夢荘日記　　　　99年４月

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4/28/1999（原田社長への手紙第２弾）
PRESIDENT ONLINE （99/5　「日本型パソコン流通」を見て、そうだったのかと思うとともに、もう一度原田社長に手紙を書きたくなりました。下記手紙をHollyさんに託しました。

・・・・・・・・・・・・原田社長への手紙第二弾・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アップルコンピューター株式会社　　　　　　　　　　　　　　1999/4/27
　原田社長殿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　実名

Hollyさんの企画に賛同し、地方に住むMacユーザーの要望を述べさせて戴きます。（一度書いたのですが、追加の手紙です）

ネット上で、プレジデント５月号の「アップルは「iMac」でパソコン市場をまた創った～日本編、「日本型パソコン流通」を断ち切った3ヵ月アップルジャパンの強気」を読みました。
キャノン販売との対決など原田社長の並々ならぬ決意に、そんな事までされたのかと、思わず感動しました。

強い商品と、効率的な販売システムが出来たと思いますが、やはり地方ユーザーにとっては物足りないところが有ります。

お願いは「各駅停車のMac販売店」を育てて戴きたいにあります。
今のiMac店は地方では特急停車駅の、さらに一部の町にしかありません。この苦情は多くのところで聞かれていると思いますが、あえてもう一度言わせて下さい。

MacMastersを切って、本当にMacを置く力の有る店を選別した事には敬意を払います。でも、ここまで出来たら、次は普通のユーザーが多く集まる電気店を選び、そこにMacを置いてもらう努力をすることではないでしょうか。米国ほどの通信環境も無く、通販の慣れも少ない日本では、目で見て手で触る環境が必要です。

Macの裾野が広がれば、関連したハードも安価になりますし、ソフト開発にも弾みが付きます。それはユーザーにとっても、貴社にとっても利益になるはずです。

回復には切り捨てが必要だったと思いますが、これからの発展には気軽に行けるMac販売店の育成が大切と思います。
iMac,G3の次にはP1やG4等、魅力あふれる強い製品が控えているはずです、それが目に見える、触れる各駅停車のMac店の出現を心待ちにしています。

この準備が出来たら、あとは分かり易い広告です。

　　　　　　　住所、氏名：ここでは略
　　　　　　　E-mail: yumesou@mail.hidecnet.ne.jp
　　　　　　　ホームページ:http://www.hidecnet.ne.jp/~yumesou/
・・・・・・・・・・手紙本文終わり・・・・・・・・・・・・・・・・・・

原田社長の手に届くことを祈ります。

4/25/1999（樹齢300年の山桜）
激しい雨の中、隣町の山のなか松岩寺に向かった。そこには樹齢300年の山桜が有る。先週は未だ堅いつぼみ、今週が見頃のはずだ。

途中の山々の景色は先週とは一変して、むせかえるような若葉に覆われている。それでも目的の地に近づくと山桜に混じり梅や桃が咲いている、それほど遠くに来た訳では無いのに、そこは春が一気に訪れる山里。福島に三春と言う町がある、春を迎えると桜、梅、桃が同時に咲くのでその名が付いたそうだ。そこまで行かなくても、こんな近くに三春の地が有った。

雨に煙る中に、樹齢300年の山桜が現れた。さすがにこんな雨の中を訪れる酔狂な人間もいない、山桜と我々夫婦だけの出会い。しだれるような枝に、うっすらとピンクを帯びた花と葉が広がる。老樹の趣では無く、しっかりと歳を重ねた風格と勢いを感じさせる。華麗でも侘びの世界でも無い、落ち着いた美しさを漂わせていた。

ソメイヨシノと違い山桜の寿命は長いと聞く。夢荘から見える山桜は樹齢30年ほどだろう、これから数百年生きてどのような世界を見るのだろうか。今、雨の中で若葉が勢いを増している。

4/24/1999（日本語練習帳）
自分のページの文章には何時も迷っている。「です、ます調」と「である調」が、日によって混じったり、時には同じ文章に混在してしまう場合もある。

同じ事を言うのに、短い文章にしたいので「です、ます調」より「である調」に近い「・・・だ」にしているつもりだが、うまくいかない。天声人語の文章を真似しようと思うのだが、とても力が及ばない。

