夢荘日記    2000年6月


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6/29/2000(command+Bで広がる世界)
頭痛からやっと解放された、頭の芯には痛みが残るものの起きて動けるようになった。経過は、火曜日には頭痛をこらえて勤務、帰宅後は早々に就寝したのだが、夜中には耐え難い痛み。頭痛薬で痛みが和らいでいる時にページ更新と会社への連絡、そのまま寝込んだ。(それでも良く更新したものだ)

午後には、横になっていれば痛みは感じなくなってきたのだが、起きると駄目。うつらうつらしながら、目が覚めたのが午後4時半。長いサラリーマン生活のサガなのだろうか、勤務時間中は余計な事をしないで、治療に専念?寝ていたことになる。

頭痛の原因は疲れか、シロアリ駆除薬の副作用か。疲れならこれで解消したはずなのだが、シロアリ駆除薬なら怖い。今日のような雨の日は、窓を締め切っているので、余計に臭う。これから夏に向かって風通しが良くなるのが、唯一の救いだ。

頭痛が和らいでから、ベットでMac Fan internet 7月号を読んだ。先日の出張時に車中で読もうと購入したもの。その109ページからの「ワンランクアップのTips&テクニック」のIE5 ShortCutに「とにかく画面を広く広く」が有った。おっ!これを、あのページに適用すれば、読みやすくなるだろうと直感した。

それはCommandキー(キーボード左下のリンゴマーク)を押しながらBキーを押す方法。ツールバーから余計なものが消えて、画面が広がる。ツールバーの設定でテキストのみにしているから、もともと余計なものは少ないのだが、この方法の画面は全然違う、広々とすっきりしている。WebMasterが考えたのは、きっとこれなのだろうと思う画面。もう一度Commandキーを押しながらBを押せば元に戻る。

あのページとはここザ・マッカーズシンジケート vol.2、らいおんさんがチャレンジしている縦書きのページ。17インチモニターで解像度832×624では、上下にスクロールしないと見えないものも有る。(憂鬱病)それが、この方法を使うと、きちんと表示される。ともかく上の方に余計なものが無いから、すっきりと気持ちが良い。

ショートカットって色々有って憶えにくいが、一度憶えてしまえば便利なもの。Internet Explorer 5でCommand+Bは使いこなしたいショートカットだ。

6/25/2000(いつの間にか、ホームページを始めて2年が過ぎた)
この「夢荘にて」を初めてアップしたのが1998年6月19日、丸二年が過ぎた。最初の日記にはこんな事が書いてある。
「何とかアップ出来ました。早朝(深夜?)に起きて、2時間の悪戦苦闘の末が今のページです。」
その時の焦りが、これを見て蘇ってきた。

アップしたものの、いつまで続くか自信は全くなかった。なにしろ日記なんて、何度もチャレンジしたが、その度に三日坊主。二年間も続けられたのは、やはりアクセス数の増加。未だお会いしていないが、リピーターの方、リンク戴いているページから来られる方、そして最近はいぬから来られる方、そんな多くの方々をネットの向こうに見ているからだろう。

良かった事、心を痛める事の両方があったのが「頑張れ!Apple」。ネット上のお馴染みさんだけでなく、初めての方々から賛同や励まし、あるいは反論を戴き、大きな繋がりを実感した。一部に誤解かなと思われる騒動があって心を痛めたが、過ぎてしまえば、それも一つの通過点。私は私以外の何者でも無いのだから、自然体でこれからも続けていきたいなと思う。

見るだけから自ら発信する動機を与えてくれたtktrさん、ホームページ最初のメールのeddieさん、恐れ多くも「私もこのようなページを作りたいものだと長年思い続けている」と書かれた秋山先生、遠くから自然破壊に、待ったを掛けたサミいさん、ネット上で知り合った方で、唯一お会いしたキムチのミズノさん、その他書ききれない訪問者の方々、本当にありがとうございました。

