等々、問題点山積みだから混乱も限度を超えているのかも知れない。 少し前にはWinの薄型B5ノートに傾き掛けた私も、今はその気持ちは無い。今更Winを憶える気も無いし、持ち歩く気も無い。外ではWorkPadでも十分だし、いつの日にかは、MacOsが動く軽くて薄いMacが出てくるだろう。思いっきりMacっぽく、夢を与えてくれ、何処にでも持ち運べ、気軽に使えるMacが。 Appleさん、慌てずに一つずつ、しっかりと解決して下さい。MacユーザーはAppleから「困っているから助けて欲しい、待って欲しい」と言われれば、待ちますよきっと。それがあれば、周りのMacに興味を持ち始めている人達に対し、Appleの代弁者にもなるでしょう。Appleもアップルもそんな人達を裏切らないで下さい、そして夢も語って下さい、お願いします。 10/15/1999(贅沢な出勤) これまでの車ルートをそのまま歩けば最短距離なのだが、車の排気ガスも酷い。少し迂回しても海辺を歩きたいものだと探すと、ほぼ希望通りのルートがあった。海岸には防波堤が続き、そこを歩けるようになっている、車が通ることもほとんどない遊歩道みたいなものだ。場所によっては波しぶきをかぶりそうな所もある。 朝は7時前に家を出る。しばらく川沿いの道を歩き、歩道の有る通勤道路に出る。その先は海に向かうが、ここが難関、通勤者が国道の混雑を避けて飛ばす歩道の無い旧国道、道の端にへばりつくように歩く。しばらくすると防波堤に出る。波の音を聞きながら歩く気持ちの良い道だ。 こんな時間にと思うが、時にはサーファーの姿も見られるし、漁船が操業している場面もある。いつ見ても海とは良いもので、白い波を見、潮騒を聞くと心も落ち着いてくる。太平洋を眺めながら、身近に感じながらの通勤とは贅沢なものかなと思う。約50分で職場に着くと汗びっしょり、下着を着替え、顔を洗ってMacを起動すると一日が始まる。 10/12/1999(素晴らしい絵に再会) 駅から歩いて15分位のところに茨城県近代美術館はある。綺麗な水の流れと緑が調和した美術館。混雑もせず、閑散ともせずの適当な人出、落ち着いて鑑賞できる雰囲気だった。 同系色の中に浮き出るような描き方が一つの特徴、緑や青い森に息を飲んだ。素晴らしい絵に違いは無いのだが、日本橋高島屋で見たのと異なっている、受けるエネルギーと感動がどうも違う。しばらくしてこの原因が分かった、ガラスと照明の違いのようだ。 額のガラスの有無で受ける印象がまるで違う。ガラスに周りのものが写るからかなと思ったが、そうでは無さそうだ。反射のない条件でも、ガラスの有無は歴然。どうやら絵が放つ何らかのエネルギーが、ガラスに吸収されてしまうようだ。高島屋ではほとんどガラス無し、水戸はその逆、誰でもこの感覚を持つのかどうか分からないが、私にはそんな感じがした。 もう一つは照明、ここは部屋が明るい割には絵のところが暗い。日本橋高島屋では会場は薄暗くて、絵は浮き立つように明るかった。落ち着く雰囲気と感動は高島屋の方が数段上だった。 同じ絵でも違う印象、これも展示の技術なのだろうか。一度の出会いで結論づけると思わぬ間違いを起こしそうだ。出来るだけ良い展示技術で鑑賞したいものだと思った。 10/9/1999(またまた東海村臨界事故について) 10月15日号の表紙は、物々しい防塵マスク姿の警官が車を止めている写真に、大きな赤い字で「死の灰が降った、核暴走 住民30万人の震撼」とある。これだけ見たら、もはや茨城県に人は住めないようだ。 そして中身は。同じような見出しはあるものの、きちんとしたレポートになっている。この見出しの「死の灰」のトーンは下がり、「・・・つまり超小型の原子炉状態になったのでは。少し条件が違えば、ウラン溶液が沸騰して水蒸気とともに「死の灰が」外部に大量にまき散らされたかも知れません」となる。 「条件によってはばらまかれる可能性があった」が見出しでは「ばらまかれた」のニュアンスになっていたのだ。