4月14日のtktrさんのページに「日本語練習帳」が紹介された。ポイントの一つは【「のである」「のだ」を消せ】と、【「が、」を使うな】だそうだ。

なるほど、なるほど、しかしずいぶん使ってしまったし、これからも使ってしまいそうだ。【「が、」を使うな】は読み返しで注意できそうだが、（と言いながら、ホラ使ってしまった）・・心して書くようにしたい。

Webを回ると色んなページに出会う、（ここにも「が」を使いたくなった）さすがに本家のtktrさんは上手だし、国語の先生いおりさんの文章は見事だ。ここのようないい加減な日記でも、読んで戴くためには、もう少し文章の書き方を学ばなければと痛感した。思えば理系の私は論文の書き方は学んだが、文章の書き方は小学校の作文から進歩していないのかも知れない。

参考書「日本語練習帳」を買いに行ったのだが（ン(*_*)又が）、ここある町の本屋には置いて無かった。注文で10日くらいかかるらしい、さてそれまで何を基準に書いたら良いだろう。ともかく【「のである」「のだ」を消せ】と、【「が、」を使うな】を心しよう。

4/21/1999（原田社長への手紙）
Hollyさんの特別企画に賛同し、原田社長への手紙を書きました。同じ内容をここに公開します。

・・・・・・・・・・原田社長への手紙開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アップルコンピューター株式会社　　　　　　　　　　　　　　1999/4/21
　原田社長殿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夢荘の実名

Hollyさんの企画に賛同し、地方に住むMacユーザーの要望を述べさせて戴きます。

（１）voice@apple.co.jpを復活させてほしい。
全ての製品企画、方針は顧客（ユーザー）の要望に適合しているかどうかが、経営戦略の基本だと思います。社内事情とか親会社の事情に合わせる企業は生き残れません。
アップルコンピューター株式会社殿の経営にも、日本のMacユーザーの要望を直接汲み取るシステムが必要ではないでしょうか。E-mailの窓口があれば、地域の差も無く、生の声を直接知ることが出来るはずです。
これは貴社にとってもMacユーザーにとっても、明るい未来を見いだす手段になると思います。ぜひ、ご検討下さい。

（２）地方にもMacを置く、一層の努力をしてほしい。
地方のMacユーザーの悔しさは、Macを置いたパソコン店が少ない、たとえ置いてあっても、店員はMacの知識がなく、Macを勧めない場合が多いことです。いくら使いやすいMacでも、お店に無かったら初心者は買いません。これではMacユーザーの裾野を広げることは出来ません。
貴社にとっては地方の販売店も顧客のはずです。顧客を大事にして、Macを置いて良かったと思って戴く、今一層の努力が必要と感じます。

原田社長の言われた「VAIOを買った人が後悔するような」ものを心待ちにしている、地方ユーザーの要望です。

　　　　　　　　住所、氏名（ここでは略）
　　　　　　　　E-mail: yumesou@mail.hidecnet.ne.jp
ホームページ:http://www.hidecnet.ne.jp/~yumesou/
・・・・・・・・・・原田社長への手紙終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

恥ずかしい文章です。でもこんなのでも出していますので、皆さんためらわずに出して下さい。

4/19/1999（森の恵み）
山菜の季節になった。山菜の王者と言われるタラの芽を求めて山に入り込んだ。途中の山々を車から見て、あまりの綺麗さに息をのんだ、芽吹き始めた薄い緑の中に山桜が点在している、まるで日本画を見るようだ。カーブを曲がるとまた別の山桜、ここに住んで20数年、どうしてこの春の景色に出会えなかったのだろう、ほんの短い季節の演出なのだろうか。良く出掛ける山道なのに、また新しい発見をしてしまった。

目的のタラの芽は、大方摘まれてしまっている。こんなところまで知っている人がいるのかと思うのだが、同好の士はいるもので、早い者勝ちのタラの芽は既にその人たちのものになっていた。それでも少し奥に分け入るとなにがしかの収穫はあった。

この付近は「海幸、山幸」の民話発祥の地だそうだ。山が海に迫っているので、どちらの幸も簡単に手に入れることが出来る。今日も袋を持って山菜取りをしている人達をあちこちで見かけたし、岩清水をペットボトルに詰め込んでいる人も見た。そんな山から1時間もかからない海はワカメ、アワビ、ウニの宝庫だ。この海の幸は漁業権の無い素人には取ることが出来ないが、浜に流れ着いたワカメを味噌汁にちょっと入れるだけで、春の味覚を味わうことができる。