これからも、Macの有る限り、続けていきたいと思います。

6/23/2000(無線の時代、嬉しくもあり・・・)
MACお宝鑑定団さんによると、次期iMacは「ワイアレス・キーボードとマウスが付属する」らしい。それにG3/450MHzとG4/400MHz、20GBのHD。今の高性能機に更に機能が付加されて、明日のコンシューマー機になる。となると、次のG4も期待できる。どこで新機種に乗り換えようか、これは悩みと言うより、楽しみなものだ。

今、足下はDSU,TA,モデム等のケーブルでごちゃごちゃしているし、机上の線も邪魔ではある。これが無くなれば随分すっきりとした気分になるだろう。エアーマックに加え、マウスの線が捻れたり、何処かに引っかかったりもなくなる。モニターも液晶、更にプリンターがコンパクトで静音、無線になれば、机上の快適さは格段と良くなる。

ともかく、でかいものや線は邪魔だ、無い方が良い。でも、その「線」が飯の種。入社早々、「無線」と社名を間違えられたことのある身としては、その人の先見性に複雑な思いだ。しかし、邪魔なもの、無駄なものは消えていくのが当然なのだろう。しっぽの痕跡、尾てい骨が有るくらいに変身していかないと生きてはゆけない。

線が無いのは良いことだと、公私両面で考えることにしよう。何か歯切れの悪い、今日の日記になってしまった。

6/21/2000(自動車優先、郷に入っては郷に従え)
ここ茨城県は交通事故ワースト3に入っているはず。確かに交通マナーは悪い。自分の車の進行を阻むものは駆除する態度と思えば良い。だから、横断歩道に人がいても止まる車は無い。

この地で運転を始めたときに、それを知らないために危ない思いをしたことがある。前方の横断歩道近くに人がいたので停車した、こちらは停車するのは当然と思ったのだが、その人は怪訝そうな顔で歩き出さない。どうぞと促したが、しばし躊躇。やっと歩き出したとき、後ろから来た車が猛スピードで、停車している私の車を追い越した。危うく轢かれるところを、躊躇していたために助かった。この話は以前書いた気がするのだが、同じ思いをまたする事になる。

妻に会社まで送って貰った時だ。やはり横断歩道に人を発見、妻も車を止めた。人は歩こうとしない、助手席の私は歩行者に、どうぞの合図、それでも動かない。又、ここでも後ろから来た車が猛スピードで追い越していく。歩行者は未だ動かない、しかたなく車を発進した。歩行者は車が無くなってからしか渡らないのが癖になっているのだろう。

別の日、歩いて会社までの道。道路が混雑しているから車はのろのろ運転。これなら横断歩道を渡っても大丈夫だろうと思い、運転者に合図して歩き始める。先は赤信号だから止まると信じていたのだが、のろのろ運転の車がそのまま突き進んでくる。後ずさりして避けるが、冷や汗がどっとでる。正に、車の進行を阻むものは駆除する態度。ここでは車が絶対に来ない事を確認出来ない限り、横断歩道は渡れないようだ。2度も経験していたのに、未だここの人には成りきっていなかった。

6/19/2000(グラフィックアクセラレーターカードを入れたのだが)
G3DT233の改造最終段階。グラフィックアクセラレーターカードATI Nexus128とUSBカードを購入した。USBはいずれ購入予定のデジカメ用、グラフィックアクセラレーターカードは、G3DT233もG3カードにより500MHzで動作しているので、ビデオ性能向上が狙い。

これにはATI Nexus128とFormac ProFormance3のどちらにするか迷ったのだが、Macに付いてる安心感と、多少の安さから前者にした。取り付けは簡単PCIスロットに挿し、ソフトをインストールするだけ。MacOSにもATI関係のドライバーが付いているので、いろいろ試みる。が、どうやっても、ノートンのSystem Info測定結果が早くならない。ならないどころか、取り付け前よりも遅くなっている。ATIディスプレイで3Dメモリが設定出来なかったり、ATIリソースマネージャーが無いと言われてしまうので、何か設定が悪いのかも知れない。