この事故は芸能人の離婚騒動とは全く違うもの、それが同じレベルの書き方。中身をみて、ナンダそんなものかでは済まない問題だ。影響を受ける人も特定の有名人では無い。重大な事故であり、原子力に問題提議するのは良いが、大きな誤解を招く見出しには怒りを覚える。 10/9朝日新聞朝刊の茨城版には、外資系企業誘致のため、県が海外の産業関係者を招いて実施する予定の視察に、ドイツやノルウェーの関係者が参加を断ってきていると出ている。海外でも相当大きなニュースになっているのだろう。狭い国土だから、東海村も日本も同じ様に捕らえられているのか、週間朝日的な見出しで伝わったのか、詳しくは分からないが、近くに住む私としては、正確な情報が伝わる事を願っている。 10/7/1999(東海村事故の顛末) 実際の放射線被害とは別に、風評で東海村の農業はほぼ全滅のようだ。朝日新聞の茨城版には、有機栽培、低農薬栽培を売り物にして固定客を掴んでいたブドウ園にもキャンセルの電話が続いているとある。この農園では25年間の試行錯誤の末、欧州系ブドウの栽培に成功し、口コミだけで顧客を掴んできたそうだ。その固定客も、申し訳無さそうにキャンセルの電話をしてきているらしい。 漁業に恵まれた茨城の魚も値が付かない。口に入るものだからと、分からなくは無いのだが、安全宣言が出たいまでも、この被害はしばらく続きそうだ。えっと思う被害は、金型工場の話。そのメーカーは大手自動車メーカーから発注されていた金型をキャンセルされたそうだ。口に入るものでもないし、製品が直接ユーザーに届くものでも無い、自動車部品製造用の金型、それがこの事故でキャンセル。安全を確認に来てくださいと言っても、今、東海村には行きたくないから駄目と言われたとの悲痛な声が載っていた。 こんな記事を紹介した朝日新聞が発行す週刊誌が、こともあろうに「ばらまかれた死の灰」の記事を載せた。新聞広告を見て退勤後に書店に寄ったが、置いてなかった。売り切れたのか、処分されたのかは定かでないが、内容をみることは出来なかった。でも、この記事が今度の事故報道の一面を見せているようだ。 放射線も放射性物質も中性子線もγ線も皆ごちゃ混ぜ。それにしても「死の灰がばらまかれた」のような報道を、一流新聞系の週刊誌が見出しに出すとは、ひどすぎるのでは無かろうか。死の灰が降り注ぐ茨城のイメージでは、どこかで安全宣言をしても、むなしい叫びになる。無条件で安全では無いにしても、マスコミはこんな時にこそ、正しい報道をして貰いたいものだ。 メールやWebでご心配戴きましたが、当方は無事です。 10/3/1999(驚いた危険予知能力) 10/1の朝、その異変に気が付いた。いつもの虫の声が聞こえない、鳥の姿も見えない。雨模様だと一斉に鳴きだす蛙の声も無い、不気味な静寂。この動物達はテレビやラジオで情報を得ている人間とは違う、20数Km先の事件は見えないはずだ。でも、異変をいち早く感じ取ったのだろう。何処に隠れたのか、何をしているのかは分からない、ただ危険から身を隠す術は知っているようだ。 テレビではレポーターが唐変木な報道をしている。見えない放射線が相手だから、言う事に困っているのだろうが「周りに人や車がほとんど見られない」と繰り返すだけ。避難や屋内待避の地域なのだから、当たり前の事。自然の変化に気を配った報道は皆無だった。 10/1の午後には鳥の姿もちらりと見られ、夜には虫も鳴き出した。今10/3の朝だ、虫も、鳥も、そして蛙の声もほぼ普段通りに聞こえてきた。最後に現れたのは蛙、危険予知能力が一番優れているのだろうか。 事故の影響が今後どれほどの範囲、期間に及ぶのか、知る術は報道しか無さそうだが、自然に耳を傾けていれば、何かが得られそうだ。ともかく、こんなに素晴らしい自然が、ずさんな行為で二度と汚染されないように願っている。 10/1/1999(拝啓アップル様) 見て、触れて、購入でき、 販売できる体制を作って下さい 9/22夢荘日記もTell Usに投稿しました、読みましたよね! 緊急事態発生 |