収穫したタラの芽はゆでて酢味噌合えにして夕食の膳に。ライトアップした夢荘付近の山桜を見ながら味わう森の恵み、海幸、山幸の地に乾杯だ。　

夢荘の山桜の下にスミレが咲いています。葉の上には桜の花びら

4/17/1999（新し物好き）
iMac333MHzの話も古くなってしまったのか、ネット上のテンポは速い。ほんの少し前なら数十メガヘルツのクロックアップは鳴り物入りの新製品だった、それが見かけも値段も同じで、いつの間にかクロックアップしていた時代に突入。Appleの非常識なのか、これがこの世界の常識になってきたのか、ともかく驚きだ。

こんなテンポの速い世界とは違った、あまり進歩の無い世界と思っていた男性化粧品の整髪料の話。私の年代は液体整髪料の出現とともに青春が始まった。それ以前の方々がヘヤークリームやポマードだったが、若者の整髪料って感じで登場した。でも、これもネットを巡回される多くの方々が生まれる前の、遠い昔の話。

その後も整髪料は少しずつ進歩をしてきたのだろう、使う銘柄も種類も変えてきた。最近ある雑誌にワックスと言われる整髪料が紹介されていた。液体から固形に変わり、昔のポマードみたいな形態が新しい整髪料だそうだ。もっとも若者向けの雑誌では無いので、若者には当然の事なのかも知れないが、そんなものが有るのかと、商品の展示法の記事に興味を引かれた。

それによると、目の高さにこのワックスが置いてあり、上下に視線を移すと、比較的新しい整髪料、そしてずっーと下には、今でも昔の青春時代に出会った液体整髪料が置いてあると書かれている。

早速、郊外のドラッグストアーに行ってみると、この記事のとおりであった。確かに足の下の方には懐かしい整髪料があり、目の高さにワックスが置いてある。新しいものから古いものまで、同じ展示台に生き続けている。単価が安く、利益率が大きな化粧品だからこその世界なのだろうが、いきなりiMac333MHzの世界とあまりにも格差がある。

で、iMac333MHzは購入しないが、ワックスは購入。このワックスすこぶる調子が良かった、きっとiMac333MHzも快適なのだろう。新し物好きも簡単に試せるものと、そうでないものが有る。次はG4狙いか・・・・。

4/13/1999（賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ）
賢者は歴史に学ぶそうだが、愚者の私は経験に学ばないとMacのトラブルに対応出来ないようだ。

使い始めたWorkPad、これで出張の車中でもMacintosh WIREが読めると喜び、テキスト保存した記事をHotSyncした。いざ車中で読もうとすると「なんだこれは、尻切れトンボ、途中までしか無い」のだ。

帰宅して再チャレンジ、でも結果は同じ、やはり尻切れトンボになってしまう。諦めて休日のWeb巡回、ポチさんのWorkPadワン×2講座の初回を見ると、上の結果は当然なのが判明。純正のMemoPadでは4KBまでしか読めないと最初の最初に書いてあるではないか。WorkPad入手前にこのページは読んでいたはずなのに、まるで頭に入って無かった、おまけに添付されたマニュアルにも書いてあるのだ。
まさに愚者は経験に学ばないと覚えないとは良く言ったものだ。

改めてワン×2ポイント講座（私はワンワン講座と密かに呼んでいる）の第一講「Palm上でテキストを読もう」を熟読、J-Doc ReaderとMakeDocDDを利用した方法にチャレンジ。なんとこの二つのソフトは前に見たときダウンロードして有ったのだ、全く歴史に学んでいない自分に恥ずかしくなる。

この方法で青空文庫からダウンロードした石川啄木の「一握の砂」と「悲しき玩具」をWorkPadに取り込む。これは凄い、簡単に文庫本が出来てしまう、これが全て無料とは、ソフト開発や小説のテキスト化に力を注がれた方に感謝、感謝だ。

このワン×2講座や「Macで行きますぜぃ！」さん「THE POOH FILES」さんなどPalm、WoekPadの初心者向けに易しく解説されたページは、私のようなWoekPad超初心者には唯一の手掛かりと言える、経験に学ぶ前に、もう少し歴史にも学びたいものだ。

arara etc.さんにリンクしました。無料でMacの4コマ漫画が見られて、ケーキ情報や日記も有る、ほっと出来る喫茶室みたいなページです。

サミいさんの考えに賛同します（夢荘も地方のMacユーザーです）
アップルの皆さん、あなた達が扱っているMacintoshを心から愛しているのならば、あなた達が扱っているMacintoshを最高のパーソナルコンピューターだと信じているのなら、あなた達が扱っているMacintoshが世界を変えることが出来ると信じているのならば、どうか地方都市の現状を調査し、営業をもっと幅広くするように努力していただけないでしょうか。出来るはずですよ、１ユーザーであるサミいでさえこれだけ心を痛めているのですから、、、。サミい