ならば、体感はどうか。これが早くなっている気がする。G3カードのような劇的な効果は実感出来ないのだが、このソフトEarthBrowserが綺麗に動くようになった。取り付け前は、布に書いた地球が風に揺れるようなぎこちない動き方、それがスムーズに動く。もっとも青白G3-350と同じ程度ではあるのだが。

改造と新機種購入とどちらが特か。恐らく割り切って考えれば、新機種それも少し値落ちした機種購入がコストパフォーマンスが最も高いのかも知れない。だが改造(PCIカード取り付けくらいだが)も、適当に割り切れば、かなり安いものにつく。今ならG3カードがかなり値下がりしてきたので、これだけで満足すれば、効果も見えて安いものになる。

ところが、これだけで満足出来ないのが、改造の楽しみであり、落とし穴でもある。さてさて、グラフィックアクセラレーターカードはこれで正常なのだろうか、いじり回すのも疲れたので、しばらくこれで良しとしよう。か。

6/18/2000シロアリ駆除とグラフィックアクセラレーターカードとUSBカードと
17日朝9時の約速通り、シロアリ駆除屋さん登場。昨夜と今朝は台所や食堂の食器、鍋釜を2階に非難。かなり疲労気味の顔で説明を聞き、作業に入ってもらう。床下に潜り込んでの薬剤散布、大変な仕事だ。ま、この仕事はやりたくないなと思う作業。

猛烈な刺激が来るのかと想像していたが、思った程では無い。以前はシロアリ駆除済みと書いた、新築中の家に近づいただけで、喉が変になるような刺激が有った。今日はそんな事は無い。勿論、処理中の家に居た訳ではなくて、夢荘だったり、外に居たりではあったが、居たたまれない刺激は無い。

数年前に従来の駆除薬が禁止され、弱い薬にはなっているようだ。臭いや刺激が弱まったのか、効果が弱まったのかは知らないが、進歩なのかも知れない。臭いが無いだけで、人間への毒性が強いのでは恐ろしいのだが、ともかく駆除作業は5時間ほどで終了した。予定よりかなり時間が掛かったが、やれれやれ一件落着。

これを書いているのは夕方の7時過ぎ。今日着くはずのグラフィックアクセラレーターカードとUSBカードは未だ来ない。配達時間を指定しなかったので、文句は言えないのだが、かなり遅い。もっともこの辺の宅配便は時間指定しても、あまり守られないのが実体。お客の都合より、配達員の都合が優先するから、午後と指定しても、午前中に持ってきてしまうのは当たり前。

その時間に居なければ、また後から来るから、早い場合は何とか許せる。ちょっとどうかなと思うのは遅い配達。その場合は、配達員が自宅に帰るついでに持って来ることが多い。私服で個人の自動車に乗って、暗くなってからやってくる。宅配便を装った強盗も有るそうだから、本来なら許されない行為だろう。

そんな事にいちいち目くじらを立ててはいけないのが、ここの常識。郷に入っては郷に従えで、待つことにしよう。グラフィックアクセラレーターカードの効果、印象については明日の日記で紹介、それを待つおかげで、今晩も更新出来たと考えよう。
(8時少し前に、一応宅急便の制服を着て配達にきました。)

6/17/2000(更新時刻付きリンク集の効果は凄い)
このページも更新時刻付きリンク集「いぬみかん」と、その子アンテナ「ボルタ族」にリンクされている。そこにリンクされてから、アクセスが倍増したのだが、更新しないと覿面にアクセス数は減少する。

例えば夜に更新したときは、21時〜23時59分のアクセス数が26、更新しないと4。個人のマイナーなページだから、その時間帯でも数人の方の訪問が普通なのだろう。それが更新すると、その6倍以上。この差はいぬみかんとボルタ族からの訪問の有無。リンク集から初めてこのページを訪れて戴けるだけで感謝だし、もしブックマークに登録された方がいたら、ページ運営者として、飛び上がる程の嬉しさ。