4/10/1999（WorkPadで夢荘日記は・・・）
Macとつながる私のモバイル第一号、WorkPadを持って出張。帰りの特急のなかでWorkPadで夢荘日記を書こうとチャレンジしてみた。結果は数行書いて断念となった。まだ文字入力のGrafftiに慣れていないためか、慣れてもほんのメモ的な入力にか適していないのか、ともかく初めての試みは失敗であった。

このWorkPad、Macとの連携がスムーズなので、入力は全てMacにまかせWorkPadは見るための道具にしていたから、文字入力の練習は熱心ではなかった、もう少し訓練する必要がありそうだ。ザウルスでは文字入力のみだったので、必死に練習したが、便利が裏目にでることもあるものだ。

今日は出張の疲れのまま、午前中は休日出勤、あまりにも調子が悪いので早々に退社し、昼食後に昼寝をした。１時間ほどぐっすり眠るとすっかり元気を取り戻した。Macだけでは無く、人間も再起動が必要なようだ。

今、夢荘からの景色はすばらしい、川の向こうにソメイヨシノが７部咲き、その手前の川までの斜面は、山桜が１部咲きから大きく膨らんだつぼみで煙ったような雰囲気だ。これから雨になるとニュースは伝えている。使い始めたWorkPad、偶然にも手に入ったAppleのデジカメQuickTake150、この週末は桜とMacに囲まれて過ごせそうだ。おやっ、雨だ。

4/7/1999（桜山）
山桜がちらほらと咲き出した。桜と言えばソメイヨシノを思い浮かべる方が大半だろうが、この付近の山には自然の山桜が多い。ここには桜山さんと言う苗字が有るが、なるほどと納得出来る景色が広がっている。

ソメイヨシノとの違いは、葉と花が同時に出てくることだが、もう一つの違いは、一本として同じものが無いと思えるほど多様な種類がある。花の色は白から濃いピンクまでそれぞれ微妙に違うし、花と葉の比率も違う。葉はほとんど目立たずに花に覆われている木もあれば、さわやかに葉と花がマッチしているのも有る。

これが山一面を覆うと、ソメイヨシノの名所とは別の趣が出てくる、桜色一色では無くて、一本一本が個性を出し、それでいて全体が一つの絵にまとまっている。更に開花時期もずいぶんと差があるので、移りゆく姿が素晴らしく、長い期間にわたって花の時期を楽しめる。

この山桜は鳥が運んでいるのだそうだ。花が終わると山桜には１�位のサクランボが一杯なる、この実は自然に落ちたのでは発芽しにくいそうだ、鳥が食べて実を消化し種が糞として地面に落ちると、発芽しやすくなるらしい。

これは自然の知恵らしい、自然に落ちた実から全て発芽してしまっては、実を付けた木自身の環境が悪くなる、そこで鳥に種を運んでもらい、遠くで子孫を繁栄させることになる。もちろん実生だから、色んな遺伝子を受け継ぎ、個性有る木が育つ訳だ。

自然の摂理と恵みを受けて、これからしばらく山桜の饗宴を楽しめそうだ。夢荘の春もこれからが本番である。

4/5/1999（行き来した Mac-WorkPad-SoftWindows）
先日Mac版のPalm Desktopでアドレス帳が入力出来ないと書いたが、とんだ思い違いであった。メニューバーの下に現れるアイコンの一番左Create Contactをクリックするとアドレス帳が現れるのだ。Windows版やWorkPadの表示と違うのでとまどってしまっただけのようだ。

でもMac用はパッチを当ててもスタイルは英語版のままなので、日本語の読み（振り仮名）の部分が変になる、漢字名ー豆腐みたいのー振り仮名に表示されてしまう。もちろんWorkPadではきちんと見えるのだから、問題が無いと言えば無いのだが、Macでの入力に困ってしまう。これまで宛名職人で作成した住所録が利用出来ないか悩んだが、漢字だけ入力すると割り切ってしまえば、問題は無さそうだ。コピーーペーストの手間はいるが宛名職人のデータが利用出来ることが分かった、Mac側で処理した後、最終的にはSoftWindowsで振り仮名をいれてやればOKだ。