昨夜は夜の9時5分に更新したのだが、おっちょこちょいに加えて頭痛、Last-modified:2000/06/15 21:05と書くところを、何とLast-modified:2000/06/16 21:05と記述。その時には未来の時間だから、訪問者は「やっぱり、おっちょこちょいだな、夢荘は」と思われるだけなのだが、コンピューターが更新時間を取るリンク集ではUnknownになってしまう。そのため更新したのに訪問者は7名。それを早朝に気づき訂正すると、3時〜5時59分の時間帯でも15名。まさに歴然。

そんな失敗ネタで、今晩も更新。どうか、いぬみかんやボルタ族から訪れた方、ブックマークに登録して、こんな間違いを見つける楽しみを、味わられたらいかがでしょうか。

それは冗談にしても、こまめに更新していきますので、よろしくお願い致します。

6/16/2000(何とか頭痛が和らいできたが)
丸一日経った風呂上がり、やつと頭痛が和らいできた。昨夜の宴会でタバコの煙に蒸された後遺症。タバコ好きには信じられないかも知れないが、ひどい二日酔いを想像したら、ご理解戴けるのだろうか。

私も以前は、タバコを吸っていた時期も有る。その時は電車の座席に座ると「吸ってもよいですか?」と聞いて、エチケットを守っていた気になっていた。恐らく嫌な人もいたのであろうが「・・どうぞ」に甘えて、堂々と吸い始めたものだ。酒は断ればその人の身体には入らない、でもタバコの煙は断ってもお構いなし、周りの人の身体のなかに進入していく。これはタバコを止めて、やっと実感した。

止めると、禁断症状があったり、太ったりするそうだが、私の場合にはあまり感じなかった。もともとタバコが身体に合っていなかったのだろう、禁断症状どころか、どんどん煙に弱くなってきた。今では広い部屋で、誰かが一本吸い始めても、心臓がどきどきし始め、タバコの存在を感知する。

だから、宴席の煙の中では、拷問にあっているようなもの。心臓の苦しさは通り越して、ひどい頭痛が始まり、そのうち意識朦朧となってくる。大げさのように思われるかも知れないが、体質的に酒を飲めない人に、無理矢理口を開けて酒を流し込んだらどうなるかを考えて戴くと、少しは理解出来るのではと思う。服に付いた臭いだけでも頭痛を増加させるから、宴会場を出てもこの状態は続く。

そんな訳で、自宅に辿り着くと、玄関の外で着ているものを脱ぎ捨て、上着をハンガーに掛けて外に乾し、下着を洗濯籠に投げ込むと、浴室に飛び込む。全身を洗うと、少し落ち着いてくるが、頭痛は治まらない。身体を拭くのもそこそこにベットに潜り込むのだが、頭痛でうつらうつらの睡眠。

だから丸一日経って、やっと頭痛が和らぐのが常。これが連続すると、体調を戻すのに一週間以上は掛かるようになる。今度の月曜日も宴会、かなり調子を壊しそうだ。
何故この世にタバコが有るのだろう。

6/14/2000(本当だろうか、Windowsが無いと言ってiMacを返しにくるのは)
信頼される筋(?)によると、iMacを買った若い女性が、Windowsが無いと言って返しに来る事例が少なからず有るそうだ。まさかとは思うのだが、OSを意識しないで、デザインを見て買う人もいるだろうから、この話もあながち疑わしい話では無いようだ。

この町で唯一Macを扱う家電兼パソコン店の嘗てのビラに、Internet出前セットの宣伝があった。そのセットを購入すると、自宅に来てプロバイダーの契約から、接続設定、Webやメールが使えるような設定全てをしてくれる。その中にはWindowsの設定も含まれていて、MacなのにWindows設定!と書いてあると以前日記に書いた。お笑いごとでは無くて、本当の話。

今や、その出前セットはDOS/Vマシンだけになったから、間違いなくWIndowsの設定。でも、Macの書き方を訂正したのでは無くて、Macはそこから消えただけ。それは「Windowsが無いと言ってiMacを返しにくる」のと同じ事が起きたのか、それともMacの需要は全く無かったのかは不明。だから本日の題名が笑えない事実に思える。

そう言えば、iMacに似たDOS/Vマシンが発売されたとき、確か「このパソコンではWIndowsが使えます」と目立つように書かれていた気がする。多数が正義と、皆と同じ事を好む民族性がそうしているのか、アップルが説明不要、良さを分からない人は買わなくても良いと大きな態度なのか分からないが、どっちも有りそうな感じだ。

もしアップルが「Windowsが無いと言ってiMacを返しにくる」事実を知ったら、販売店を叱りつけるのでは無くて、謙虚に反省して、より分かりやすい説明をする工夫をして欲しい。だって、Macは使いやすくて、気持ちの良いパソコンなのだから。

6/12/2000(やはりWindowsは判らなかった)
近くに住む方にメールを出したが届かないと言う。WindowsユーザーでメーラーはOutlook Express、アドレスはniftyの記号のような名前と@.nifty.com。ここしばらくメールが来ていない(受け取れていない)らしい。WindowsもOutlook Expressも良く知らないMac初心者。でも、見れば何か判るかも知れないとの思いで、お宅に伺う。

うっ、起動ボタンはどこですか。初めから超初心者丸出し。DOS/V機にはキーボード上に起動キーが無いのは知っていても、いざとなると戸惑う。Outlook Expressの受信ボックスをみると、確かに4月上旬からメールは来ていない。MacOS9のコントロールパネルに有るインターネットみたいのは無いかと探すのだが、これがまた判らない。サーバーの設定がどうなっているのか、何処を見て良いのか判らない。ご本人も、そんな設定は嘗て苦労してした覚えはあるが、よく分からないらしい。プロバイダから来た書類に有ったかも知れないと、あちこち探すのだが、出てこない。

結局判らず終いで断念。MacもWindowsも慣れなのだろうが、慣れないWindowsはまるで判らない。見た目はかなり似てきたOSだが、やっぱり全くの別物、WIndowsは判りませんと退散した。

パソコンでInternetは簡単、簡単と宣伝しているが、やっぱり難しい、家電のように買ってきてスイッチを入れればOKとはいかない。それに買った時には、もう最新の状態では無くて、アップデータが必要なものもある。インストールなんてやった事の無い人が、かなり多そうだ。パソコンを購入した人のどれくらいが使いこなしているのか、置物同然にしているのか。持て余しているのが実体かなと感じた日だった。

iMacだったら、本当にパソコンのパの字も知らない人が、Internetを始められるのだろうか。ともかく世の中、皆がWindows。

6/10/2000(マイクロソフト分割に賛成)
ワシントン連邦地裁が、マイクロソフトの2分割を命じる是正命令を言い渡した。決着するまでには未だ時間が掛かりそうだが、実現すれば21世紀に良い結果をもたらすと私は思う。

これまではWindowsに有利になるように、マイクロソフトの全てのソフトが作られていただろう。2分されOSと応用ソフトが別会社になれば、かなり違った展開が期待出来る。勿論、Windowsが圧倒的なシェアーを維持し続ければ何も変わらないが、リナックスとMacOSの合計が40%を超えれば、事態は変わるだろう。2分割の効果が現れるのは、Windowsの競争相手が出現するのが前提にはなる。

もし、そうなれば、応用ソフト会社は開発するソフトの基本構想を立てたら、いかに効率よく複数のOSに対応したソフトを書くかに専念するだろう。そこにはWindowsに有利になることの配慮は全く必要がない。いかに早く、ソフトをデファクトスタンダードにするかだけを考える。Windowsでもリナックスでも、MacOSでも動くソフトを早く作るのが、企業の存亡を決める。

ソフト作成には全くの素人だから、かなりの誤解はあるかも知れない。でも、今のWindows支配よりは、ずっと良い世界が広がる気がする。もし、MacOSがそれまで元気でいたらの話だが。

6/9/2000(ボーナス時期のチラシにもMacは無い)
ここではボーナスの時期。それを狙ったパソコンのチラシは有るが、そこにMacのマの字も無い。全てWindowsマシン。裏側のソフトの宣伝ではWin,Macハイブリッドとほんの少しのMacソフト。ATOK13(Mac,ワープロソフト)だって!