PalmOSを介してMacとWindowsがシームレスに繋がった感じになる、やはりWorkPadは凄い。まだソフトのインストールまではいってないが、これはなかなかのもののようだ。

話はがらりと変わるが、今日は夢荘から川に至る途中にあるスモモの花をライトアップしてみた。DIYの店で工事用の屋外照明器具を購入しスモモの下枝に取り付けた。暗くなって点灯してみると、これは凄い、真っ暗な中に、真っ白なスモモの花が浮き出てくる。この景色を妻と二人だけで楽しむ、なんとも贅沢な夕食であった。あらためて田舎生活万歳、そしてここの自然に感謝である。

4/3/1999（WorkPadを購入）
やっとWorkPadが4/1の夜到着した。現物を見ないで購入を決めたのだが、手に取ってみるとなかなか感じが良い。これまで使っていたZaurusに比べたら格段に軽くて小さい、これなら手帳と一緒に持ち歩いても苦にはならない。

翌日は出張、特急のなかでマニュアルを見ながらいじってみる。少し特殊な文字で入力するのだが、これが意外とスムーズに認識される。優れた手書き文字認識を持つZaurusでも、私の下手な文字は誤認されることが多かった。このWorkPadの方式はアルファベットに特化しているので、素早く迷わずに認識してくれる。聞いてはいたが、なかなかのものだ。

と、ここまでは味見のようなものだが、肝心のHotSync。MacにクレードルをつないでWorkPadを装着、HotSyncボタンを押す。んん・・ん、あっけなく成功。それではとPalmDesktopの予定表に少し入力して、いざHotSync。おやっ？WorkPadを見ても予定表に何も無い！？？？

何回かやってみたが、うまくいかない。仕方なくSoftWindowsに切り替え、WorkPad付属のCD-ROMでWindows版のPalmDesktopをインストール。こちらの予定表に入力してHotSync、今度はきちんとWorkPadにデータが送られている。Windows版にはアドレス帳もあるので、当面この方法で使うようになりそうだ。でも慣れないWindowsは使いにくい、この休みに何か解決方法が出てくるだろうか、WorkPad三昧になりそうだ。

解決している！上のHotSyncは休日出勤した会社でちょっとやってみた結果。自宅のMacでやったら、Mac側にデータが移植され、そこで変更してHotSyncすると、WorkPad側もきちんと追加されている。但しこれは予定表の話で、アドレス帳はSoftWindowsからしか登録出来ていない。

？？？だ、ポチさんのワンワン講座々、Macで行きますぜぃ！さんの特集・WorkPad日本語版を良く読んでからのチャレンジだったが、原因はよく分からない。こんな超初心者の同時進行的なWorkPad講座でも書こうか、無理かな・・・・、ともかくWorkPadは面白い、当分楽しめそうだ。

4/1/1999（あれっiMac？）
フジテレビお昼の人気番組「笑っていいとも」でタモリがApple Studio Display 17" CRTを見て、「これiMac！」って言ったとか、同じ事を身近でも聞いた。妻と市内のパソコン店に行ったら、そこにもこのディスプレーが置いてあった。帰宅してMacの話しになった時、妻はiMacを見たけど、色が安っぽいと言うのだ、でもiMacは市内には無いので見たはずが無い。そう、タモリと同じくStudio Display をiMacと勘違いしているのだった。

パソコンに詳しく無い人でもiMacと言う言葉を知り、イメージも持っている、これまでのパソコンでは考えられなかったような認知度だ。やはり鮮烈な色と形が家電感覚で受け入れられたのだろう。でも、そのiMacも現行機種は生産を中止し、黒いiMacが登場するらしい。売れている時に次の手を打つ、Appleも大企業病から回復しているようだ。先日の日記で書いたギルバート・アメリオ氏はAppleには正式なCEOが必要で、ジョブス氏は大企業の経営者には向いて無いと発言している。今のAppleには大企業的管理より、創業精神に戻ったチャレンジ精神こそが必要だと思う、それにはジョブス氏が適任なのではなかろうか。

個人的には、カラフルからモノトーンへの変身は大歓迎だ。鮮烈な色は革命には必要だが、長く使うものにはどうかなと思う。今のiMacはこれまでのパソコンに革命をもたらしたのだから、役目は十分に果たした、次は落ち着いた雰囲気が漂っても良いだろう。

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