この店では無いと思うが、店員がMacにはグラフィックソフトは有るが、ワープロソフトは無いと説明したそうだ。そこで自慢げに出したのだろうか、ワープロソフトATOK13?これを見て購入した人はビックリするだろう。やっぱりMacにはワープロソフトは無いと信じてしまう、きっと。

iMac展示店には、時々Appleの人らしき人が、展示内容をこっそり調べにきているそうだ。指示通りでないと後日ご指導があるらしい。この人員に限りがあるから、iMac展示店が増えないなんて馬鹿な事をしているのだろうか。Appleの美学かも知れないが、そんな余裕の時代では無いと思う。

この人達がどれほどいるのかは知らないが、余計な美学に拘らないで、多くの販売店に、Macを正しく理解して戴く、店に置いて戴く、チラシにも出して戴く、に力を注げないのだろうか。その方が、限られたリソースを有効に使う事になると思う。そんな馬鹿な事はやらないよと、今のアップルは言うのだろうか。

6/7/2000(やっとAppkleWorks6.0.4登場)
やっと、と言う表現が正しいのだろう、AppleWorks 6.0.4.アップデータが登場した。シンプルテキスト並からワープロに昇格?した。32KBを超える書類が扱えないのが仕様だ!と主張したとか、その後発言を訂正したとか、どこかの首相と同じような物議を起こしたソフトのアップデータだ。

早速アップデートして、クラリスワークスで3.7MBある書類をAppkleWorks6.0.4に変換。結果は問題なし、スクロールも修正も問題なく出来る、落ちることは無い。ファイヤーウオール内からWebでのテンプレートもダウンロード可能になっている。結果良ければ全て良し?では無いと思いますよアップルさん。

「AW 6.0.4 アップデータについて」には「AppleWorks 6.0.4 は、AppleWorks 6.0 発表時の性能、互換性、安定性に関する数多くの問題が修正されました。」とは書かれているが、これまでの不具合についてのお詫びの一言も無い。32KBを超える書類が扱えないワープロ機能ソフトは、明らかに欠陥商品のはず。ユーザーにはお詫びして、アップデータの連絡、新しいCD-ROMの郵送をするのが、そんな欠陥商品を売り出したメーカーの責任だろう。その微塵も無いようだ。

AppkleWorksは値段と機能からもコストパフォーマンスの高いソフトだし、MS Officeのようなお節介なところも無い。これから、どんどん良いソフトになっていくだろう、そう期待したい。だから、ここでジャストシステムがATOK13のバグで見せた、素早い対応を見習って欲しいものだ。

なんて書いてもしょうがないから、Tell USに投稿するのが良いのかも知れないが、虚しいしな・・

6/6/2000(都会的な田舎なのかも知れない、ここは)
5/30の朝日新聞だったろうか、都会と田舎暮らしの議論が出ていた。都会派は野末陳平氏、田舎派は失念した。その内容を紹介するのが目的では無くて、それを読んで、私が時々田舎暮らしの良さを紹介している事に、少し補足説明が必要かなと感じたままを書いてみたい。

本当の田舎には、村の掟みたいなものが有って、よそ者を受け容れない風土が有るようだ。それが田舎住まいを面倒なものにして、都会の人を移り住めないものにしているのだろう。都会の良さは、そんなものが無くて、刺激も多い。よそ者は、それと正反対の田舎には住めない、住もうと思わない理由だろう。

ここ、ある町は、元々はそんな村だったのかも知れない。でも、そこに企業が生まれ、企業の発展とともに村も町から市へと大きくなった。村の掟よりも企業の掟の方が優先され、その企業に所属する我々は、何の違和感もなく田舎に溶け込める。住んでいるのは田舎だが、生活習慣は都会的。だから、煩わしさを感じないで、自然が一杯の田舎の良さだけを満喫出来る。田舎バンザイと言う私の感覚はそんな特殊事情がありそうだ。

陳平氏のように、海や山を見ても直ぐに飽きてしまう、都会の雑踏や刺激が欲しい派には住めないかも知れないが、自然が一杯の田舎の良さを満喫出来る派には、こんな町は素晴らしい住み心地だ。今の日本では、古い田舎と、ここのような田舎とどちらが多いのだろうか。田舎の煩わしさを知らない、えせ田舎者だから大きな事は言えないのだが、地方には住みやすい田舎も多いと思う。だから田舎バンザイなのだ。

6/4/2000(毎日更新する?新コーナーを設置)
6月3日からこのページの最初の方に「今日の一言」のコーナーを設置しました。その日にオッとかアッとかフーンとか感じた事を一行から数行で書いて見たいと思います。

動機は二つ、一つはtktrさんの5月31日の日記を見て、オッこの家は良い!何時の日か夢荘もこれにしたいと思った事。良いなと思っても、それを夢荘日記に書きつづると、くど過ぎるだろうし、タイミングもずれてしまうだろう。ならば、単純に「オッこの家は良い!何時の日か夢荘もこれにしたい」と率直な気持ちを、そのまま表現するコーナーが欲しいなと思った。

もう一つはいぬのページ。更新時間でリンクページを並べる、アンテナと言うのだろうか。このページも選んで戴いたのだが、皆さん更新が速くて、二三日更新しないと後ろの方になってしまう。そこから訪問される方が多いので、最初の方にあるのと後ろの方ではアクセス数がかなり違ってしまう。アクセス数を増やすのが目的では無いが、やはり多くの人に訪問して欲しい気持ちは強い。

そこで生まれたのが「今日の一言」のコーナー。どちらが本当の気持ちかと聞かれても、困ってしまう。ただ一言、率直な気持ちを表現したいと考え続けてきた時に、たまたま二つの事が動機付けになったとしか言いようが無い。

私自身に独自のニュースソースが有るわけでも無いので、訪問したページでオッと思った事とか、新聞を見てフーンと感じた事とか、その日の体調とか気象とか、何でもポロッと漏らす独り言のようなコーナーです。果たして毎日更新出来るかどうか分かりませんが、気軽に書いていきますので、気軽にお付き合い下さい。

6/1/2000(朝、釣り人の姿で6月を知る)
家を出て直ぐに川を渡る。その川の中に多くの釣り人の姿。鮎の解禁、そうだ今日から6月なのだ。マニアは休日を取って解禁日に備えるのだろうか、どう見てもリタイヤした人ばかりとは思えない、いや、皆現役の人々のようだ。釣りキチと言う言葉があるから、何とか都合をつけて休みを取っているのだろう。

今年は川の改修工事があったので、どんな釣果になるのだろう、聞いてみたいが、なにしろ急ぎの通勤途上。それでも無惨に広がった川幅も、少しずつ自然に戻り、今や元の川幅に近づきつつある。人が手を加えても、自然の力の方がずっと大きいのを見せつけている。川底の汚泥が除かれたとしたら、あの工事も良いところも有ったのだろう。

雨上がりで緑が綺麗だ、川辺には残ったアヤメ(に似たもの?)の黄色とのコントラストも素晴らしい。雨で濡れた木肌を見て、黒松とは良く言ったものだと感心する。これまでは赤松に対して黒松と言うのかと思っていたが、本当に黒い木肌。赤松は濡れても赤い、どちらも綺麗だが、黒松がこれほど綺麗とは思わなかった。

浜辺は一面にピンクの花が広がる。地面を這うような草に、朝顔のような花が咲いている。砂浜と地を這うようなピンクの花、その先には青い海と白い波。周りには霧が立ちこめ、なんとも見事な光景。

どうやら、その花は「浜昼顔」らしい。広辞苑第5版では
はま‐ひるがお【浜昼顔】‥ガホ
ヒルガオ科の蔓性多年草。海岸の砂地に自生。茎は長く地に臥す。葉は腎臓形厚質で光沢がある。初夏、葉腋にアサガオに似た淡紅色の花を開く。旧大陸の温帯・熱帯海岸に広く分布。(季語、夏)
とでている。

ここは北限、南限が重なっているが、北限なのだろうか。鮎と浜昼顔で6月を迎えた。

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